【価格表付き】注文住宅の価格はいくら?大手14社一覧と坪・工法別の具体額を解説

【価格表付き】注文住宅の価格はいくら?大手14社一覧と坪・工法別の具体額を解説
  • 「注文住宅の価格は、大手ハウスメーカーごとに結局いくら違うのか」
  • 「坪数別の価格シミュレーションの実例を具体的な数字で見たい」
  • 「平屋は2階建てより価格が高いと聞くが、どのくらい違うのか知りたい」

あなたは今、そんなふうに思っていませんか?

この記事では、注文住宅の価格を、大手ハウスメーカー14社の坪単価・総額の価格一覧表、商品ライン・工法別の価格差、25坪・30坪・35坪・40坪の坪数別の価格シミュレーション実例、価格の構成要素まで、具体的な数字と事例で整理しました。

さらに、注文住宅の価格の決まり方(5つの要因)+近年の価格推移、平屋と2階建ての価格差、価格を抑えるコツと価格交渉のポイント、建売・分譲住宅との価格差など、よくある質問までの実例ベースで解説します。読み終えるころには、注文住宅の価格の全体像と、あなたの家族に合う価格レンジが具体的につかめます。

(※全国平均の相場・エリア別の相場の詳細は、別記事「注文住宅の相場|全国平均と6地域別・年収別の目安を解説」をあわせてご確認ください)

注文住宅の価格はいくら?まず知るべき3つの構成要素

注文住宅の価格は、「本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」の3つで構成されており、どの価格表を見ても必ずこの3費目の合計が総額になります。

注文住宅の全国平均の価格相場は、国土交通省のデータで約95万〜100万円/坪、30坪の総額は約3,000万〜3,500万円が目安です。ローコスト帯の最低価格水準でも、30坪で総額2,000万円を切るケースは稀で、「土地込み」で考えると都市部では総額4,000万〜7,000万円の相場レンジになります。ここでは、価格を正しく理解するための3つの構成要素と、相場との関係を順に整理します。

本体工事費(全体の約70%)

本体工事費は、建物そのものを建てる費用で、基礎・躯体・内装・設備・外壁などが含まれます。注文住宅の価格の約70%を占める最大の項目で、坪単価の計算基礎になります。たとえば30坪の注文住宅で本体工事費が2,100万円なら、坪単価は約70万円(2,100万÷30)という計算です。

本体工事費の相場は、ハウスメーカーの価格帯・商品ライン・仕様グレードで大きく変動します。大手ローコスト帯で坪単価45万〜65万円、ミドル帯で65万〜85万円、ハイクラス帯で85万〜130万円が市場相場のレンジです。

付帯工事費(全体の15〜20%)

付帯工事費は、本体工事費以外にかかる工事費用で、全体価格の15〜20%が目安です。地盤改良・外構・給排水引込・ガス工事・エアコン・カーテン・照明などが含まれます。付帯工事費は建築場所や敷地条件で大きく変動するため、見積もり段階で詳細に確認する必要があります。

たとえば本体工事費2,100万円の注文住宅であれば、付帯工事費は約315万〜420万円が目安で、建築地の地盤条件が悪い場合は地盤改良だけで100万〜200万円上振れすることもあります。

諸費用(全体の5〜10%)

諸費用は、工事以外にかかる費用で、全体価格の5〜10%が目安です。登記費用・住宅ローン手数料・火災保険料・税金・引越し費用などが含まれます。本体工事費と付帯工事費を合わせた金額の約7〜10%を見込むのが現実的な目安です。

本体工事費2,100万円の注文住宅であれば、諸費用は約170万〜270万円が目安になります。これらを合計した総額は、本体工事費の1.25〜1.3倍、つまり約2,620万〜2,730万円が標準的なレンジです。

注文住宅の価格を具体的に把握したい人は、複数のハウスメーカーのカタログをまとめて取り寄せて価格表を比較するのが効率的です。

▼

▶複数のハウスメーカーの資料を無料で一括請求(申込は約3分) >>

【価格表】大手ハウスメーカー14社の坪単価・総額価格一覧

注文住宅の価格は、ハウスメーカーごとの価格帯・ブランド・商品ラインで大きく変わります。ここでは、大手ハウスメーカー14社の坪単価レンジを、価格帯別(高価格帯・ミドル帯・ローコスト帯)に整理した価格一覧表としてご紹介します。

相場把握の第一歩として、14社の価格ポジションを俯瞰してみてください。各社とも商品ラインや仕様で坪単価が変動するため、以下は目安のレンジです。

大手高価格帯HM(積水/住林/三井/ヘーベル/ミサワ/ダイワ/パナ)の価格

大手高価格帯のハウスメーカー7社の坪単価レンジは、以下のとおりです。市場相場のなかで最も高い価格帯で、ブランド・品質・設計自由度・長期保証などの価値を重視する層に選ばれています。

ハウスメーカー坪単価レンジ
積水ハウス90万〜130万円
住友林業85万〜125万円
三井ホーム85万〜130万円
ヘーベルハウス90万〜130万円
ミサワホーム80万〜120万円
ダイワハウス85万〜120万円
パナソニックホームズ85万〜120万円

これらの7社は、30坪の注文住宅で本体工事費2,550万〜3,900万円、総額3,190万〜5,070万円の価格レンジになります。

大手ミドル帯HM(一条工務店/セキスイハイム/ヤマダホームズ/桧家住宅)の価格

大手ミドル帯のハウスメーカー4社の坪単価レンジは、以下のとおりです。価格と性能のバランスが取れた相場レンジで、「大手の安心感を取りつつ予算を抑えたい」家族に選ばれています。

ハウスメーカー坪単価レンジ
一条工務店75万〜105万円
セキスイハイム80万〜115万円
ヤマダホームズ65万〜90万円
桧家住宅60万〜80万円

これらの4社は、30坪の注文住宅で本体工事費1,800万〜3,150万円、総額2,250万〜4,100万円の価格レンジになります。

大手ローコスト帯HM(タマホーム/アキュラホーム/アエラホーム)の価格

大手ローコスト帯のハウスメーカー3社の坪単価レンジは、以下のとおりです。市場相場のなかで最も手の届きやすい価格帯で、「大手の安心感とローコスト帯の価格を両立したい」家族に選ばれています。

ハウスメーカー坪単価レンジ
タマホーム45万〜80万円
アキュラホーム55万〜85万円
アエラホーム55万〜75万円

これらの3社は、30坪の注文住宅で本体工事費1,350万〜2,550万円、総額1,690万〜3,320万円の価格レンジになります。大手の最低価格水準で建てたい家族の候補になりやすい3社です。

14社の価格ポジションマップ早見表

14社全体の価格ポジションを俯瞰すると、以下のように整理できます。あなたの予算と希望に合う価格帯の候補を、まずこの早見表から絞り込んでみてください。

  • ハイクラス(90万〜130万円):積水ハウス/住友林業/三井ホーム/ヘーベルハウス/ミサワホーム/ダイワハウス/パナソニックホームズ
  • ミドル(75万〜115万円):一条工務店/セキスイハイム
  • ミドル寄りローコスト(55万〜90万円):ヤマダホームズ/桧家住宅/アキュラホーム
  • ローコスト(45万〜80万円):タマホーム/アエラホーム

14社の価格表を手元で並べて比較したい人は、持ち家計画の一括資料請求で複数HMのカタログを無料でまとめて取り寄せられます。

▼

▶複数のハウスメーカーの資料を無料で一括請求(申込は約3分) >>

商品ライン・工法別で見る注文住宅の価格差

注文住宅の価格は、ハウスメーカーのブランドだけでなく、採用する工法(木造軸組/2×4・2×6/鉄骨造)によっても大きく変わります。

工法ごとに適性があり、価格相場も違うため、ここでは3つの工法別の価格レンジと主な採用HMを整理します。工法選びは価格だけでなく、設計自由度・耐久性・断熱性能などで判断するのが基本です。

木造軸組工法の価格レンジ

木造軸組工法は、日本の伝統的な工法で、現在も多くの注文住宅で採用されています。価格レンジは坪単価45万〜105万円で、ローコスト帯からミドル帯まで最も幅広い価格帯をカバーする工法です。

主な採用HMは、タマホーム・アキュラホーム・アエラホーム・一条工務店・ヤマダホームズ・ヤマト住建などで、設計の自由度が高く、間取りの変更に強いのが特徴です。平屋プランから3階建てまで幅広く対応できます。

2×4・2×6工法の価格レンジ

2×4(ツーバイフォー)・2×6(ツーバイシックス)工法は、北米発祥の壁パネル構造で、高断熱・高耐震を実現しやすい工法です。価格レンジは坪単価65万〜130万円で、ミドル帯からハイクラス帯の相場レンジに位置します。

主な採用HMは、三井ホーム(2×6のプレミアムMONOCOQUE構法)・ミサワホームの一部シリーズ・セキスイハイムの一部商品などです。壁パネルで荷重を支える構造上、設計の自由度は木造軸組より制約があるものの、耐震性と断熱性のバランスが取りやすいのが強みです。

鉄骨造・重量鉄骨造の価格レンジ

鉄骨造は、軽量鉄骨と重量鉄骨の2種類があり、大空間設計や3階建て以上の注文住宅で採用されることが多い工法です。価格レンジは坪単価75万〜130万円で、ミドル〜ハイクラス帯の相場レンジに位置します。

主な採用HMは、ダイワハウス(xevoΣシリーズ)・セキスイハイム(鉄骨プレハブ)・ヘーベルハウス(重量鉄骨)・パナソニックホームズ(ビューノ)などです。鉄骨造は長期耐久性と大空間設計に強みがあり、二世帯住宅や3階建ての実例でも選ばれます。

工法別の価格レンジを比較したい人は、複数HMのカタログを一括請求して並べて見るのが効率的です。

▼

▶複数のハウスメーカーの資料を無料で一括請求(申込は約3分) >>

坪数別の価格シミュレーションと見積もり実例(25/30/35/40坪)

注文住宅の価格は、延床面積で大きく変わります。ここでは、25坪・30坪・35坪・40坪の坪数別の価格シミュレーションと見積もり実例を、ミドル帯の坪単価75万円想定で整理しました。平屋対応の価格事例も併記しています。あなたの家族構成に合う坪数の価格レンジを、具体的な数字でつかんでください。

25坪(1〜2LDK目安)の価格シミュレーション実例

25坪の注文住宅は、夫婦2人暮らしや子なし世帯向けのコンパクトな価格シミュレーション実例として参考になります。坪単価75万円で計算すると、本体工事費は1,875万円、諸費用込みの総額は2,340万〜2,440万円のレンジが目安です。

25坪の間取りは1LDK〜2LDKが中心で、ローコスト帯HM(坪単価55万円)なら本体1,375万円・総額1,720万〜1,790万円で、市場相場のなかでも最低価格水準に近いレンジに収まります。平屋プランで建てる場合は坪単価が5〜10万円上振れし、本体2,000万〜2,125万円・総額2,500万〜2,760万円が目安です。

30坪(3LDK目安)の価格シミュレーション実例

30坪は3〜4人家族の標準的な注文住宅の坪数で、価格シミュレーションの実例としてもっとも需要の多いサイズです。坪単価75万円で計算すると、本体工事費は2,250万円、諸費用込みの総額は2,810万〜2,930万円のレンジが目安です。

30坪の間取りは1階にLDKと水回り、2階に主寝室と子ども部屋2つを配置する3LDKの実例が多く見られます。ハイクラス帯HM(坪単価110万円)なら本体3,300万円・総額4,120万〜4,290万円、ローコスト帯(坪単価55万円)なら本体1,650万円・総額2,060万〜2,150万円の価格レンジで、同じ30坪でも約2倍の価格差が出ます。30坪の平屋プランなら坪単価80〜85万円、本体2,400万〜2,550万円・総額3,000万〜3,320万円が目安です。

35坪(4LDK目安)の価格シミュレーション実例

35坪は4〜5人家族や、子ども部屋を広めに取りたい家族向けの注文住宅サイズです。坪単価75万円で計算すると、本体工事費は2,625万円、諸費用込みの総額は3,280万〜3,420万円のレンジが目安です。

35坪ではLDKを20畳近く確保しつつ、主寝室と子ども部屋3つを配置する4LDKの実例が多くなります。ハイクラス帯HM(坪単価110万円)なら本体3,850万円・総額4,810万〜5,010万円、ローコスト帯(坪単価55万円)なら本体1,925万円・総額2,410万〜2,500万円の価格シミュレーションになります。平屋35坪のゆったり3LDKプランなら、本体2,800万〜2,975万円・総額3,500万〜3,870万円が目安です。

40坪(5LDK以上目安)の価格シミュレーション実例

40坪以上は、二世帯住宅の子世帯スペースや、ゆとりある大家族向けの注文住宅サイズです。坪単価75万円で計算すると、本体工事費は3,000万円、諸費用込みの総額は3,750万〜3,900万円のレンジが目安です。

40坪ではLDKを22畳以上、主寝室・子ども部屋3つに加えて書斎や和室を配置する5LDK〜6LDKの実例が増えます。ハイクラス帯HM(坪単価110万円)なら本体4,400万円・総額5,500万〜5,720万円、ローコスト帯(坪単価55万円)なら本体2,200万円・総額2,750万〜2,860万円の価格シミュレーションです。平屋40坪の大型プランなら、本体3,200万〜3,400万円・総額4,000万〜4,420万円が目安になります。

坪数別の価格シミュレーション実例を、展示場で担当者に直接確認したい人は相談・見学予約が便利です。

▼

▶相談・見学の予約を申し込む(来場特典PayPay5,000円分付き) >>

注文住宅の価格が決まる5つの要因と近年の価格推移

注文住宅の価格は、「仕様・性能」「ブランド」「面積・階数」「土地条件」「地域」の5つの要因で決まります。

さらに、2020年以降は資材価格の上昇で、注文住宅の価格相場も推移しています。ここでは、価格を決める5つの要因と、近年の価格推移トレンドを整理します。

建物の仕様・性能(耐震等級・断熱等級・ZEH対応)

建物の仕様・性能は、価格に最も直結する要因です。耐震等級3・断熱等級5以上・ZEH対応などのスペックを標準装備する商品ラインは、同じHMでもローエンド商品より坪単価が10万〜20万円上振れします。

逆に、仕様をローエンドの標準パッケージに絞ることで、同HMでも坪単価を抑えられるケースがあります。性能とコストのバランスは、見積もり段階で担当者と相談するのが実務的です。

ハウスメーカーのブランド・価格帯

ハウスメーカーのブランド・価格帯は、価格を決める2つ目の大きな要因です。大手高価格帯HMと大手ローコスト帯HMでは、同じ30坪の注文住宅でも坪単価が40万〜50万円の差になり、総額で1,000万〜1,500万円の価格差になります。

ブランドの価値には、設計自由度・長期保証・大手の安心感・展示場の充実度などが含まれます。価格だけでなく、ブランドが提供する付加価値も含めて判断するのが相場比較の実務です。

延床面積・階数・平屋か2階建てか

延床面積と階数は、価格を直接左右する要因です。階数が増えるほど基礎・構造・内装の工事費が複雑化し、3階建ては2階建てより坪単価が10万〜20万円上振れします。1坪増えるごとに坪単価×1坪分の本体工事費が加算され、諸費用も比例して増えます。

平屋は2階建てより屋根・基礎の面積が大きくなるため、坪単価が5〜10万円程度高くなるのが相場感です。詳細は後述で解説します。

土地条件(地盤改良・外構・給排水引込)

土地条件は、価格を予想外に上振れさせる要因です。地盤改良が必要な場合は100万〜300万円、外構工事は50万〜300万円、給排水引込は20万〜100万円など、建築地の条件で付帯工事費が大きく変動します。

契約前に土地の地盤調査結果を確認し、付帯工事費の見積もりを詳細に確認するのが重要です。

建築費の近年の価格推移(2020〜2026)

近年の注文住宅の価格相場は、2020年以降の資材価格高騰・人件費上昇で、全体として上昇傾向で推移しています。国土交通省「建設工事費デフレーター」によると、住宅建設の工事費は2020年から2024年にかけて約15〜20%上昇しており、2026年現在も高止まりの推移が続いています。

ハウスメーカー各社も商品価格を定期的に改定しており、2020年前後と比較すると、同じ商品ラインでも坪単価が5万〜10万円上がっているケースが多く見られます。この価格推移を踏まえ、「過去の相場感」ではなく「2026年現在の相場感」で判断するのが欠かせません。

2026年現在の価格相場や、HMごとの最新見積もりは、展示場で担当者に直接相談するのがもっとも具体化しやすい方法です。

▼

▶相談・見学の予約を申し込む(来場特典PayPay5,000円分付き) >>

平屋の注文住宅の価格は2階建てより高い?

平屋の注文住宅は、2階建てより坪単価が5〜10万円高くなるのが一般的な相場です。

終の棲家や2世代住宅として平屋を検討する家族が増えており、価格差の構造を知ることで、平屋プランの判断がしやすくなります。ここでは、平屋が2階建てより高くなる理由と、平屋の坪数別の価格事例を整理します。

平屋が2階建てより坪単価5〜10万円高くなる理由

平屋の注文住宅が2階建てより坪単価が高くなる主な理由は、以下の3点です。

  • 屋根面積が大きい:同じ延床面積なら、平屋は2階建ての約2倍の屋根面積が必要
  • 基礎面積が大きい:1階床面積が2階建ての約2倍になるため、基礎工事費が増える
  • 土地が広く必要:平屋は2階建ての1.5〜2倍の土地面積が必要で、土地取得コストも増える

これらの理由から、同じ30坪の注文住宅でも、平屋は2階建てより総額で200万〜400万円程度高くなるのが相場です。

平屋30坪・35坪・40坪の価格事例

平屋の注文住宅の坪数別の価格事例は、以下のとおりです(ミドル帯坪単価80万円想定・2階建てより5万円上振れ想定)。

  • 平屋30坪:本体2,400万円・総額3,000万〜3,120万円
  • 平屋35坪:本体2,800万円・総額3,500万〜3,640万円
  • 平屋40坪:本体3,200万円・総額4,000万〜4,160万円

平屋対応に強い大手ハウスメーカーには、三井ホーム・ミサワホーム・一条工務店・ダイワハウス・タマホームなどがあり、各社とも平屋プランの実例を公式サイトで公開しています。

平屋プランの実物や間取りは、各ハウスメーカーの展示場で担当者に直接相談するのがもっともイメージをつかみやすい方法です。

▼

▶相談・見学の予約を申し込む(来場特典PayPay5,000円分付き) >>

注文住宅の価格を抑える5つのコツと価格交渉のポイント

注文住宅の価格を抑えるには、設計・仕様・交渉の3方向からアプローチするのが実務的です。ここでは、価格を抑える5つのコツと、価格交渉のタイミング・切り出し方のポイントを整理します。「無理に削って必要な性能を落とす」のではなく、「必要なものは残しつつ賢く選ぶ」姿勢が大切です。

延床面積の適正化と総二階などシンプル形状

延床面積を1〜2坪削るだけで、総額が100万〜200万円単位で下がるのが注文住宅の価格のロジックです。家族人数と暮らしに合うサイズを選び、「本当に必要な空間だけを残す」設計にすることで、無理のない範囲で価格を抑えられます。

さらに、総二階(1階と2階の床面積が同じ長方形)にすることで、屋根・基礎・外壁の面積が最小化され、同じ延床面積でも坪単価が3〜5万円程度下がります。シンプル形状は構造的にも耐震性が高まるメリットがあります。

水回り集約+標準仕様の範囲でまとめる

水回り(キッチン・バス・トイレ・洗面)を1階に集約することで、配管工事費を削減できます。2階にトイレを増やす場合も、1階のトイレの真上に配置するなど、配管ルートを最短化する設計で付帯工事費が下がります。

また、標準仕様の範囲でまとめることで、オプション追加による価格上振れを防げます。標準仕様が充実しているHM(タマホーム・アキュラホーム等)は、オプション追加を最小化してもグレードが保てるため、ローコスト帯の最低価格水準でまとめやすいのが特徴です。

複数HMで相見積もり+価格交渉のポイント(タイミング・切り出し方)

価格を抑える最大のコツは、複数のHMで相見積もりを取ることです。3〜5社の見積もりを並べることで、各社の価格水準・サービス内容・オプション提案を比較でき、担当者も価格面で歩み寄りやすくなります。

価格交渉のポイントは、以下のとおりです。

  • タイミング:契約直前の最終見積もり段階で、他社の見積もり実例を提示して交渉する
  • 切り出し方:「他社ではこの仕様で○○万円の見積もりだったが、御社ではどこまで調整できますか」と具体的に切り出す
  • 時期:決算期(3月末・9月末前後)のキャンペーン時期は値引き・サービス込み提案を受けやすい
  • 譲歩しない点:耐震・断熱など安全性能に関わる部分は交渉で削らない

価格交渉は失礼ではなく、注文住宅の商習慣として一般的な行為です。担当者と信頼関係を築きつつ、適正な価格に落ち着かせる交渉を進めてください。

価格交渉のタイミングや具体的な見積もり事例は、展示場で担当者に直接相談するのがもっとも具体化しやすい方法です。

▼

▶相談・見学の予約を申し込む(来場特典PayPay5,000円分付き) >>

注文住宅の価格に関するよくある質問

注文住宅の価格について、検討初期によく寄せられる質問を3つピックアップしてお答えします。建売との価格差、年収500万円の目安、ローコストHMの品質について整理しました。

Q. 注文住宅と建売・分譲住宅の価格差は?
A. 注文住宅と建売・分譲住宅の価格差は、同じ延床面積・同じエリアで比較すると、以下のとおりです。
  • 建売住宅:3,500万〜5,500万円(都市部の相場)
  • 分譲住宅:3,000万〜4,500万円(郊外の分譲地)
  • 注文住宅:4,500万〜8,000万円(土地込みの相場)

注文住宅は建売や分譲より1,000万〜2,500万円高いのが一般的な相場差ですが、間取り・仕様・デザインを自由に決められるため、長期の資産価値や住み心地で判断するのが基本です。

Q. 年収500万円で建てられる価格の目安は?

A. 年収500万円で無理なく建てられる注文住宅の価格の目安は、総額2,500万〜3,500万円のレンジです。住宅ローンの返済負担率(手取りの20〜25%)で逆算すると、借入可能額は3,000万〜3,500万円程度、自己資金500万〜1,000万円を加えて総額3,500万〜4,500万円が現実的な予算になります。

ただし、住宅ローンの借入限度は金融機関の審査上限であり、無理のない返済可能額とは異なります。教育費・老後資金・金利上昇時の返済額増加などのライフイベント支出を踏まえて、個別の家計で判断してください。FP(ファイナンシャルプランナー)への相談もあわせて検討することをおすすめします。

Q. 「坪単価が安い」という提案は品質が落ちる?

A. 「坪単価が安い」ローコスト帯HM(タマホーム・アキュラホーム・アエラホーム等)の提案だからといって、品質が落ちるとは一概に言えません。これらのHMは、資材の大量仕入れ・標準仕様の充実・規格住宅方式などで、ローコスト帯でも耐震等級3・断熱等級4以上・長期優良住宅対応といった基本性能を標準装備しています。

ただし、ハイクラス帯HMと比べると、設計自由度・意匠性・担当者の提案力・長期保証(60年保証等)で差があるのも事実です。「価格が安い=品質が低い」ではなく、「価格帯によって提供される付加価値が違う」と理解するのが正しい相場感です。

注文住宅の価格の詳細や、HM別・価格帯別の実例は、公式カタログで事前に確認するのが効率的です。

▼

▶複数のハウスメーカーの資料を無料で一括請求(申込は約3分) >>

注文住宅の価格を比較する前に、複数社の資料を取り寄せよう

注文住宅の価格は、大手ハウスメーカー14社で坪単価45万〜130万円の価格レンジがあり、価格帯によって総額で1,000万〜2,500万円の差が出ます。30坪の注文住宅であれば、総額1,690万〜5,070万円の相場レンジで、ローコスト帯なら最低価格2,000万円を切る実例もあります。平屋プランは2階建てより坪単価が5〜10万円高くなるため、相場感を踏まえて坪数と2階建て/平屋を選ぶのが実務的です。

注文住宅の価格は、2020年以降の資材価格上昇で推移しており、2026年現在は過去と比べて高い水準の相場に推移しています。今後の価格推移を踏まえると、相見積もりで複数社の価格を比較し、価格交渉のポイント(タイミング・他社見積もり提示・決算期の活用)を押さえることが、価格を適正化する実務的なアプローチです。

注文住宅の価格を把握する第一歩は、複数のハウスメーカーの公式カタログを取り寄せて価格表を手元で並べ、気になる住宅展示場でモデルハウスを体感することです。持ち家計画なら1回の入力で複数ハウスメーカーのカタログ請求と住宅展示場での見学予約がまとめてでき、相談・見学時にはPayPay5,000円分の来場特典もついています。地域によって選べるハウスメーカーは異なりますので、まずはエリアを入力して候補を確認してみてください。

複数ハウスメーカーのカタログを比較したい人は、無料のカタログ一括請求からお申し込みください。

▼

▶複数のハウスメーカーの資料を無料で一括請求(申込は約3分) >>

気になる住宅展示場での実物見学を希望する人は、相談・見学予約から進めるのがおすすめです。

▼

▶相談・見学の予約を申し込む(来場特典PayPay5,000円分付き) >>

※本記事は執筆時点の情報に基づいて作成しています。注文住宅の価格・坪単価・ハウスメーカー各社の商品ライン名・標準仕様(耐震等級3対応・ZEHビルダー認定・断熱性能等)・保証内容・税制(住宅ローン減税の床面積要件や築年要件)・補助金制度(子育てグリーン住宅支援事業等)は改正や公式仕様の変更の可能性があります。実際の建築検討にあたっては、必ず最新の公式情報と各ハウスメーカーの担当者への確認をおこない、個別のご相談は税理士・ファイナンシャルプランナー・一級建築士等の専門家にご相談ください。

プレゼントキャンペーン

今なら相談・見学予約で「ギフト券5,000円分×相談見学社数分」、
資料請求で注文住宅で失敗しない成功マニュアル3つをe-booksでプレゼント!

あなたの夢を叶える
工務店・ハウスメーカーを検索しましょう。