注文住宅で良くあるトラブル9選!起こりがちなトラブルを避ける方法

注文住宅で良くあるトラブル9選!起こりがちなトラブルを避ける方法

注文住宅で良くあるトラブルには、間取りの失敗、図面と仕上がりが違う、工期の遅れ、当初より費用がかさむなど。注文住宅に関しては、施工主はもちろん、業者の間でも、さまざまな問題が上がっています。

本記事では、注文住宅で「良くあるトラブル」を9つ紹介しましょう。ここでの方法を実践すれば、注文住宅で起こりがちなトラブルを避けることができます!

注文住宅は失敗すると痛手が大きい

注文住宅で失敗をすると「痛手が大きく」なります。建て売りであれば、ある程度費用は安く済みますが、注文住宅は費用がかかる分「金銭的ダメージ」も大きくなるからです。

注文住宅トラブル

トラブルを避けるには、注文住宅のデメリットを先に知っておくこと

注文住宅のトラブルを避けるには、先に「注文住宅のデメリット」を知っておくことです。

例えば、注文住宅には「自分で間取りを決める」といった最大のリスクが存在します。もちろん、建設会社、建築士、設計士、インテリアコーディネーターが注文住宅の建設をサポートしてくれますが「最終決定」をするのはアナタです。

このため、完成した住まいに引越をしてみて「何かが違う」と違和感を感じたり、住み心地の悪さを感じてしまう人が後を絶たないのです。

意外かもしれませんが「建売住宅」の方が、間取りなどの失敗は少ないです。価格も注文住宅に比べて安く、多くの人が「住みやすい間取り」をリサーチし設計しているので、失敗のない「満足できる住まい」に仕上がっているのです。

設計や間取りを考える自信が無いという方は、注文住宅だけでなく、建売住宅の購入も検討してみましょう。建売住宅でも「賃貸ではない」メリットは大きく、自由に改装やプチリフォームも行えます。

また最近では、建て売りでも壁紙やキッチン・水回りの仕様が自由に選択できる物件も多く、「注文住宅の良い部分」と「建売住宅の良い部分」を兼ね備えた仕組みとなっています。

なお次項からは、実際に「注文住宅で起こりやすいトラブル」について見ていくことにしましょう。

注文住宅で起こりやすいトラブル9つ

注文住宅で起こりやすいトラブルを9つ紹介します。

注文住宅のトラブル① 間取りの失敗

入居していざ実際に住んでみると、間取り図や完成予想図のCGを見ている時には気付かなかった違和感。あれほど何度も検討に検討を重ねたのにどうしてなのでしょう?

間取りに関する失敗で、最も多いのが収納に関する事です。悩みは思ったより入らない、入れたものが取り出せないなど様々です。

注文住宅のトラブル② 図面と仕上がりが違う

これも、注文住宅でよくあるケースです。大きなものでは柱の有無や窓の大きさ。小さなものでは便器のカラーや壁スイッチの場所などがあります。

このような時は図面通りにやり直せるのか、やり直せるとしたら費用はどうなるのか(施工業者に)確認しましょう。

やり直しが不可能な時は、値引きで対応してくれるのか尋ねてみるのも無駄ではありません。

なお「工事のやり直し」については、明確なルールや契約上の決まりはなく、残念ながら(業者の対応は)ケースバイケースということになってしまいます。

普段から、業者とフランクな関係性が築けていれば問題はありませんが、工事のやり直しについては「嫌がる業者」も多いので、交渉の方法や(話を)切り出すタイミングはよく考え、行動を起こす必要があります。

注文住宅のトラブル③ 工期が予定より遅れている

天候や思わぬ現場トラブルで、工期が予定通りに進んでいないこと(遅延)はよくあることです。

買主は理由が分からずイライラしているのに、現場の職人さんは余裕の表情。それを見て余計にイライラするなんてことも…。

でも「工期遅れ」でも焦らないでくださいね。まず注文住宅新築工事で半年の工期だった場合、1週間程度の遅れは想定の範囲内です。

もちろん、引き渡し日に間に合わないようだと問題です。これは契約違反案件となり、違約金が発生することがあります。「工期の遅れ」については、契約書をもとに、業者に問い合わせるようにしましょう。

注文住宅のトラブル④ 当初より費用がかさんでいる

建築途中で予算オーバーになってしまうケースも多いです。残念ですが、予算の増資が厳しいのであれば、計画している何かを削らなくてはいけません。

注文住宅のトラブル⑤ 着工後の近隣トラブル

未来のお隣さんとは「良い関係」を築いていきたいもの。しかし、工事中のトラブルは自分で気をつけても防ぎようがないことがあります。

    【着工後に起こりやすいトラブルの例】
  • 作業音がやかましい
  • 工事車両が邪魔
  • ゴミや煙草の煙が飛んでくる
  • 作業員の大声での会話
  • 早朝から始まる 等々

いずれも(買主の)責任でないものが多く頭を悩ませるところです。

なお、工事の始まる前にハウスメーカーや施行業者が、近隣の方には手土産をもって挨拶に行くのですが、その手土産が気に入らなかったので、以後もクレームを入れ続けたという「困った話」もあるそうです。

注文住宅のトラブル⑥ 値引き交渉のトラブル

注文住宅トラブル

契約時の値引き交渉が、ある意味当たり前に行われている建築業界。多少の値引きも「織り込み済み」で価格設定している業者もありますが、度を超した値引きは(長い目で見ると)買主が損をする場合もあります。

実際、過剰な値引きを受けざるを得なかった業者は、その損失分を利益から出さず「経費を減らして損失を補い」ます。

建材のランクを下げる。また日当は高いが腕の立つ職人さんを外し、未熟な若い人材に替えるなど。良く無い方法で、経費を削る業者が存在するのです。 値引きが成功して喜んでいても、結局損をしたのは「買主だった」ということになりかねませんし、実際「住まいのプロ」は、注文住宅の過剰な値引き、価格交渉をオススメしていません。

注文住宅のトラブル⑦ 追加工事のトラブル

見積書に従った工事が行われていると思っていたら、突然「追加代金」の請求がきた。こうした、追加工事に関するトラブルが後を絶ちません。

身に覚えのない工事や、施工費用が掛かっていたら、放置せず必ず「施工業者」に問い合わせてください。

注文住宅のトラブル⑧ 工事の欠陥トラブル

注文住宅には、施行後に「欠陥が見つかる」といったトラブルも多いです。

せっかく、高い資金を投じて建てた一軒家。住んでみて、建物の歪みや施工不良、欠陥が見つかった場合はすぐ、業者に対応してもらえるよう、話合いを進めてください。

なお、悪質な欠陥住宅、欠陥工事のトラブルについては、素人では太刀打ちでいないケースも多く、弁護士などを挟んで補償金の支払いを請求するのが一般的です。

注文住宅のトラブル⑨ ローンのトラブル

注文住宅のトラブルで多いのは、「当初より支払いが増える」といった予算の問題ですが、建築費用が高くなれば、その分住宅ローンが返せないなどの「ローンの返済トラブル」も起こりやすくなります。

ローンの支払い方法を延期する方法、日を変えてもらうなどの「リスケジュール」については(利用している)住宅ローンの担当者に相談の上、信用情報を損なわない形でトラブルを解決しましょう。

住宅ローンが支払われないままでは、最悪の場合、土地と建物が競売に掛けられるなど、自らの資産をも巻き込んだ「大きなトラブル」に発展します。

返済のトラブルが大事になる前に、できるだけ早い段階で支払いの問題を相談・解決するようにしましょう。

注文住宅で満足できる業者の探し方

注文住宅で「満足できる業者」の探し方ですが、住まいのポータルサイト、口コミ情報サイトなどを活用してみてください。書籍やムックとは異なり、ネットの情報は「鮮度が高く」いま必要な情報は瞬時に手に入ります。

もちろんネットの情報には、本物もあれば「信頼に値しない情報」も存在します。

良い情報を見極め、注文住宅で評価の高い施工業者・人気の業者を見つけるには、大手企業が運営をしているポータルサイトをはじめ、本サイトのような「住まいの情報に特化した」サイトを利用しましょう。

まとめ

注文住宅は「失敗できない大きな買い物」です。失敗をしたから、すぐに買い直せるものではないので、業者選びや間取り・デザインなどの選択は、何より時間を掛けて慎重に契約を進めてください。

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