坪単価から導き出す|理想の家を建てるためのハウスメーカー選び

坪単価から導き出す|理想の家を建てるためのハウスメーカー選び
  • 快適な家に住みたい
  • デザインにこだわりたい
  • できたらローコストで建てたい

あなたは今、理想とコスト削減という現実の間にいませんか?

コストを削減しながら理想の家に住むためには、まずハウスメーカーの坪単価を知るべきです。

この記事では、坪単価50万円台、60万円台、70万円台、80万円台、90~100万円台と、 それぞれの価格ごとにハウスメーカーの坪単価と特徴をまとめておりますので、施工店を決める目安としてお役立てください。

さらに最良のハウスメーカーをみつけるポイントを知り、値引き交渉の方法を把握することによって、理想の家づくりのための大きな一歩を踏み出して頂けると幸いです。

1.ハウスメーカーの坪単価一覧(価格帯別)

ハウスメーカーの坪単価

ハウスメーカー 別の坪単価を抑えましょう。 50万円、60万円台、70万円、80万年、90万円から100万円と、それぞれの価格別を比較することによって、理想の家づくりが見えてきます。

*50万円台まで
ハウスメーカー坪単価(万円)構造特徴
アエラホーム坪単価20〜50木造低価格で品質も良い
アイダ設計23〜30木造「555万円の家」で浸透。耐震もクリア
アキュラホーム35〜50木造デザイン性の高い住宅を低価格で提供
ウィザースホーム30〜502×4耐震性高く24時間換気システムが有名
ユースホーム30〜402×4フランチャイズを生かした地元密着の工務店が施工。長期優良住宅に適合
クレバリーホーム30〜50木造外壁タイル材を自社生産することで低コスト&おしゃれ外観を提供
GLホーム40〜502×4「アメリカン」「フレンチ」「スパニッシュ」など外国風デザインが豊富
ベツダイホーム33〜502×4「30坪1000万円」がコンセプト。独特なキューブ状の外観が人気。基本プランにオプションを追加のタイプ。
星北ホーム4〜502×4豊富な住宅設備が標準仕様。「フル装備の家」が売り文句
ユニバーサルホーム40〜50木造光熱費を抑えて快適な暮らしができる工夫が随所に。「地熱床システム」が有名
レオハウス25.8〜 45木造低価格の坪単価や太陽光発電を使用した光熱費がローコスト。
ロイヤルハウス30〜 50木造長期優良住宅。住宅性能表示7項目(耐震・耐風・劣化など)で最高級に対応。
アイフルホーム25〜55木造規格化住宅で特化。バリエーション低いがローコスト。
イシンホーム40〜55鉄筋コンクリート(RC造)省エネ設備の快適なスマートハウスを実現
ダイケンホーム45〜552×4住宅建材メーカー・大建工業株式会社の子会社。柔軟なプランを提案
*60万円台まで
ハウスメーカー坪単価(万円)構造特徴
R+house50〜60木質パネル建築家がデザインする高性能住宅。
飯田産業39〜60木造耐震、耐久テストで高水準を確立。第三者機関からも高評価
イザットハウス55〜65木造太陽光発電とオール家電でゼロエネルギー住宅
三交ホーム53〜602×4住宅性能表示制度で最高ランク「等級3」。外断熱工法と筋交いに制震ダンパーを標準仕様。無料点検も実施。
住宅情報館40〜602×4「フレーミングモノコック工法」が有名。自由設計と高い耐震性能。
セルコホーム30〜602×4カナダから輸入の住宅性能。個性的なデザインが人気
タマホーム25.8〜30木造高品質住宅をローコストで提供。年間棟数1万棟を超える実績
東日本ハウス55〜65木造注文住宅だけでなく、固定プランの提案住宅もあり
桧家住宅30〜60木造、2×4省エネエコハウスとハイブリッド工法を開発
富士住建40〜60木造、2×4高品質で適正価格。耐震等級最高ランクの構造体をもつ
フジ住宅50〜60木造、2×4大型接合金具、構造用合板を使用した合理的な家づくり
ブルースホーム38〜602×4欧米型のデザインと間取り、輸入住宅なのに低コストな坪単価
ヤマダエスバイエル55〜65木造長期優良住宅をウリにしているため住宅ローン減税などの優遇を受けられる
ヤマト住建40〜60木造「家族のふれあい」を重視したローコスト住宅。耐震にも強い
*70万円台まで
ハウスメーカー坪単価(万円)構造特徴
アルネットホーム50〜70木造「お客様第一主義」のハウスメーカー。サポート体制も充実
一条工務店55〜70木造高品質でローコスト。「省エネ性能No.1住宅」として高評価
木下工務店35〜70木造、2×4高品質に定評があるのは経験豊富な大工がずらり揃っているため。
サンヨーホームズ55〜70軽量鉄骨造坪単価が比較的ローコストの軽量鉄骨のハウスメーカー。高断熱や省エネも充実
セキスイハイム65〜75鉄骨系ユニット、2×4磁気タイルによる万全な災害対策。徹底した品質管理に定評
土屋ホーム65〜75木造、2×4省エネ・バリアフリー住宅。高い断熱技術を持つ
トヨタホーム40〜70鉄骨軸組(鉄骨系ユニット)壁や天井、床などの断熱対策により、最高ランク等級4の断熱性能を誇る
フィアスホーム45〜70木造、2×4設備機器最大手「LIXSIL」の住宅開発部門。最新住宅設備や、耐震技術に優れた「粘震」パネルも好評
ミサワホーム65〜75木質パネル(鉄骨系ユニット)グッドデザイン賞20年連続受賞。あらゆるタイプの住宅を手がける
*坪単価80万円台まで
ハウスメーカー坪単価(万円)構造特徴
住友不動産38〜802×4クオリティの高い免震性能とスタイリッシュな住宅を実現
積水ハウス50〜80木造、鉄骨系プレハブ抜群の知名度。最先端の家づくりをモットーに研究開発も盛ん
大成建設ハウジング75〜85RC系プレハブ経年変化や災害に強い8つの高性能が評価。デザインにも優れている
ダイワハウス40〜80木造、鉄骨系プレハブ独自のテクノロジー開発による「xevoΣ」により、耐震性と開放感のある広さをを持つ住まいが可能
パナソニックホームズ50〜80重量、軽量鉄骨、大型パネル高層ビル仕様の構法を一般住宅に採用
三井ホーム55〜80木造独自の住宅ローンシステムを確立し、高い技術力をもつ
*坪単価90万円台から100万円台
ハウスメーカー坪単価(万円)構造特徴
オーガニックハウス60〜90木造自然の光や風を取り入れたデザインが人気。耐震にも優れている
菊池建設58〜90木造現代的な和風高級住宅が得意。お得プラン(1000万円代)で建築も可能
ヘーベルハウス65〜90重量鉄骨、鉄骨系プレハブ軽量気泡コンクリートと鉄骨工法をマッチ。耐震に定評あり。メンテナンスもローコスト
三菱地所ホーム60〜902×4、鉄筋コンクリート(RC造)完全自由設計。独自開発のバリアフリー空調システム 「エアロテック」によって細かな温度調整
レスコハウス50〜90鉄筋コンクリート(RC造)RC専門。耐久・断熱・防音性能に優れて、吹き抜けを想定している人は注目
スウェーデンハウス65〜100木質プレハブクオリティーの高いスウェーデン式輸入住宅メーカー。高気密、高断熱性能をテーマにしたエコライフを提案
東急ホームズ50〜1002×4米国の「インチ」モジュールを採用
アメリカ式輸入住宅。米国建築様式にこだわる高いデザイン力を誇ります

2.価格帯別に建てられる家|坪単価50万円と坪単価70万円

坪単価50万円から建てられる家を参考に、家づくりのプランを立ててみましょう。

坪単価50万円から建てられる家:ダイワハウス

ダイワハウス「xevoE(ジーヴォ・イー)」
販売価格 :本体工事価格3.3㎡当たり53.9万円台~
(税込、太陽光発電システム3.0kW搭載)
プラン :自由設計
構造:工業化住宅、軽量鉄骨造
参考:ダイワハウス

実際の坪単価は70万円から80万円台というダイワハウスで「坪単価50万円台」を目指すなら、ランクが少し下がりますが、xevoBなら可能です。 ダイワハウスのxevoEと比べて少し性能は劣りますが、信頼性のある家を建てることが可能です。

坪単価50万円から建てられる家:トヨタホーム

トヨタホーム「LQ(LIFE STYLE + QUALITY)」
工法構造:軽量鉄骨構造 建築面積
延床面積:116.8m2~ / 35.3坪~
工事期間:約3ヶ月
本体価格:1,600万円~
坪単価 :45.3万円〜
参考:ハウスネットギャラリー注文住宅

「LQ(LIFE STYLE + QUALITY)」は、大開口・大空間の家づくりを「高クオリティ・技術力・デザインで1,600万円台~」が売りです。 信頼性が高く安心のローコストを目指す人にピッタリ。 またLQシリーズには30タイプのデザインがずらり。多種多様な商品から選べるので、人気の高い商品となっています。

坪単価50万円から建てられる家:アイフルホーム

アイフルホーム「CESIBO」
工法構造:木造軸組工法
延床面積:120.50㎡~ / 36.4坪
本体価格:約2,000万円
坪単価:54.9万円~
参考:アイフルホーム

セシボは、アイフルホームのローコスト住宅の中でも少し価格帯が高い商品ですが、プラン次第では坪単価50万円以下に費用を抑えることも可能です。 間取りプランは63種類あるので、子育てママや家族のライフスタイルに合った間取りを選べます。また外観デザインも複数のタイプから選択可能。

坪単価70万円から建てられる家を見てみましょう。

坪単価70万円の家は、少し高めの予算です。 コストをかける処と、抑える処ところのバランスを上手くとれば、希望の間取りやデザインに仕上げることができます。

坪単価70万円から建てられる家:Panasonic Homes

CASART
超高層ビルで採用される「制震鉄骨軸組構造」と技術を戸建住宅に初めて採用。大地震や災害にも耐え抜く強さを持っています。 オリジナル換気システムなど、健康に暮らせるアイデアも多数持っています。

参考:Panasonic Homes

坪単価70万円から建てられる家:大和ハウス工業

大和ハウス工業 ジーヴォシグマ
類のない天井高でゆったりと広い空間を作り出し、また外観に光と影の豊かな陰影を もたらした美しさと、クオリティーの高い耐震・断熱性能に定評があります。

参考:大和ハウス工業

坪単価70万円から建てられる家:旭化成ホームズ

旭化成ホームズ ヘーベルハウスCUBIC roomy(キュービックルーミー)
内部空間が隆起した南北非対称のフォルムが個性的です。空間の広がりとロフト収納を生み出す合理的な形状は、狭い空間を有効活用させます。 緩やかな南面の勾配には、太陽光パネルの設置も可能です。

参考:旭化成

坪単価70万円から建てられる家:トヨタホーム

トヨタホーム シンセ・フィーラス
テキスタイルフロアを敷いたり、ソファーに床座のくつろぎをプラスした「スローライフ・リビング」など家族のくつろぎをコンセプトにしたアイデアある家。 強靭な構造体の大空間と、全館快適な温度つ全館空調「スマート・ユアーズ」をはじめとする快適な工夫を提案します。

参考:トヨタホーム

3.最良のハウスメーカーをみつけるポイント

最良のハウスメーカー

家を建てるのは一生で最大の買い物といっていいでしょう。 後悔しないためにも、最良のハウスメーカーを見つけて、家づくりを推進しましょう。

最良のハウスメーカーを見つけるポイントは、複数のハウスメーカーから、同一価格でプランを提案してもらうことです。

価格が同一なので、各社の特徴だけでなく、プランそのものも比較しやすいです。

例えば予算を3,000万円程度で考えている場合は、候補の各ハウスメーカーから3,000万円でプランを提案してもらい、その中から最も良いプランを挙げてくれた提案てくれたハウスメーカーを選出しましょう。

ここで気をつけたいのは、土地や諸費用などの金額も考慮した上で、プランを提案してもらいましょう。 そうすることで、予算をオーバーすることなく、理想の家づくりがスタートします。

タウンライフを利用すると便利 タウンライフは、希望予算や要望を伝えるだけで、ハウスメーカーや工務店から“一括で”プランの提案が受けられるサービス。 累計112万人の利用者を持っています。

参考:タウンライフ

タウンライフを利用すると、ネットから提案依頼をかけますので、業界によくある「売り込み」をかけにくくなり、提案された各社のプランを比比較検討できます。

4.値引き交渉の際に気をつけること

値引き交渉

注文住宅の購入は高価な買い物です。百万円単位の値引きというのは車を購入するのにも匹敵しますので、せっかく買うならできるだけ安く買いたいと思いますよね。

ところが、値引き交渉のやり方やタイミングを誤ってしまうと、金額を下げてもらえないどころか、交渉による失敗によって部材などのグレードがダウンすることもあり、逆効果になりがちです。

失敗しないためにも、次のような対策が必要です。

  1. 購入に前向きである姿勢を示しておくこと
  2. 軽いノリで値下げ交渉しない
  3. 契約直前に値引き交渉をする

直前というのは、家の設計図・部材などが7~8割ほど決まっている状態のこと。 このタイミングで交渉に臨むと、設計の変更をすることなしに、値引き額が期待できるでしょう。

このとき、最も気をつけたいのは、注文住宅の品質には影響させない値引きをすること。

値引き価格がドを超えると、悪質な部材に変更されるなどの欠陥工事を招くことになります。 工事を担当するのは、ハウスメーカーの下請け業者である可能性も高いので、特に注意しましょう。

こちらが真剣に家を購入したいという態度を示すことによって、適正な値引きをしてもらうことが大事です。

まとめ

施工店を決める目安は坪単位です。坪単位を家づくりに生かすポイントは、次の5点です。

1 メーカー別の坪単価を比較する
注文住宅購入には、坪単位を知ることが大事です。 メーカー別の坪単価を比較して、家づくりのベースを決めましょう。

2 坪単価50万円と坪単価70万円で建てられた事例
坪単価50万円、70~80万円と実際の家を参考にして、依頼するハウスメーカーを決めましょう。

3 最長のハウスメーカーを決める
最良のハウスメーカーを決める方法は、複数のハウスメーカーから同一価格でプランを提案してもらい、比較検討することです。

4 住宅購入の値引きは、タイミングが大事
住宅購入の値引きをするタイミングは、契約直前がベストです

注文住宅を建てるためには、各ハウスメーカーの坪単価を知ることが必要です。 ハウスメーカー別坪単価の一覧を参考にして、ハウスメーカーに依頼して 希望の新築を建ててくださいね。

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