注文住宅を検討するとき、家づくりの実情を調べるために経験者や業界人のブログを読みまくる、という人は少なくないでしょう。
家づくりの大まかな流れや、失敗したポイント、成功したポイントをまとめて吸収できますから、効率的に情報を集められる賢い選択と言えます。
このページでは、そうした注文住宅を主テーマとするブログを横断的に読み込み、多くの人が悩んでいるであろう点を抽出して、対策方法やお役立ち知識をまとめてみました。
これから家づくりを検討されている人は、ぜひ参考に目を通してみてください。
また、別ページ「リアルな声が満載!注文住宅を建てたい人が読むべきブログ21選 」では、おすすめのブログをたっぷりご紹介しています。
目次
予算
注文住宅を建てようと考えた時、多くの人が頭を悩ませるのが、予算です。
大抵の場合、住宅ローンを借りることになりますから、単純に貯金がいくらあるから予算はいくら、と判断することができません。
また、せっかく注文住宅を建てるわけですから、自分たちの要望も可能な限り叶えたくなるのが人情。家づくりの過程で予算がいつの間にか膨らんでしまうのも、よくある話です。
ブログでよく見る予算の悩み
新築の打ち合わせをしていると、「いつの間にか予算オーバー!」ってありますよね。かくゆう我が家も、大してワガママを言ってないつもりなのに、気づいたら予算オーバーでビックリした経験があります。
※引用元:新築で予算オーバーしたら削るべき8つと削っちゃダメなとこ4つよくある話ですが、まず最初に住宅会社へ要望をたっぷりと伝えてプランを書いてもらって概算見積を出してもらったら・・・「思てたよりも高いやん・・・。予算オーバー」となることが多々あります。
※引用元: 家づくりを計画中の予算オーバー・・・コストダウンの効果的な方法を書いてみました。 : 舞鶴市の木を愛する…塩見工務店「健康・快適・幸せ」に暮らせる木と自然素材の家づくり専門店ブログ
予算はどう決めるべきか?
予算は一朝一夕に決められるものではありませんが、少なくとも注文住宅メーカーに相談にいく時点である程度目処をつけておかないと、身のある相談ができません。
そこでまず考えたいのが、叩き台となる暫定的な予算です。
最も手軽なのは、月々に無理なく返済できる金額から逆算すること。月々の返済額を家賃として捉え、いくらなら滞納することなく支払えるのかを検討します。
たとえば家賃10万円まで許容できるなら、借入期間を35年とすると10万円×12ヶ月×35年で4200万円までのお金が借りられる、と判断できます。
上記は金利を考慮しない極端な例ですが、こういった方向性で具体的な金額を詰めていくと、無理のない範囲で予算を設定することができるはずです。
ちなみに住宅ローンは、月々の返済額が収入の25〜35%の範囲に収まるのが理想とされています。返済額を決定する際は、この割合を1つの指針にしてみてください。
予算をオーバーしたら
家づくりで予算をオーバーした際にまず考えたいのは、コストの削減です。返済負担は生活の質に直結しますから、予算を引き上げるのは最後の最後、そのまた最後まで待ちましょう。
予算を下げる方法には、主に以下のような選択肢が挙げられます。
- 予算を変えずに希望を叶える方法はないか、担当と一緒に知恵を絞る。
- 優先度の低い設備のグレードを下げる。
- 自前で用意できるものは自前で用意する。既製品のほか、DIYも可。
- 施工の負担を減らす(住宅を小さくする、外のアウトラインに凸凹があるなら四角形に近づける、等)。
最もトライして欲しいのは、担当さんと知恵を絞るという点です。
正攻法では実現できない要望でも、その要望で叶えたい本質的な課題を浮き彫りにすることで、全く別の解決策が出てくる可能性があります。
担当さんと忌憚なくコミュニケーションできる関係性を築いていることが前提ですが、こうしたアイディア出しは家づくりの醍醐味でもあります。
積極的に相談を持ちかけ、落とし所を探されてみることをお勧めします。
デザインスタイル
注文住宅の大きな魅力は、自分たちの希望に合わせて自由にデザインできるという点にあります。
しかしいざデザインを考え始めたとき、手がかりが掴めず、何が正解かわからなくなってしまうことも少なくありません。
ブログでよく見るデザインの悩み
住宅は建ててから何年も住むことになります。一時期の流行りに流されたデザインにすると、何年か経って、「昔流行ったデザインの家か、軽薄な家だな。」と思われたり、自分で流行りに流されたことを悔んだりする可能性もある訳です。
※引用元: おしゃれなデザイン住宅(注文住宅)の作り方とは? | 生活防衛ブログ -メメントモリ-「デザイン住宅」と呼ばれる住まいでも、デザインのテイストはさまざまです。個性の強い建築家の設計した住まいは、おしゃれであっても人によっては好まないこともあります。嗜好が合わない建築家に依頼すると、打ち合わせで意見が合わないことが多く、スムーズな住まいづくりが難しくなりがちです。
※引用元: いい事ばかりじゃない? デザイン住宅のデメリットとその回避方法|ieny[イエニー]
押さえておきたい定番デザインの種類
デザインを検討するときは、既存の施工事例からヒントを得るのが一番です。
ここでは、注文住宅メーカーの公式ページなどでよく紹介されている主なデザインスタイルをピックアップし、それぞれの概要を紹介してみたいと思います。
シンプルモダン
シンプルモダンとは、余分な装飾がない、無機質なデザインスタイルをさします。
白を基調としていることが多く、空間全体を明るく、清潔に演出することができます。
ガラスや金属、プラスチックなどを主な素材とし、アクセントとして布製や木製のインテリアを配置するのが王道です。
和モダン
和モダンは、シンプルモダンに和風の装飾を加えたデザインスタイルです。
和風建築と洋風建築は、一見すると相性が悪いように思われるかもしれません。
しかし畳や障子、格子をあしらった飾り窓などは現代建築とも自然と馴染み、伝統的な趣と洗練された機能美との組み合わせを楽しむことができます。
もちろん、専門知識がないと難しいものですが、シンプルモダンよりも空間に温かみを持たせられるのが魅力です。
アジアン(オリエンタル)
空間を広くとって、ゆとりのある雰囲気を演出するのがアジアンスタイルです。
構造もインテリアも天然素材が中心となりますので、長く暮らせば暮らすほど味わい深くなっていくのが魅力。
自宅でリゾート地のような開放感を味わいたいなら、このスタイルを検討してみるのも良いでしょう。
南欧風
地中海沿岸部を思わせる、淡い色の瓦屋根や薄い色の漆喰で塗られた外壁などが特徴的なデザインスタイルです。
石造りでより温暖な雰囲気を演出したり、ロートアイアンを効果的に使って引き締まった印象を与えたり、自然素材を組み合わせて幅広いバリエーションのデザインを楽しめるのが魅力。
ネットで現地の画像を探せば、参考になるデザインをたくさん見つけられるのもいいですね。
北欧風
自然素材の魅力を生かした、シンプルながらナチュラルで温かみのある雰囲気が特徴的なデザインスタイルです。
なんでも北欧では、長い夜を快適に過ごすために、室内に明るい色(白やグレー、木目等)を多く採用しているのだとか。
また、「良いものを長く使う」という意識が浸透しているため、時間が経っても色褪せない自然素材をインテリアに多く採り入れているのも特徴です。
肩が凝らない、ナチュラルな雰囲気を演出したいなら、ぜひ検討したいデザインスタイルと言えるでしょう。
立地
注文住宅は、戸建て住宅よりも費用が掛かる傾向にあります。少なくとも建物以外の条件が同じ場合、建売よりも安い注文住宅はまず見当たらないでしょう。
そのため、理想の住宅を建てるために、立地に妥協して土地の価格を抑える、という選択肢を選ぶ人も少なくありません。
ただ注意したいのが、慎重に土地を選ばないと、住み始めてから後悔してしまう可能性があるということ。
その土地の利便性は、住み始めてからしばらく経ってわかってくるものです。「覚悟の上で住み始めたけどやっぱり失敗だった……」ということにならないよう、立地は慎重に慎重を重ねて吟味されることをおすすめします。
ブログでよく見る立地の悩み
これは、注文住宅を買う前に、住む前に分かることだとは思いますが、どうしても住んでみてから不便に思うこともあるでしょう。私の場合は、『スーパーが近くにない』ってことでした。
※引用元:注文住宅「これは失敗した!!」後悔しやすいポイントまとめ - 超トレンドマニアおそらく仕事をしている旦那さんは共働きの夫婦は、家の快適度よりも通勤時間が短い立地の良い土地の方が良いはず。安易に家の予算を上げるために立地の悪い土地を購入してしまうと、実際に生活したときに不便で仕方ないって後悔する羽目になります。
※引用元:注文住宅で後悔する人急増?建売にすればよかったって思う4パターン - 副業ブログで稼ぎ【不動産購入】を提案する元不動産屋のサイト
立地を妥協するときは慎重に
住宅の設計・デザインと立地、どちらに予算を割り振るのかというのは非常に難しい問題です。ケースバイケースによって、正解となる選択肢も変わってくるでしょう。
ただ知っておきたいのが、設計・デザインは作りようによって後から変えることができても、立地だけはどうしようもない、ということです。
もちろん一口に立地といっても、各人によって具体的な条件は変わってくるでしょう。
駅を利用しないのであれば駅近である必要はありませんし、食材を宅配サービスで調達するライフスタイルなら、スーパーが近くにある必要はありません。
土地を選ぶ際は、ライフスタイルと直結し、かつ努力ではどうにもできない事項を洗い出した上で、どこまで妥協できるのかを検討されることをおすすめします。
間取り
注文住宅を建てた人のブログを読んでみると、意外にも間取りに後悔している、という声をよく見かけます。
慎重に検討して要望を形にしたはずなのに起こってしまう失敗。実際に住んでみるまでは気づけない落とし穴にはどういうものがあるのか、傾向と対策をチェックしてみましょう。
ブログでよく見る間取りの悩み
自分が建てたい家、実現したい暮らしがはっきりしているほど求めている情報に出会えるのは一般的な検索と同じですが、家づくりを始めたばかりの頃は建てたい家や実現したい暮らしがまだよくわからないことが多いからたいへん です。
※引用元:注文住宅の業者選びのコツ~ポイントは比較のしかたです~ | 愛知・岐阜の注文住宅・リフォーム 長久手Studio | 中島工務店今から建てる人は外観・日当たり・風通しもよーく考えてね(;^ω^)自分も建てる時は「わかっとるわい!」と思ってましたわ… 工務店が提案してくれる間取り・玄関位置が良いに決まってると思い込んでいたので結果、大失敗ですわ。
※引用元:間取り - ほぼ失敗の家を建てた子無し夫婦+ワン
よくある失敗ワースト3選とその対策
リクルート社が出している住宅情報誌、HOUSINGによると、注文住宅における間取りの失敗ワースト3は、収納、部屋の広さ、防音に関するものだそう。
今回はこの3点について、それぞれどういった落とし穴があるのか、どうすれば失敗を避けられるのか、簡単にまとめてみました。
収納
収納の失敗で考えられるのは、配置と容量、そして構造の3点です。
収納のしやすさだけを考えて、収納するものを使うタイミング、場所を検討しておかないと、いざ使い始めてから後悔することになりかねません。
また、配置だけに満足して奥行きや高さ、仕切りや開口部の構造等の検討を疎かにしても、同様の問題が起こります。
こういった失敗を避けるためには、現在住んでいる住居で、計画段階の収納を再現してみて、実際の使い勝手を確かめてみることをおすすめします。
実物を再現して検討する場合と、想像だけで決めてしまう場合とでは、仕上がりの満足度が大きく違ってくるはずです。
ダンボールなどの簡単な代替品でも構いませんから、生活の中にその収納が本当に馴染むかどうか、慎重にチェックされてみてください。
手間は掛かりますが、こうした実験は意外に楽しいはずです。
部屋の広さ
部屋の広さも、想像だけで決めるのは避けたほうが良いでしょう。
テープや紐などを使って現在の住まいの床にレイアウトを施し、家具を配置した場合に生活に不便がないか、シミュレーションされてみることをおすすめします。
大切なのは、天気や1日の生活の流れ、四季の流れ、10年先、20年先の未来まで、考えられる状況を、網羅的に検討することです。
またその際は、家族各人や来客者の視点も忘れずにチェックしましょう。
防音
音に関しては、事前にシミュレーションすることができません。経験者の声やこれまでの知見を元に、慎重に対策を考えていきましょう。
たとえば、以下のような音に関してストレスを感じるケースが多いとされています。
- 生活空間と道路が近すぎで、家族間のやりとりが外に漏れていないか不安。
- 吹き抜けにしたら上下階の音がお互いにまる聞こえ。
- 子供部屋をリビングの真上に作ったらドタバタ音がすごい……。
- キッチンやトイレのそばに自室があり、換気扇や水音が気になる。
間取りを考える際には、音が出るポイントに印をつけた上で、隣室はもちろん上下に音が響いても問題がないか、チェックされてみることをおすすめします。
業者選び
理想の注文住宅を形にできるかどうかは、業者選びに掛かっていると言っても過言ではありません。
極端な話、業者によっては、こちらの要望が固まっていなくても経験と直感で潜在的な要求を掘り起こし、さらに要望を先回りした提案を行ってくれる可能性もあるからです。
とはいえ、そうした優秀なパートナーを見つけるのは簡単ではありません。家づくりの経験者や関係者のブログを読んでいると、業者選びの難しさに触れているものをよく目にします。
ブログでよく見る業者選びの悩み
そもそも、なぜ 住宅会社選び に迷ってしまうのか?その原因のひとつに、情報量の多さが挙げられます。郡山市だけでも何社あるのでしょう?数多くある 住宅メーカー が、競うように「うちがいい!うちがいい!」と、住宅メーカーペースで話を進めるため、選ぶ側としては困りますよね?(;´д`)トホホ…
引用:自分たちに合った ハウスメーカー選び、失敗しない はじめての家づくり私は常に「優良業者に出会いたい」と考えて工務店探しをしていたにもかかわらず、結果的に理想を叶えてくれる建設業者に出会うことはできませんでした。それほど、柔軟で優れた提案力と施工力のある業者にめぐり合うのは、難しいものであると考えています。
引用:注文住宅の購入で失敗した実例!家づくりで失敗しないマイホームブログ | 注文住宅相場と資料請求
業者選びのポイント
では、自分たちにあった業者はどうやって選べば良いのでしょうか。
身も蓋もない話ですが、フィーリングで選ぶのが一番です。もちろんプロとして一定の技術力を持っている、ということは大前提ですが、何よりも重視すべきは、自分たちと似た感性を持っている会社、スタッフかどうか、ということ。
まずチェックすべきは、造っている住宅のデザインの傾向。要望を出せばどのようなデザインにも対応してくれるオールラウンダーの業者もいますが、大抵は特定のデザイン分野を得意としていることが多いです。
専門誌やウェブ情報の施工事例などを参考に、ピンとくるデザインの注文住宅を手がけている業者をピックアップしていきましょう。
この段階では、とにかく量をこなすことが大切となります。検討しているエリアが対応範囲かどうかは考えず、魅力に思う施工事例を片っ端から収集してみてください。
その後は、ピックアップした施工事例を分析して、自分たちがどういう住宅を魅力に感じるのか、考えられる要素を箇条書きにしていきます。
施工事例と、重視したいポイントのリスト、少なくともこの2つがあれば、相談時の打ち合わせで困ることはないでしょう。
あとは信頼できる住宅会社をひたすら探す
造りたい住宅のイメージを固めたら、施工事例をピックアップした業者の中から、自分たちと感性が近そうな業者をランク付けして、相談していきます。
ウェブ上にある口コミや家づくりへの思いといった情報が参考になるでしょう。
また、最近はSNS上にも意外な情報が転がっていたりするものです。興味を引かれた住宅会社への言及がないか、一度検索されてみることをおすすめします。
依頼したい住宅会社をピックアップしたら、あとは相談行脚です。
一度話をしてみて、馬が合うかどうかや、レスポンスが的確かどうか、といった点を特にチェックされてみてください。
一見、家づくりと関係ないように思われるかもしれませんが、住空間は、自分たちのライフスタイルを反映するものです。住みやすさや魅力に思うポイントに正解はありません。
ツーカーで意思疎通ができるような、感性が近いスタッフに造ってもらった方が、ぴったりくるものに仕上がる可能性が高いでしょう。
住宅会社の種類についても知っておく
注文住宅のパートナーを探す際は、家づくりを依頼できる業者の種類についても知っておくと、スムーズでしょう。
多くの場合、以下の3種類のどこかに依頼することとなると思います。それぞれの特徴をまとめますので、参考にしてみてください。
ハウスメーカー
ハウスメーカーは、全国展開しているような規模の大きい住宅会社を指します。
設計を規格化することで大量生産を行い、ローコストで住宅供給を行っているのが特徴。
主力は規格住宅ですが、複数の規格を組み合わせることでデザイン・設計に幅を持たせた住宅シリーズをラインナップしていることも多く、「注文住宅ほどコストは掛けられないけどデザインにはこだわりたい」という方におすすめです。
ちなみに、ハウスメーカーが手掛けるのは、厳密には注文住宅(オーダーメイドの住宅)ではないことがほとんどです。
ただ、そもそも注文住宅という単語の定義が曖昧のため、複数の規格を組み合わせるタイプの住宅も注文住宅と呼ばれることが少なくありません。
工務店
工務店は、地域に根ざして家づくりを行っている住宅会社です。
小さい会社は市区町村、大きい会社でも、各都道府県内に留まって堅実に実績を伸ばしているケースが多いです。
独自に規格化した住宅を行っているところもありますが、完全オーダーメイドの注文住宅を手掛けている工務店も多く、自由度の高い住宅を作りたいならまず候補に挙げておきたいところです。
設計事務所
設計事務所は、設計だけを行う会社です。施工は別途依頼することになるためコストは掛かりますが、設計やデザインに特化しているだけあってきめ細かい要望を叶えることができます。
中には芸術品のような住宅を実現してしまう設計士もおり、見た目にこだわりたい場合はぜひ検討したい業者であると言えるでしょう。
まとめ
注文住宅づくりについてブログで情報を収集する場合は、以下のような知識を頭に入れておくと、より効率的に情報の取捨選択ができるはずです。
- 予算は無理なく返済できる額から逆算して決める。収入に対する返済額のボーダーは25〜35%前後。
- デザインを決めるときは、主流のデザインスタイルをまず把握し、イメージを固めていく。
- 立地は後から変えられないため、可能な限り妥協しない。
- 間取りを考えるときは、想像で判断せず、必ずシミュレーションを行う。
- 業者選びで重視すべきは、施工事例とフィーリング。
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