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費用は?流れは?年齢は?家を建てるまでに知っておきたいこと総まとめ

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費用は?流れは?年齢は?家を建てるまでに知っておきたいこと総まとめ

家を建てることは、一生のうちに何度もない大きな出来事。いつかは理想通りのマイホームを手に入れたいと夢を膨らませている方も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ家を建てると言っても、いつから計画を立てれば良いのか、費用はどれくらい用意すれば良いのかなど、不安なこともありますよね。

そこで今回は、家を建てるまでに知っておきたいことをまとめてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事がおすすめできる人

  • これから家を建てようと考えている人
  • いつかはマイホームが欲しいと思っている人
  • 家を建てることのメリット・デメリットが知りたい人
  • 家を建てるまでの流れが知りたい人
  • 家を建てるのにかかる費用について知りたい人

なお以下の記事でも「注文住宅」について詳しく解説しています。ぜひ、本記事と合わせてご覧ください!

・ いくら必要?住宅ローンで発生する諸費用の目安と節約のコツ
・ 知っておけば後悔なし!注文住宅収納の基礎知識
・ 本当に大丈夫?20代で注文住宅を建てる時に知っておきたいこと

家を建てることのメリットとデメリット

家族と家の画像

まずは、家を建てることでどんなメリットとデメリットがあるのかを考えてみましょう。

メリット

家を建てることで得られる4つのメリットを紹介します。

自分の家を持つことができる

まず一つ目に「マイホームを手に入れた」という満足感を味わうことができます。

これからローンを支払っていくことに不安を感じる方もいると思いますが、やはり自分の家を持つということは、多くの人が憧れる夢。終の住処ができたという安心感もあるでしょう。

もし何らかの理由で引っ越しをすることになったとしても、売却したり、賃貸物件にしたりと資産運用に活用することができます。

また、家族に残すことができるのも大きなメリットです。

毎月の家賃出費がなくなる

最近は低価格で建てられる家も増えています。家を建てた場合も毎月ローンを支払わなければいけないことに変わりはありませんが、建てる家の価格によっては家賃よりも住宅ローンが安いという場合もあります。

賃貸住宅の場合はずっと家賃を支払い続けていても、自分のものにはなりませんが、注文住宅ならローンの支払いが終われば資産として活用することが可能です。

また、時間の経過によって家自体の資産価値が落ちてしまっても、土地の資産価値はそれほど変わらず、場合によっては上昇するということもあり得ます。

間取りを自由に決められる

賃貸住宅の場合、どうしても「もっとここがこうだったら…」という不満が出てきてしまいがち。なかなか100%満足できる物件を探すのは難しいですよね。

家を建てる際には、完全に自由に間取りを決めることができます。細かな制限はありますが、住宅会社はできる限り施主の要望が叶うようにプランを提案してくれます。

家族構成やライフスタイルに合わせて自由に設計ができるので、より住みやすく愛着の湧く家になるでしょう。

騒音などのストレスが軽減する

マンションやアパートの問題点として挙げられるのが、音の問題。隣の部屋の生活音や会話などが原因でトラブルに発展してしまうということも少なくありません。

また、こちら側に音が漏れているのであれば、こちらの音も隣家に聞こえてしまっている可能性が大いにあります。なるべき音を立てないように生活するのはとてもストレスですよね。

一戸建ての家なら、そのような音のトラブルから解放されます。特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭や、楽器演奏などをしたいという方にとっては大きなメリットになるでしょう。

デメリット

次に3つのデメリットについて紹介します。

まとまった費用が必要

家を建てる際、ほとんどの方が住宅ローンを利用します。住宅ローンは、大げさに言ってしまえば借金を背負うということ。多くの場合、35年程度の時間をかけて大金を支払っていかなければいけません。

また、住宅ローンを借りるためには頭金が必要です。用意できる頭金が多ければ多いほど、後々のローン返済が楽になるため、できるだけまとまった金額を用意しておけると良いでしょう。

メンテナンス費用がかかる

家は建てたら終わりではありません。時間の経過とともに、外壁や屋根などが劣化したり、設備に不具合が出たりします。

それらの問題を解決するためには、定期的なメンテナンスが必要。業者に依頼して点検を行い、修繕を行わなければいけないためその分費用がかかります。

そのメンテナンスを怠ってしまうと、生活に支障が出ることはもちろん、大きな工事が必要になり莫大な費用が必要になることも。そうならないためにも、こまめに点検して少しずつ修理を行うのがおすすめです。

引越しがしづらい

家を建てるということは、その場所に長く住み続けなければいけないということです。

慣れ親しんだ土地に家を建てる場合は良いですが、あまり馴染みのない土地を購入して家を建てる場合は注意が必要です。

というのも、周辺の環境は実際に住んでみないとわからないこともあります。ご近所に付き合いづらいと感じる人がいるなど、もし何か問題があったとしても、一度家を建ててしまえば簡単に引っ越すことはできません。

長く住み続けることを考えて、土地選びは慎重に行うようにしましょう。

家を建てるのに最適な時期はいつ?年齢別に解説

葉っぱの画像

人生において、どのタイミングで家を建てるかは重要な問題。

いつ建てたから失敗、ということはもちろんありませんが、年齢によって得られるメリットとデメリット異なるため、自分に合った時期をしっかり見極める必要があります。

20代

注文住宅を建てる年代として最も多いのが30〜40代だと言われていますが、最近は20代で家を建てる方も増えてきました。

20代で家を建てることは、費用面で大きなメリットがあります。住宅ローンの返済期間を長く設定できるため、定年退職までに完済することも可能です。

一方収入や貯蓄が少ない場合、どうしても借りられる住宅ローンの金額が制限されてしまい、理想通りの家を建てることが難しくなってしまうことも。

また、家族構成や仕事環境などがこれから大きく変化する可能性があり、長く住み続けることができなくなってしまうという心配もあります。

30代

30代になると、家族構成や仕事環境などを考慮した家づくりがしやすくなります。20代と同じく、比較的長く住宅ローンを組むことができるため、早い段階で完済できる可能性も高いでしょう。

一方、30代になると多くの方が考えなければいけないのが、子供の教育費。住宅ローンの返済との両立が必要なので、計画的にプランを考えておかなければいけません。

また、何かと忙しい世代でもあるため、なかなか家づくりに時間をかけられないという方も多いでしょう。

40代

40代になると、これまで計画的に貯蓄をしていればある程度まとまった金額を用意することができるため、住宅ローンの金利負担を軽減することができます。

また、職場の同僚や友人など、周囲に家を建てる人が増えているため、話を聞いたり相談したりしてよりスムーズに計画を立てることができるでしょう。

しかし、40代になると定年退職までに住宅ローンを完済することが難しくなってきます。また、貯蓄する期間が長い一方で、20代・30代と長期に渡って賃貸住宅での家賃負担をしなければいけないということも頭に入れておきましょう。

50代

50代になると、さらに貯蓄に余裕が出てきているご家庭も多いでしょう。予算に余裕があれば、老後の生活を踏まえて最新の機能や設備を取り入れるのも良いですね。

今後の収入の見通しが立ちやすく、家計が破綻してしまうという心配も少なくて済むでしょう。

ただし、年齢が上がれば上がるほど、長期間の住宅ローンが組みにくくなることは確か。健康状態によってはそもそも住宅ローンが組めないという場合もあるため、心配な方は早めに相談をしておくのがおすすめです。

60代

60代になると、子供達との同居を考えて二世帯住宅などを検討する方も多いでしょう。50代と同じく今後の収入の計画が立てやすいため、無理なくプランを考えることができます。

また、健康状態やライフスタイルにぴったり合った間取りを作ることができるという点も大きなメリットです。

しかし60代では、さらに住宅ローンを利用することが難しくなります。その場合は、親のローンを子が引き継ぐことができる親子ローンなども選択肢のひとつとして家族で相談してみましょう。

家を建てるまでの大まかな流れ

階段の画像

家を建てようと決めてから、実際に引き渡されるまでの大まかな流れをまとめました。

予算を決め、情報収集をする

まずは予算を立てましょう。現在支払っている家賃や、毎月の収入を考え、月々いくらなら返済していけるかを逆算して予算を決定します。

また、予算を決めるのと同時期に、家を建てる土地や依頼する住宅会社の情報を集めます。最近はインターネットで簡単に情報を集めることができるので、通勤中などの隙間時間を利用して、効率よく情報収集を行いましょう。

身近に家を建てた経験のある人がいる場合は、話を聞いてみるのもおすすめです。

土地の決定、住宅会社の検討

予算が決まったら、次は土地探しです。建て替えなどすでに土地をお持ちの場合は不要ですが、土地がなければ家を建てることはできません。

土地の形状や周辺環境によっては、理想通りの間取りが難しい場合もあるため、建てたい家をイメージしながら土地探しを行うと良いでしょう。

また、住宅会社探しも重要です。どのような依頼先があるのかを知った上で、気になる会社の資料などを取り寄せてみましょう。

住宅会社によっては、土地探しも一緒に行ってくれる場合があります。

プランの概算見積もり

気になる会社が見つかったら家のプランを作成してもらいましょう。

住宅会社には必ず得意・不得意があるため、いくつかの会社にプランの作成を依頼し、予算と合わせて検討すると良いですね。

いくつかの住宅会社を検討している段階で、価格で比較したいという場合は、できるだけ同じ間取りで見積もりを出してもらうのがおすすめです。

住宅会社の仮決定

ひとつの住宅会社に絞り込むことができたら、さらにプランの内容を詰めていくために設計申込を行います。

まだ仮の状態なので、この時点でやはり違う会社にお願いしたいと思えば解約をすることも可能。しかし、実際に詳細なプランを立ててもらうことになるため、10万円程度〜費用がかかる場合もあります。

地盤調査

建築プランを立て、最終的な見積もりを出すためには、家を建てる土地の地盤調査が必要です。

これは土地の強度を調べるための調査ですが、もしここで地盤が弱く補強が必要だという結果が出ると、補強のための追加費用がかかる可能背もあります。

余計な費用がかからないよう、地盤の状態の良い土地を見つけておくと安心です。

プランの詳細決定

間取りのほか、水回りの住宅設備、コンセントや電気スイッチの位置など、細かい部分を決めていきます。

打ち合わせにはそれなりの時間と手間がかかりますが、完成後後悔することがないよう、納得のいくまで相談しましょう。少しでも気になるところがあれば、どんどん質問をしてみてください。

最終見積もり、本契約

ついに、最終見積もりと本契約です。ここで決定した間取りや設備はなかなか覆すことができません。できたとしても追加費用などがかかってしまうこともあるため、本当に納得できる内容になっているかどうかをしっかり確認しておきましょう。

見積もりに納得できれば、請負契約という契約を結びます。契約内容をよく読み、不安な点や曖昧な点がないか内容を吟味してください。

住宅ローンの申し込み

住宅会社との契約を結んだら、住宅ローンの申し込みを行います。

依頼先である住宅会社が代行してくれる場合も多いですが、借入先や借入額、返済期間など、入居後の生活に影響する事項も多いため、任せっきりにするのではなく、綿密な資金計画を立てておくことが重要です。

着工〜完成

いよいよ工事のスタートです。工事の日程が決まったら、まずは着工前にご近所への挨拶を忘れずに行いましょう。

工事中は音や大きな車の出入りなどで、近隣住民に迷惑をかけてしまうこともあります。建築会社の担当者の同行のもと、タオルやお菓子などの手土産を持参して挨拶に行くのが一般的です。

工事期間中、現場に足を運ぶ際には、職人さんへの差し入れなどをしても良いですね。

引き渡し、ローン実行

家が完成したら、引き渡しです。営業担当者や工事責任者と一緒に完成した家をチェックし、不具合などがあれば修理を依頼してください。鍵と諸書類を受け取り、入居ができる状態となります。

その後、登記を行い、住宅ローンが実行されます。

まずはここから!家を建てる前にしておきたい3つの準備

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家を建てようと思ったら、まずはこの3つの準備からはじめてみましょう。

どんな家を建てたいかイメージする

1番に考えておきたいのが、どんな家を建てるかということ。家族構成やライフスタイルを考慮して、どんな間取りでどんなイメージの家を建てたいかをイメージしておきます。

なかなか具体的なイメージが湧かないという場合は、ざっくりとした要望でもかまいません。「休日に人がたくさん集まれる家」「共働きでも綺麗な状態が保てる家」など、思いつく限り理想の家への要望を挙げてみましょう。

注文住宅を建てる時には、その道のプロである設計士が施主の要望をできるだけ叶えられるよう、プランに落とし込んでくれます。

資金計画を建てる

注文住宅を建てる際には、最低でも1,000万円以上の費用がかかります。

一般的には、用意した自己資金と住宅ローンを利用することになるため、いくら借り入れるのか、それによって月々の返済額はどれくらいになるのか、メンテナンス費用はどれくらいかかるのかなど、先々を見据えて計画を立てておくと安心です。

どの住宅ローンを選べば良いかわからないという場合は、住宅会社などに相談するという手もあります。大手のハウスメーカーなどでは、資金計画まで含めてしっかりサポートしてくれますよ。

モデルハウスや住宅展示場に見学に行く

最近はインターネットを使えば多くの情報を集めることができますが、やっぱり実際の施工例を見ることで、より具体的にイメージを膨らませることができます。

各メーカーのモデルハウスや住宅展示場を見学することで、メーカーごとの特徴を知ることができるだけでなく、自分の家にどんな設備を取り入れたいかなどを考えるきっかけにもなります。

なかには宿泊体験などを行っているメーカーもあるため、週末などに利用してみるのも良いですね。

注文住宅を建てるのにかかる費用のこと

費用のイメージ画像

注文住宅を建てるには、いつどんな費用がかかるのか、大まかにご説明します。

土地購入にかかるお金

土地を購入する際には、土地の購入代金のほか、印紙税がかかります。印紙税は、売買契約書に収入印紙を貼ることで納める税金のこと。金額は土地の購入代金によって異なります。

また、仲介会社を介して土地を購入する場合には、仲介手数料を支払わなければいけません。一般的には、契約時と引き渡し時に半額ずつ支払います。

契約時には、土地の購入代金の一部である手付金を支払います。代金は購入代金の1割程度が目安となりますが、場合によってはこの割合が異なることもあります。

手付金を支払った後に買主の希望でキャンセルをしたとしても、支払った手付金は戻ってきません。もし売主の都合でキャンセルとなる場合には、支払った手付金の2倍の金額が買主に支払われます。

建築時にかかるお金

家の工事費用は、請負契約時、着工時、上棟時、引き渡し前と大体4回程度に分けて支払うことが一般的です。

金額の目安は、契約時に支払う契約費が工事費用全体の1割程度、そのほかの3回がそれぞれ3割程度。住宅ローンは建物が完成してから支払われるものが多いため、分割して支払う場合はつなぎ融資を検討する必要があります。

そのほか、土地の調査をするために支払う費用として地盤調査費用や、印紙税、地鎮祭の費用、上棟式の費用、登記費用、ローン借入費用などの諸費用がかかります。

諸費用の目安は工事費用の1割程度。建築過程で発生するため、諸費用分の現金をまとめて準備しておかなければいけません。

引き渡し後にかかるお金

まず用意しておかなければいけないのが、入居費用。引っ越し費用や、照明器具・家具・カーテンなど生活に必要なものを購入する費用です。

すでに使っているものをそのまま使用するという場合は良いですが、新築に合わせて新たに購入する場合は、しっかり事前に計画を立て、費用を手元に準備しておきましょう。

また、土地を取得したり、家を新築したりした場合にかかるのが不動産取得税。引き渡しの半年〜1年半のうちに納税通知書が送られてきます。

ただし新築の場合はある条件を満たすと軽減措置を受けることもできるため、条件や申告期間などについて不動産会社や各都道府県に問い合わせておくと安心です。

まとめ

理想の家を建てるためには、それ相応の準備が必要だということがお分りいただけたでしょうか。また、手続きなど手間のかかることも多いですが、ひとつひとつの工程を着実に妥協せずに行うことが、後悔しないためのポイントです。

記事の内容まとめ

  • 家を建てることには、メリットとデメリットがあるため、生活に合わせて検討するべき。
  • 家を建てる年代にもそれぞれメリットとデメリットがあるが、収入や家族構成などを考慮して、自分に合った時期を見極めることが大切。
  • 大まかな流れを理解しておくことで、スムーズに家を建てることができる。
  • 家を建てようと考えたら、まずはどんな家にしたいか具体的なイメージをするところからはじめよう!
  • いつどれくらいの費用がかかるのか、事前に準備しておくと安心。

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