「注文住宅を検討しているんだけど、どこのハウスメーカーが評判でおすすめなのか詳しく知りたい…」
「複数の施工業者を見る際、どういったポイントを比較すれば間違いが起きないのだろうか?」
あなたは今、そのように考えていませんか?
住宅の購入は、その後の人生の幸福度を決めるといっても過言ではないほどの重大事です。特に家族の希望を盛り込んで作り上げる注文住宅は、完成までの間に膨大な時間と手間をかけて行うだけに、絶対に失敗はできません。
今回の記事では、注文住宅を建てる前に知っておきたい家づくりのポイントと人気の施工業者ランキングを紹介していきます。この記事を読み込むことで、あなたが施工業者を選択する際の参考となる評判の声を知ることができ、選択を失敗することのないように意識すべき知識を身につけることできます。ぜひ参考にしてみてください。
【集計期間】2022/7~2022/12 このランキングは、持ち家計画利用ユーザーのアンケートをもとに作成したランキングです。
目次
- 【1位】スウェーデンハウス
- 【2位】三井ホーム
- 【3位】一条工務店
- 【4位】パナソニックホームズ(旧・パナホーム)
- 【5位】へーベルハウス
- 【6位】セキスイハイム
- 【7位】ダイワハウス(大和ハウス)
- 【8位】住友不動産
- 【9位】積水ハウス
- 【10位】日本ハウスホールディングス(旧東日本ハウス株式会社)
- 【11位】アキュラホーム
- 【12位】ミサワホーム
- 【13位】トヨタホーム
- 【14位】ユニバーサルホーム
- 【15位】クレバリーホーム
- 【16位】ヤマダホームズ(旧ヤマダ・ウッドハウス+旧ヤマダ・エスバイエルホーム)
- 【17位】サンヨーホームズ
- 【18位】タマホーム
- 【19位】レオハウス
- 【20位】富士住建
- 相談・見学なら「持ち家計画」!【2,000円分プレゼント中】
- ランキングから見える顧客満足度のポイント
- ハウスメーカーに相談する前に知っておきたい家づくりのポイント
- 絶対失敗しない注文住宅のためのヒント
- まとめ
【1位】スウェーデンハウス
引用:swedenhouse北海道エリアのモデルハウス一覧より帯広モデルハウス」より
スウェーデンハウスは、北欧スウェーデンの輸入住宅を専門に扱う住宅メーカーとして、30年余りの実績をもちます。1984年の設立当初は、トーモク、三菱地所、北海道製鐵の3社の合資会社であり、北海道からスタートしました。極寒の地であったにもかかわらず、北欧生まれの高気密・高断熱性能が高い評価を受け、現在に至ります。
2004年に「環境大臣表彰受賞」、2008年には「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2007大賞受賞」を受賞し、社会的にもその性能が認められています。
スウェーデンハウスは高気密・高断熱住宅は夏冬通して外気の温度変化に対して、屋内の温度変化が中古でも影響されにくいのです。評判ですよね。
参考:Yahoo!知恵袋「スウェーデンハウス評判、スウェーデンハウスでのかたに口コミを聞きます。」より
【2位】三井ホーム
三井ホームは、デザインセンスの良さと機能性に定評がある住宅メーカーです。現在では一般的になったツーバイフォー工法を、海外からいち早く取り入れたことでも知られています。また木造住宅ではあまり例のない、「木造耐火建築認定」を取得。安心安全な注文住宅づくりを、目指す企業です。
【3位】一条工務店
静岡県浜松を発祥の地とする一条工務店は、木造ハウスを得意とする住宅メーカーです。現在は、国産のムクの柱を使う在来工法のほか「i-cube」という枠組壁工法のシリーズを展開しています。木造住宅の美しさを知り尽くした技術力の高さに加え、「免震」「高気密高断熱」「加圧注入による防蟻処理」など、住む人の暮らしを守る機能性能を提供しています。
【4位】パナソニックホームズ(旧・パナホーム)
パナソニックホームズ[は、2018年4月1日に「パナホーム株式会社」から改称した住宅メーカーで、パナソニックの完全子会社です。暮らしやすさと強さを追及し、長く安全に暮らせる家づくりを目指しています。パナソニックホームズの特徴としては、「制震鉄骨軸組構造」「重量鉄骨ラーメン構造」「大型パネル構造」の3つのタイプの構造により業界トップクラスの強度を実現していることです。また室内の空気環境や動線を徹底的に意識した設計により、暮らしやすさにこだわった住宅を提供しています。
【5位】へーベルハウス
引用:へーベルハウス実例詳細「家事・子育てをもっと楽しむ」より
旭化成ホームズ株式会社が提供するヘーベルハウスは特徴的なCMなどを通し、広く知名度を得ています。高い耐震性・耐久性をうたう独自開発の、「ALCコンクリート・ヘーベル」を用い、「比類なき壁」としての空間づくりを提供しています。ランキングの顧客満足では、「住居の性能」について特に高い評価が見られます。
【6位】セキスイハイム
積水化学工業の住宅カンパニーブランドであるセキスイハイムは、印象的なCMソングで世代を問わず親しまれています。耐久性に富むラーメン構造をいちはやく一般住宅に取り入れたことでも知られ、鉄骨柱を強固に接合するボックスラーメン構造により、安全安心な住まいづくりを推し進めています。
ところで、実際にハウスメーカーの資料を取り寄せてみるとより具体的に注文住宅をイメージできます。
持ち家計画の資料請求なら、住んでいる地域で自分のわがままな夢をかなえてくれるハウスメーカーを検索でき、一括で資料請求まで行うことができます。
一生に一度となる大きな買い物、妥協せずにたくさんの会社を検討するようにしましょう。
【7位】ダイワハウス(大和ハウス)
ダイワハウスは、2018年の時点ではハウスメーカー売上第1位となっている住宅メーカーです。鉄骨造、木造のいずれも手がけていますが、現在では特にXEVO(ジーヴォ)など、鉄骨造の住宅に力を入れています。戸建注文住宅では、平屋から5階建てまで多様なプランを提供しています。天井が高く、広々とした空間づくりを得意とし、開放感のある暮らしが実現できます。
【8位】住友不動産
住友不動産は「新築そっくりさん」など、建て替え・リフォームでも知られる住宅メーカーです。住友財閥の解体とともに誕生しましたが、現在は完全な別会社となっています。注文住宅の工法としては、「ウッドパネル工法」「2×4工法」「2×6工法」などがあり、日本独特の風土に対応しています。また独自に開発したパワーキューブと呼ばれる、強力な耐震技術も提供しています。
【9位】積水ハウス
業界トップクラスの販売実績を誇る積水ハウスは、すでに半世紀以上の歴史をもつ老舗の住宅メーカーです。積水ハウスの家でもっとも特徴的といえるのが、最高級外装材ダインコンクリート。4重もの特殊塗装を施し、風雨や汚れに強く、将来的なメンテナンス費用を従来製品の約半分とすることができます。これまでのコンクリート外壁には見られなかった、多彩なテクスチャーにより重厚感と耐久性を同時に得ることができます。
【10位】日本ハウスホールディングス(旧東日本ハウス株式会社)
日本ハウスホールディングスは、2015年に東日本ハウス株式会社から改名した住宅メーカーで創業50周年を迎えます。注文住宅では「棟梁システム」を採用しており、大工を準社員として抱えています。伝統的なヒノキ造りの家に加え、「ゼロエネルギーハウス」といった新しい取り組みを行っています。
【11位】アキュラホーム
アキュラホームでは全国500社以上の工務店やビルダーを結び、日本最大の工務店ネットワークJAHBnet(ジャーブネット)を作ることで、住宅の低価格化を実現しました。低コストながら、完全自由設計の木造注文住宅を主体として提供している住宅メーカーです。「職人品質」へのこだわりを見せ、高品質適正価格の住まいづくりを目指しています。
【12位】ミサワホーム
創業から半世紀を迎えるミサワホームは、木質パネル接着工法という独自の技術を用いた住宅づくりを特徴とする会社です。そのデザイン性の高さには定評があり、1996年にハウスメーカーとしては初めてグッドデザイン賞を受賞しました。以来、29年連続での受賞という快挙を成し遂げています。利用者の感想としては、希望への対応力に絶賛の声が上がっています。
【13位】トヨタホーム
トヨタグループの住宅部門に属するトヨタホームは、自動織機から始まる長い技術の歴史を活かした住み良い家づくりを行っています。構造材の防錆技術には自動車製造で培われた高い技術が活用され、内部からの腐食リスクを回避しています。また鉄骨組みを行うハウスメーカーの中でも、トップクラスの太い柱を採用し、住まいの安全性の強化を図っています。「いい家は長く住める家」というキャッチフレーズの実現に向け、信頼性の高い住宅提供を目指ししています。
【14位】ユニバーサルホーム
ユニバーサルホームはフランチャイズシステムを導入しており、現在は全国に130店舗以上で加盟店を展開しています。ユニバーサルホームの注文住宅でもっとも人気の高い技術が、自然の力を活かした「地熱床システム」です。自然エネルギーを活用することで、冷暖房費の節約になる上、地下からの圧力や周囲の振動、騒音などを吸収、分散するため防災にも役立ちます。
【15位】クレバリーホーム
クレバリーホームは1998年から全国展開を開始していますが、親会社は関東での長い実績をもつ新昭和という建設会社です。クレバリーホームには、直営店と地方の工務店を主体とするフランチャイズ加盟店の2形態があります。
タイル貼りの外壁、木造構造といった特徴を持ち、独自の耐震・耐火技術を提供しています。特に1階と2階を一体化させるSPG構造に激しい揺れに強いモノコック構造を掛け合わせた「プレミアム・ハイブリッド構法」には、地震エネルギーを緩和させる働きがあります。
【16位】ヤマダホームズ(旧ヤマダ・ウッドハウス+旧ヤマダ・エスバイエルホーム)
ヤマダホームズはヤマダ電機の100%子会社です。2018年10月にヤマダ・ウッドハウスとヤマダ・エスバイエルホームが合併し、ヤマダホームズとして再スタートを切りました。木造・木造軸組みを主体としており、スマートハウス住宅に力を入れるなどして、未来型の注文住宅を提供しています。
【17位】サンヨーホームズ
サンヨーホームズは、大阪に本社を置く住宅メーカーです。太陽光発電を標準装備するなど、エコに対する意識の高さがうかがえます。またガラスコーティングの屋根材やフッ素コートの外壁材を使用するなど、経年による傷みや汚れへの優れた耐候性を実現しています。
【18位】タマホーム
タマホームは、「品質も、価格も、叶う家」をモットーに良質かつ適正価格の住宅を実現した大手ハウスメーカーです。施工管理・木材流通・住宅設備の調達などを細部まで見直して、ムリ・ムラ・ムダを解消し独自の生産体制を構築、これを基に徹底した業務の高効率化によるコスト削減を推進。ながく安心して暮らし続けられる「良質低価格」の家づくりを実現しています。利用者からもその価格品質に高い評価を得ています。アフターサービスも充実しており「最長60年長期保証・点検」で、ながく快適に住まう住宅を提供しています。
【19位】レオハウス
業界でもローコストの1、2位を争うレオハウスは、全国の店舗数、販売戸数を着々と伸ばし続けている2006年創業の住宅メーカーです。良い家を低価格で提供するために、建材の一括仕入れや商社との直接取引を行うなどの工夫を凝らしています。
2020年にはヤマダ電機グループとなり、「日本のマイホームづくりを高品質でありながら、もっとリーズナブルに」を掲げて顧客の理想を形にすることを目指しています。
【20位】富士住建
富士住建は、標準仕様「完全フル装備の家」のキャッチフレーズで知られるハウスメーカーです。
モットーは「高品質で適正価、住む人がしあわせになるための家」で、実際に「手厚いアフターフォロー」の付帯したハイグレード住宅をリーズナブルな価格で提供しています。
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ランキングから見える顧客満足度のポイント
これらのランキングからは、どのようなポイントが見えてくるのでしょうか。
自由度
注文住宅を選択するもっとも大きな理由は、自由設計ができるということにあります。ランキング上位の利用者のコメントでは、「イメージ通りだった」「漠然としたイメージしかなかったのに、要望が実現されていた」「好みのデザインで満足」という声が多数確認できました。
注文住宅は住宅購入の中でも価格が高くなりがちですが、かけた費用の分だけの満足が得られたとことで、やはり注文住宅を選択して良かったと感じる人が多いようです。
メーカーの信頼性
ネームバリューについてもある程度の影響はありますが、それよりも現場担当者の対応がユーザーの信頼性を勝ち得るカギとなっていることがわかります。
注文住宅を検討している人は、いくつもの住宅メーカーを回っています。その中から取捨選択する際、決め手となっているのが、担当者の対応力です。素人にもわかりやすく説明してくれたり、家族の要望を目の前で図面に起こしてくれたりといった優れた対応能力によって依頼主を獲得しています。
また相談の際に担当者から受けた説明通りの仕上がりとなっていることに、深い満足を覚えたという意見も見られました。
技術力
どの住宅メーカーでも競い合って独自の技術を開発していますが、利用者のニーズに合った技術力がある会社には強みがあります。同じように耐震性へのアプローチをしていても、鉄骨造と木造の違いや揺れを吸収するタイプ、梁や土台に工夫があるなど技術の種類もさまざまです。
ただ「大丈夫です」だけではなく、いかに顧客を納得させられるのかという、自社技術に対する説明力もまた住宅メーカー側には求められています。
汚れない外壁、錆びない金属部品など、自社の得意とする特殊技術を前面に打ち出し、顧客獲得に成果を出している会社もあります。
ハウスメーカーに相談する前に知っておきたい家づくりのポイント
注文住宅は建売のように、実際に目に見える形ではありません。それだけに、実際に着手する前の準備がとても大切になってきます。注文住宅を建てる前には、どのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか。
まずは注文住宅の基本知識を学ぶ
家を建てたい、という思いだけでは先に進むことができません。施工業者に相談する前に、基本知識を学んでおきましょう。
注文住宅の種類
注文住宅については、土台から屋根まで一から作り上げるというイメージを持つ人が多いようですが、注文住宅にもいくつかの種類があります。一般的にはフルオーダー、セミオーダーなどと呼ばれているものですが、どこまでの自由度があるかで分類されます。
セミオーダー住宅とは、家の間取りは施主の希望に沿って自由に決められますが、設備や内装など使える仕様がある程度決められています。
フルオーダー住宅とは、文字通り間取りからドアノブ1個のデザインまで、すべて自由に決められる住宅を指します。厳密には、注文住宅と呼べるのはフルオーダーだけと言えますが、施工業者によってはセミオーダーも注文住宅のカテゴリに含めている場合があります。そのため、「注文住宅」のつもりで契約をしたところ、使える仕様に制限があって思うような家づくりができないというケースもあるようです。
セミオーダーはフルオーダーよりも、施工にかかる費用がかなり安くなるため、提示金額だけ見るとお得に感じます。希望通りの家づくりをするためには、費用だけに注目せず、契約内容を良く確かめる必要があります。
家づくりのための勉強は必須
「プロに任せるのだから」と家づくりの知識をまったく持たずに注文住宅づくりに着手するのは、まさに無謀といえます。依頼主に知識があるのとないのとでは、施工業者の対応も異なってきます。何も知らないということは、相手の言いなりになってしまう可能性が高いということです。
住み良い家づくりのためには、勉強の労力を惜しんではいられません。「いきなり建築の専門書は…」という場合には、家づくりに関する雑誌から読み始めるのが良いでしょう。図書館でも注文住宅関連の書籍を置いていることが多いので、まずは数冊手に取ってみるのがおすすめです。
カタログでイメージをつかむ
ある程度の基礎知識を学んだところで、施工業者からカタログを取り寄せて見ましょう。まったく何も知らない状態で眺めるよりも、ずっと読み応えが出てくるはずです。カタログを見ることで、その会社が得意としている工法やデザインなどの特徴を理解できるようになるかもしれません。
もっとも重視するのはどこかを考える
家づくりは家族全員の夢でもあります。どんな家にするのか、家族の意見や要望をまとめながらイメージや方向性を決めておきます。家づくりでもっとも重視するのはどのような点にするのか、優先順位をつけていくように進めていきましょう。
見学会・モデルハウスに足を運ぼう
本やカタログなど、紙ベースだけではわからないことはたくさんあります。見学会やモデルハウスなどに積極的に足を運び、実際のサイズ感を養ってください。実際の家やレイアウトを見ると間取りのイメージがつかめ、また素材や工法についても具体的に知ることができます。見て触るという体験は、家づくりを現実のものとしてとらえるのに役立ちます。
視点は多いほど気づきもあります。ご家族で楽しみながら、見学会やモデルハウスを回ってみると良いでしょう。
持ち家計画なら、あなたの住んでいる地域の見学会・モデルハウスの来場申し込みができます。
一生に一度となる大きな買い物、妥協せずにたくさんの会社を検討するようにしましょう。
理想を叶える業者選び
注文住宅の成功は、依頼する施工業者選びにかかっています。
モデルハウスを回っていくうちに、技術や実績面で信頼のできる業者に巡り合えるかもしれません。気になる会社が見つかったら、注文住宅への疑問を質問するようにし、誠実に対応をしてくれる業者であることを見極めます。
注文住宅づくりで重視するポイントをまとめて、強みを持っている業者かどうかで、取捨選択していく方法もあります。
絶対失敗しない注文住宅のためのヒント
一生に数少ない大きな買い物となる注文住宅。絶対に失敗しないためにも、同じ境遇の人の意見からヒントを見つけていきましょう。
注文住宅で重視されているのは?
注文住宅を建てる際には、どこが重視されているのでしょうか。住宅購入検討者の意識調査を元に、見ていきましょう。
耐震性
リクルート住宅総研が実施した住宅購入検討者に関するアンケート調査(※1)では、注文住宅の購入に対してもっとも重視するのは購入金額でしたが、住宅の造りそのものに対する重視ポイントは「耐震性」と「耐久性」が突出して高くなっています。
ハウスメーカーのランキングのユーザーレビューでも、構造についての安心感に言及している人が多く見られました。昨今多発する震災に対する備えとして、生命と財産を守ってくれる家づくりへの意識が高まっています。
※1:リクルート住宅総研オリジナル調査「住宅購入 検討者調査」より
耐久性
注文住宅を検討している人の声(※1)としては「できるだけ手入れをしなくていい家がよい」が53%、「可能ならまったく手入れを必要としない家がよい」が18%と、約7割の人が注文住宅の取得後の維持費の負担を減らしたいと考えています。
一方で日本の住宅の耐久性については、57%の人が「日本は湿度が高く家が腐りやすいから」、「日本は地震が多いから」52%と回答しており、その多くが懸念を示しています。
注文住宅を検討する上では、防汚や防腐、耐震など各ハウスメーカーが開発した耐久性に関する技術も注目されていると考えられます。
注文住宅を建てた人の半数以上が不満?
実際に住宅を購入した人への調査では、「不満がある」と答えた人の割合が「満足している」を大きく上回っています。失敗に関して探ってみると、そこには検討不足や相談不足といった原因があるようです。どのような家にしたいのかという方向性をもとに、家族で十分に話し合いを重ね、プロから現実的な意見を取り入れて調整していけば失敗の割合を減らすことができます。
具体的なイメージをもたずに、施工業者に丸投げしてしまうと、ライフスタイルや家族の現状に一致せず、住みにくい家となってしまう可能性があります。ハウスメーカーランキングでも、担当者が非常に良く相談に乗ってくれたという声が多く見られました。「親身になって対応してくれる」「経験豊富な住宅メーカーに巡り合える」ことが、注文住宅への満足度に大きな影響を与えます。
実際に住んでみて不満の多い箇所は?
住宅を外から見たのと、実際に住んでみるのとでは大きな違いがあります。不満の多い箇所を知り、理想の家づくりの参考にしていきましょう。
間取り
間取りは注文住宅を建てる際のプランでも基本となる部分でもあり、十二分に検討が重ねられると思われますが、実際に住んでみて「想像よりも狭い」「空気の流れが悪い」「使いづらい部屋がある」などの不満も意外に多いようです。
特に調整時に圧迫されやすい玄関などは、現在住んでいる家のサイズ感と比較して具体的なイメージを持っていないと、寸法が合わずに器具や設備が収まらないことにもなりかねません。図面からはなかなか想像できないため、同程度の広さのモデルハウスなどを活用しながら検討していく必要があります。
収納
注文住宅を建てるときには誰しも収納には配慮するはずですが、それでも不満をもつ原因としては、部屋ごとに何を収納するのかを考慮していないことがあります。
家全体での収納割合は十分に思えても、実際の生活の中で入れたい場所に物が入らないというケースが出てきます。収納部分を設計する段階で、「何を」「どのくらい」「どの部屋に」入れたいのかを考える必要があります。
お雛様や五月人形、クリスマスツリーなど、大きめで圧縮できない荷物の置き場所については、出し入れの利便性も考慮しながら決めておくようにしたいものです。
動線
見た目の良さに気を取られてしまうと、実際に住んでみて動きにくいという不満が起こる場合もあります。例えば時間によって家族が集中してしまい「お互いの行動の邪魔になる」「家事をするのに何度も同じ場所を行き来しなければならない」のは動線の確保がうまくいっていないからです。
図面ができ上った時点で「家族の誰がどう動くのか」「いくつかの家事を並行して効率的にこなす場合に何をどう配置すのか」を想像しながら調整していくことが大切です。
お風呂
新築のお風呂は気持ちが良いものですが、リラックススペースであるはずのお風呂場に対しても不満を持つ人は少なくありません。
不満の原因としてよく挙げられるのが、浴槽のサイズ、洗い場のサイズ、窓の位置、換気の状況、収納などです。浴槽のサイズに不満があるケースでは、ゆったりと入れるかと考え大きくしたら、水道代や光熱費がかかり過ぎるという例も見られます。
世帯の生活状況に合う、という観点からもよく検討しなければなりません。
外から見える
自宅が完成し、実際に入居してみないと道路と窓の高さなどの関係はわかりづらいものです。せっかく採光を考えて大きく取った窓が、カーテンを閉め切った状態でしか使えず、想像していた明るい生活にならないという悲しいことも起こり得ます。
特に浴室の向きや女の子のいる住宅の窓などには、細心の注意をもってレイアウトを決めていくようにしなければなりません。
騒音
特に通行量のある道路に面している場合や隣家と接近している場合には、思った以上にうるさくて夜眠れない、朝早くから生活音が気になるなどの騒音に関する不満も出てきます。寝室やリビングなど、くつろぐスペースの配置を決める際には、周辺の環境音についても考えておきたいものです。
配線
見逃しがちですが、配線も生活の利便性を考える上で重要なポイントになります。後から簡単に変更できるものではないだけに、部屋のコンセントが足りない、位置が使いづらいといったことで悩む家庭は多いようです。
現代生活においては、電気なしの生活は考えられません。特に若い家族がいる家庭では、充電の必要な電子機器は多くなっています。各部屋でどのような電化製品をどのくらい使うのか、予め想定しながら配線を考える必要があります。
住み始めてすぐのうちには気づけなかったことで、意外と多いのが子どもの成長や、家族構成の変化に家が対応できないという不満です。子ども部屋として考えていたスペースがすぐに狭くなったり、学習机の配置がうまくいかなかったりすることもあり得ます。
間仕切りで2つに区切れるように考えていたところ、子どもたちの荷物が増えてしまい、結局親のスペースまで使わざるを得なくなったという例も聞かれます。逆に子どもが巣立って行ったあとで、余分なスペースをうまく活用しきれないという話も多いようです。
注文住宅を作る際には将来の家庭の変化まで完璧に予測することは難しいものですが、子どもの成長や家族の減少など、想定しやすい変化を考慮した住宅にすることは、一生住みやすい家を手に入れる近道です。
まとめ
注文住宅を失敗しないためには、自分自身がある程度の知識を持つことと、どんなことにでも相談に乗り、対応してくれる施工業者を選択することの2つがとても重要です。
ハウスメーカーランキングを見ると、ユーザーから高い満足度を得ているメーカーでは、施工の技術力の他にも、設計・営業担当者の対応の良さや信頼性がポイントとなっていることがわかります。
家づくりは人生における、個人的な大事業です。事業のパートナーとなるハウスメーカーは、とことん話し合いができる相手でなければなりません。
以上、「【2024年版】注文住宅おすすめハウスメーカーランキング20社!絶対失敗しない口コミ評判の良い会社は?」でした。
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