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マイホームのリビング実例集!快適な家づくりを行う5つの鉄則とは?

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マイホームのリビング実例集!快適な家づくりを行う5つの鉄則とは?

「マイホームに快適でおしゃれなリビングをつくるには何を注意すればいいんだろう?」
「どのようなリビングにするか、実際の画像を見て参考にしたいな…」

あなたは今、そのように考えていませんか?

リビングは家族が集まって団らんのひと時を過ごす生活の中心になる場所です。マイホームを建てる上で、家族のライフスタイルに合ったリビングをつくることは、マイホーム全体の快適性をより高めることにつながる重要なポイントとなります。

この記事では、注文住宅の新築にあたって理想のリビングを手に入れるために、リビングに求められる条件について事例写真をもとに徹底的に解説していきます。その上で、理想のリビングを考える基本手順や快適性につながる具体例を紹介していきます。最後まで読み込むことで、あなたが求めるべきリビングの具体像を把握することができ、施工業者へもしっかりとイメージを共有することができるようになるでしょう。

その前に、理想の注文住宅を建てるには情報収集が大切です。
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一生に一度となる大きな買い物、妥協せずにたくさんの会社を検討するようにしましょう。

マイホームのリビングに求められる5つの条件

リビングは住宅の中でも他の部屋より長い時間を過ごす場所であり、家族全員が集まる場所ですから、機能性やデザイン性・使い勝手といった条件が求められるものです。いるだけで心地よいと感じられるリビングは、こうした条件がバランスよく整っています。

快適なリビングをつくるためにこだわりたい条件について、詳しく見ていきましょう。

広さ

家族共有のスペースであり、来客をもてなす場としても使うリビングは、開放感のある雰囲気にするためにもある程度の広さが必要です。ただし、開放感を感じるには「視線の通りやすさ」、つまり間仕切り壁の有無や天井の高さなども影響してくるため、単に床面積を広くすればいいというものではありません。

たとえば同じ20畳のリビングでも、隣接するダイニングやキッチンとの間に間仕切り壁があるよりもないほうが広々とした印象を与えますし、天井が一般的な250cm前後よりは2階までの吹き抜けになっている方が開放感があります。

視線の通りやすさは空間の開放感に大きな影響を与えますので、床面積を決定するのと同時にしっかりチェックしておきたい条件です。

採光や通風

外からの光がたっぷりと注いで、適度に心地よい風が通っていく、こんなリビングは居心地がいいので自然と家族が集まってきます。明るくて空気がさわやかであることは、快適に過ごせるリビングの必須条件です。

十分に採光がとれるリビングをつくるには、窓の配置と大きさが重要です。リビング内のどの方角に窓が設置できるか、設置する窓は掃き出し窓か腰高窓かなどを設計段階でよく検討する必要があります。できれば日中に照明をつけなくてもいいように窓の配置を考えましょう。

そしてリビング内の換気がしやすいことも重要です。リビングは家族が集まっていろんな過ごし方をしますからホコリが舞いやすいですし、ダイニングやキッチンと隣接していると調理中の煙やニオイが流れてくることも多いです。

また、ソファやクッション、ラグなど、リビングに置いている布製品には湿気がたまりやすく、カビやダニが発生しやすいので、自然の空気がリビング内にまんべんなく回るように窓の配置を考慮することが大切です。

リビングの窓配置の事例紹介

HERBAR HOUSEの長期優良住宅

引用:HERBAR HOUSE「AVAN 長期優良住宅 落ち着きあふれるオーセンティックモダンスタイルの家」より

壁面の上方に横長窓を設置すると、リビング全体にやわらかい光が広がります。外からの視線を気にすることなく採光できるため、住宅が密集している土地でも自然光を効率よく取り入れられます。

HERBAR HOUSEのナチュラルな家

引用:HERBAR HOUSE「インナーガレージのある無垢フロアのナチュラルな家」より

リビングとダイニング、さらに小上がりコーナーと続いている広い空間が、大きな窓によってさらに開放感あるスペースとなっています。

断熱性

快適に過ごせるリビングは、夏涼しく冬暖かい環境を維持できることが条件です。そのためには、外気温に左右されない構造体であることが求められます。

断熱性が低いと、夏の熱せられた空気や冬の冷えた空気が室内に入り込んでくるだけでなく、エアコンや床暖房などで温度調整したリビング内の暖気や冷気が逃げてしまい、冷暖房効率が大きく下がってしまいます。冷暖房効率の悪いリビングは快適性が失われますから、壁や窓部分の断熱をしっかり考えておくことが大切です。

内装

理想的なリビングをつくる条件として、視覚から入る情報も重要です。リビングの床や壁、天井に使う内装材や、ドアの色や質感をどういったものでコーディネートするかによって、視覚的な心地よさが左右されます。

一般的には壁や天井をシンプルな白にそろえるケースが多いですが、シンプルな反面平坦で無難な印象です。最近は、4面ある壁面のうちもっとも広い壁の1面だけを違う色で仕上げたり、柄がはいった壁紙を貼ったりする「アクセントクロス」という手法が人気で、空間に立体感が出ます。好みのインテリアに合わせて色や柄を選ぶととてもおしゃれです。

床だけを濃いめの色にして空間全体を引き締める、天井を白ではなく木目にして上品な雰囲気にするなど、好きなテイストに合わせてコーディネートするとお気に入りの空間になるはずです。

内装のテイスト別の事例紹介

アイワホームのアメリカンヴィンテージハウス

引用:アイワホーム「吹き抜けリビングのあるアメリカンヴィンテージハウス」より

リビングの壁の1面だけ違う仕上がりにし、メリハリの効いた内装がおしゃれなリビング。見せ梁がほどよいアクセントになっています。

HERBAR HOUSEのモダンハウス

引用:HERBAR HOUSE「ウッドデッキ付きモダンハウス」より

天井を濃い木目仕上げにすることで、落ち着いた空間になっています。壁の白色とのコントラストが効いていて、シンプルながら上質な雰囲気が感じられます。

ダイニングやキッチンとの動線

リビングの快適性は、リビング単独ではなく隣接するダイニングやキッチンとのつながりにも影響を受けます。つながりとは、双方のスペースを行き来する際に動くライン、つまり動線がスムーズかどうかに左右されます。

リビングとダイニング、キッチンが一体になったLDKという間取りが最近の主流ではあるものの、この3つのスペースをどのようにつなげるかによって動線は変わります。たとえば3つのスペースを回遊できてオープンキッチンを入れたスタイルだと、開放感があって移動も便利ですが、汚れやすく散らかりやすいキッチンの内部が常に丸見えです。毎日使う場所ですから、気を使いながら過ごすようなレイアウトは避けた方がいいでしょう。

ダイニングとキッチンはつながっているけれどリビングとは部分的な間仕切り壁でゆるく仕切った場合、開放感は低くなります。その代わり、来客時でも家族がダイニングスペースで過ごすことができるため、パブリックスペースとプライベートスペースとして使い分けが簡単にできます。

ダイニングやキッチンとの動線は、家族構成やライフスタイルによってマッチする内容が異なりますから、設計段階でよく話し合い、動線をシミュレーションしておきましょう。

動線を重視したLDKの事例紹介

勝見住宅のマリブスタイルの家

引用:勝見住宅「「マリブスタイル」の家/勝美住宅の住まい」より

リビングとダイニング、キッチンがひとつの空間でありながら、腰壁を設けてゆるやかに仕切ることでそれぞれのスペースが使いやすく、短い動線で移動できます。

引用:ナイスホーム「スムーズな家事動線と収納力が自慢の家」より

自然光がたっぷり入るリビングが、コンパクトなダイニングや吊戸棚のないセミオープンキッチンとつながっています。家族がどこにいても会話が弾みそうですね。

マイホームのリビングを考える基本手順

リビングは家族が集まって団らんの時を過ごしたり、趣味を楽しんだり、友人を呼んでホームパーティーをしたりと日常生活の大切な時間を過ごす空間です。そのため、リビングが快適な空間であることが、家族の日常生活をより充実させることにつながります。

マイホームを建てる際に、どのような手順で進めたら理想のリビングを実現できるのでしょうか。
おすすめしたい3つのステップをご紹介しましょう。

家族の要望をすべて出す

素敵なリビングをつくりたいと考えた時、インテリア雑誌を見たりインターネットで実例を検索したりといった情報収集からスタートする人は多いです。しかし情報収集する前にしておきたいのが「自分たち家族が快適だと思えるリビングとは何か」をしっかり把握することです。

素敵な実例はたくさんありますが、第1章で述べたリビングに求める条件の程度や優先順位は家族によって異なるもの。雑誌やインターネットで見ていいなと感じた実例をそのまま取り入れても、自分たち家族にフィットするかはまた別なのです。

自分たちがくつろげて快適に過ごせるリビングとはどういうものかを把握するには、家族全員の意見を出し合ってまとめていくことが欠かせません。「とにかく広いのがいい」のか、「面積は広くなくてもいいから天井を高くしたい」のか、「ダイニングとは区切りたい」のかなど、家族一人一人理想のリビングのイメージが違いますから、まずは家族全員の要望を書き出しましょう。

「こんなことは難しいんじゃないかな」「こうしたいけど無理かも」といった考えがあったとしても、この段階では現実に工事できるかどうかは考慮しなくてOKです。

要望の優先順位を決める

家族それぞれに理想のリビングの内容を書き出して意見が出そろったら、その中から似ている内容の要望をまとめていきます。まとめ終わったら、家族で話し合いながら要望の優先順位を整理しましょう。

優先順位がほぼ同じという要望があった時は、並べたままでかまいません。優先順位をつける意味は、プロである設計士が実際に設計する際に設計の方向性を決めるためです。出された要望をさまざまな条件を踏まえながら形にしていくのは設計士の仕事ですから、「もしできるなら」という考えで優先順位を決めることが重要です。

理想のイメージを視覚的にまとめる

要望の優先順位を決める作業と並行して、理想のリビングのイメージを固めていきましょう。

ここで初めて雑誌やインターネットを使って実例を探す作業に入ります。要望をまとめた中で優先順位が高い項目をキーワード検索すると、要望に近い実例がヒットしやすいです。「明るい リビング」「リビング 動線 育児」といったように、複数のキーワードを並べるとより絞り込みやすいでしょう。

イメージを視覚的にまとめるメリットは、ここまで文字だけでピックアップしてきた自分たち家族のリビングに対する要望が、ビジュアルとして共有できることの他に、設計士に理想のイメージをより的確に伝えられるということです。

たとえば「窓が大きくて開放的なリビングにしたい」という要望を伝えたい時、開放的がキーワードですが、人によって開放的というイメージはかなり違いますから、文字や言葉だけで伝えるとズレが生じやすいのです。つまり、実例の画像をピックアップして設計士と共有することは、イメージのズレをできるだけ少なくできるので、理想に近いリビングをつくる近道なのです。

ところで、理想の注文住宅を建てるには情報収集が大切です。
持ち家計画の資料請求なら、住んでいる地域で自分のわがままな夢をかなえてくれるハウスメーカーを検索でき、一括で資料請求まで行うことができます。
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マイホームのリビングに収納は必要?

リビングを快適な空間にするためには、収納とのバランスは欠かせません。家族全員が集まることが多く、さまざまな過ごし方をする場所ですから、リビングにはどうしても物が増えやすくなるということをあらかじめ考慮して収納スペースを確保しておく必要があります。

家族で過ごすプライベートな空間でありながら、来客をもてなすパブリック空間でもあるリビングは、「見せる収納」と「隠す収納」のどちらがライフスタイルに合っているかをよく検討することが大切です。それぞれにメリットとデメリットがありますから、比較した上でバランスよく配置しましょう。

リビングの収納~見せる収納

物がすぐに取り出せる利便性と、見た目のインパクトを楽しめるデザイン性の両方の良さを楽しめるのが見せる収納プランです。

見せる収納のメリット

見せる収納のメリットは、物がすぐ取り出せることです。たとえばリビングにスタディスペースを設ける場合、ペンやハサミといったよく使う文房具は引き出しにしまい込まずに、しゃれたデザインのペンスタンドに入れてカウンターの上に出しておいたり、書類は同色のファイルに整理してオープン棚に並べるといった収納方法です。

テレビ周りや壁面の一部を使えばリビングが狭くなることもありません。使いたい時にさっと使える上に、デザイン性の高い収納グッズを選んで、個性的なコーナーを演出することができるでしょう。

見せる収納のデメリット

見せる収納のデメリットは、オープンな状態なので物にホコリがつきやすいことです。頻繁に取り出すなら気にすることはありませんが、たまにしか使わない物だと掃除の手間が増えます。

また、サイズや色が違う物をたくさん並べてしまうと雑然とした雰囲気になりやすいので注意が必要です。リビング全体をすっきりと見せたくても、かえって片付いていない印象を与えてしまう可能性があります。

リビングの収納~隠す収納

キャビネットなどの中に物を収納して見えなくすることで、インテリアを壊さないシンプルな見た目と機能性を得られるのが隠す収納プランです。

隠す収納のメリット

隠す収納のメリットは、収納した物が外から見えないためにすっきりとした空間をつくりやすいことです。物が増えがちなリビングでは色や質感、サイズなど、バラバラの物があふれやすいですが、引き出しやキャビネットの中に収納してしまえば気にすることはありません。

こまごました物はバスケットやボックスに入れれば取り出しやすいですし、アイテム別ではなく家族別にバスケットやボックスを準備すると使い勝手がアップします。また、壁面を活用して造り付けの壁面収納を設置すると、大容量の収納スペースの確保にもつながるでしょう。

隠す収納のデメリット

隠す収納のデメリットは、物を使う際にワンアクション増えることです。見せる収納だと物を取り出すのは基本的に1アクションですが、隠す収納の場合は扉や引き出しを開けてから取り出すため、2アクションになります。物を使って戻す時も同じ。たった1アクションの差と思うかもしれませんが、頻繁に使う物は1アクション増えるだけでも面倒なものです。

また、引き出しやキャビネットに物を収納すると、普段は隠れているためにどこに何を収納したのかが分からなくなることがあります。バスケットやボックス、トレーなどを上手に活用して分類収納をしておかないと、常に探し物をしてしまうことになりかねません。使い勝手がよくなるような工夫が求められます。

リビング以外の収納とのバランス

リビングでの時間を快適にするために考える収納プランは、リビングの中だけで考えるには限界があります。「物があふれてしまうから収納スペースを増やしたい」という要望は常に理想のリビングをつくる上での課題ですが、物理的に広くするというよりも、配置する収納スペースの位置を考慮する方が効果的です。

そのキーワードは「動線」です。リビング・ダイニング・キッチンが一体になったLDKというレイアウトが最近人気ですが、食事をしたりくつろいだりといった異なる用途をひとつの空間で対応するため、人が動く動線に合わせて収納スペースを確保する、つまり「使うところにしまう」ことを意識することがポイントです。

導線に合わせた収納プランを考えるには、リビングで家族がどのように動いて、どんな過ごし方をするのかをシミュレーションするといいでしょう。

たとえば、リビングでテレビを見たり読書をするのが多いけれど、時には子どもと遊ぶこともあるというのなら、子どものおもちゃの収納スペースがリビング内に必要だと分かります。リビングの一角にスタディコーナーを設けるなら、親がパソコンをする傍らで子どもが宿題をするという機会も少なくないため、資料や本の収納スペースが必要ということになります。

ただし、書斎や子ども部屋から資料や本を持ってきて作業後にまた片づける使い方をするなら、リビング内に資料や本の収納スペースは不要ということが分かります。

リビングの収納スペースのサイズや位置を決めるには、リビングでどのように過ごすのかということが強く影響します。動線を含めてリビングでの過ごし方をしっかりシミュレーションし、本当に使える収納スペースを設置することが大切なのです。

リビングの収納スペースを考える際には、収納する可能性がある物をあらかじめピックアップしておくといいでしょう。参考までにリビング内で使う可能性が高い物をまとめてみました。

テレビやDVDプレーヤーなどのAV機器

家族でテレビ番組を見たりDVD鑑賞をしたりする過ごし方が多いなら、テレビやDVDプレーヤーなどのAV機器をリビングのどこに配置するかは、動線とのかかわりも含めて重要な項目です。DVDソフトやリモコン、取扱説明書などを収納するテレビボードを置くか、壁面を使った造り付け収納にするのかによってリビング全体の雰囲気も左右されます。

新聞・書籍

リビングでくつろぎながら新聞や雑誌などを読むという人も多いでしょう。雑誌や書籍は意外と場所を取りますから、専用の収納スペースを確保しておきたいものです。本棚を他の個室に置くとしても、読みかけの新聞や雑誌を一時的に置いておくスペースは必要でしょう。読書が趣味なら、リビング内にも固定した本の収納スペースがあると使い勝手がいいはずです。

子どものおもちゃや絵本

小さな子どもがいる家庭だと、リビングの一角をプレイスペースにすることは多いです。子どもが遊ぶおもちゃや絵本などをまとめておける棚を置いたり、バスケットに入れて上からかわいい布をかけておけば簡易的な収納スペースとして重宝します。もし急な来客があっても、散らかった状態を見せることはないのでストレスもたまらないでしょう。

ただし、リビングに隣接した和室や2階の子ども部屋に別途専用の収納スペースがあるなら、遊ぶ時だけリビングに持ってきて遊び終わったら元に戻すとリビングが散らかりません。

家計管理や学校関係の書類

通帳や家計簿といった家計管理に使うものは、まとめて保管しておくと使う時や片づける時に便利です。レシートなどの支出明細はファイリングしておけば確認しやすいです。

小学校から高校に通う子どもがいる場合は、学校からの書類が大量にありますから、オフィス用のレタートレイを活用して「要確認」「要提出」「確認済み」「提出済み」などに分類しておくと保管や確認の作業がスムーズです。メモ帳や文房具、電卓などの文房具も同じ場所に収納しておくと便利です。

パソコンや電話・FAX

最近はリビングやダイニングでもパソコン作業ができるよう、コンパクトなカウンターと椅子をセットしたスタディスペースを設けるケースが増えてきました。パソコンに加えてプリンターや資料・本などを仮置きできる棚を近くにセットしておくと、ひと通りの作業がスムーズにできます。カウンターの上にコンセントを出してもらうよう設計段階で依頼しておくと、パソコンの利用やスマートフォンの充電に便利でしょう。

電話やFAXの本体を置いておくスペースも必要ですが、寝室や書斎に本体を置くのであればリビング内にスペースをとる必要はありませんから、電話やFAXの本体をどこに置くのかをあらかじめ話し合っておきましょう。

アイロンや裁縫道具、手芸用品

キッチンや洗面室にミセスコーナーを設ける場合は別として、リビングでアイロンをかけたりほつれ物を直したりすることもあるでしょう。こうした家事をリビングでする可能性があるなら、アイロンやアイロン台、ミシン、裁縫道具といったアイテムを収納しておくスペースが必要です。

編み物やクロスステッチといった手芸を趣味で楽しむ場合も、まとめて手芸道具を収納できるスペースを確保しましょう。こまかいアイテムが多いので、分類できるように仕切りがたくさんついたボックスや、持ち運びが便利な持ち手付きのバスケットを使うと重宝します。

掃除道具

快適なリビングの環境を維持するには、こまめな掃除が不可欠です。ハンドクリーナーやウェットティッシュ、雑巾、フロアクリーナー、デスク用のほうき、ゴミ袋といった掃除に使う道具は、まとめて1ヶ所に保管しておきましょう。

リビング内にこうしたアイテムを収納しておくと、飲み物をこぼしたりして床やテーブルが汚れた時にもすぐ対応できます。しかしスペースを取りにくいなら、廊下や階段下などに収納スペースを設けるといいでしょう。

薬や電池などのストック品

リビングではさまざまな細かいことをするもの。薬を飲んだり爪を切ったりしたい時にすぐ取り出せるよう、薬や爪切りをまとめて保管できる薬箱を置く場所を考えておきましょう。

また、ティッシュや電池といったアイテムは、いくつかストックを準備してリビング内に収納しておくと使いやすい場合があります。これらは1ヶ所にまとめて収納しておくと、「どこに置いたかな」と探す手間が省けます。

その他

リビング内に収納スペースを確保する時は、収納するアイテムに合わせて考えるだけでなく、ちょっとした小物などを仮置きできる小さなカウンターを設けるととても便利です。壁の厚みを利用したニッチと呼ばれる奥行の浅いカウンターは、鍵や印鑑などを置いておくスペースとして重宝するでしょう。

リビングの「見せる収納」「隠す収納」の事例紹介

かなめ創建のステップリビングのある家

引用:かなめ創建「強度に快適性をプラスしたステップリビングのある家」より

テレビ背面にある収納スペースは開けたまま見せる収納としても使えますが、引き戸を閉めれば隠す収納に。その時その時に合わせてフレキシブルに使い分けられる収納アイデアです。

引用:和建設「和室に縁側、たっぷり大収納もあるシンプルモダンな外観の家」より

テレビ周りに集約した収納はすべて扉付きのキャビネットタイプで統一し、すっきりと隠す収納に。無駄なものが一切見えないシンプルなリビング空間です。

マイホームのリビングに影響を与えるスペース

マイホームの中では中心的な存在であるリビング。そこで過ごす時間をより心地いいものにするには、リビングというスペース単独ではなく、隣接したスペースとあわせて動線や広さ、明るさなどを考えていく必要があります。

たとえば来客が多い家庭なら、リビングで来客をもてなすためにキッチンとのつながりはスムーズな動線を確保する上で重要な項目です。来客をもてなすのに、料理やお茶の準備を来客と会話を楽しみながらしたいのか、それとももてなしに集中したいのかによって使いやすいレイアウトは変わるのです。

このように、リビングの快適性に影響を与えるスペースが住宅の中にはいくつかあります。それぞれどのように考えていくのがいいのか、ポイントをご紹介します。

キッチン

リビングの快適性はキッチンのスタイルに大きな影響を受けます。キッチンのスタイルにはオープン・セミオープン・クローズと大きく分けて3種類あり、それぞれ使い勝手には特徴があります。

オープンキッチンの特徴

オープンキッチンはリビングと空間的には一体となっていて、双方のスペースを回遊できるレイアウトが選択できるという大きな特徴があります。リビングとキッチンとの境界はあいまいで、キッチンで料理をしながらリビングにいる家族や来客の様子をしっかり確認できますし、リビング側からも調理中の様子がよく見えます。

ただし料理中に発生する音やニオイ・煙などはキッチン内にとどまらずリビングにも広がっていきますから、落ち着かなくなる可能性はあります。

クローズドキッチンの特徴

クローズドキッチンはリビングと間仕切り壁でしっかり区切られている空間です。プライベートスペースとしての意味合いが強く、家族以外は基本的には入れません。間仕切り壁ができるため、オープンキッチンのプランと比べると開放感は低くなり、家族や来客の様子が分かりにくいです。

その代わり調理中の音やニオイ・煙がリビングに広がっていくことはなく、静かにくつろげるリビングができます。

セミオープンキッチンの特徴

セミオープンキッチンは、オープンとクローズドの中間のスタイル。汚れや音が発生しやすい加熱機器部分の前面に天井までの間仕切り壁があるものの、シンク部分から調理スペース部分は完全オープンか高さ100cm前後の腰壁が回されるため、リビングにいる家族や来客と会話をしながら調理できる一方で、雑然としがちなキッチン内を隠すこともできます。

キッチンのスタイルによって、リビングでの過ごし方も変わるので、どのように暮らしたいかという点をよく考えてレイアウトを考えていくことが大切です。

ダイニング

キッチンと同じく、ダイニングもリビングの快適性を左右する影響力があるスペースです。食事をとった後にくつろぐ、くつろいでいる間に食事の用意ができて移動するというダイレクトな動線が必要ですから、キッチンとダイニングは隣接していることがほとんどです。キッチンとダイニングを同一空間とするか、あえて別空間とするかはライフスタイルによるところが大きいでしょう。

同一空間にすると開放感はアップしますしホームパーティーなどをしやすい一方で、来客中に家族が食事をとりたい時に使いづらいというデメリットがあります。別空間として区切るとリビングをパブリックスペース、ダイニングをプライベートスペースとして互いに影響を受けることなく過ごせますが、同一空間にするプランよりは確実に開放感が低くなります。

リビングとダイニングを少しずらした間取りにして区切らずにすむようにしたり、すりガラスなど圧迫感が少ない建材を使った間仕切壁を一部だけ立ててできるだけ一体感を損なわないようにするといった工夫を取り入れるのもいいでしょう。

和室

リビングと隣接した位置に和室を作るケースは少なくありません。来客があった時に和室に通してもてなし、リビングは基本的に家族が使うプライベートスペースとするという場合もありますし、リビングの延長として寝転がって過ごせるスペースとする場合もあります。

家族にご高齢な方がいれば、ソファに座って過ごす洋室のリビングよりも、畳に直接座って過ごす和室のほうが落ち着くという理由もあるでしょう。あえて小上がり状態にしておけば気軽に腰かけられるだけでなく、小上がりにした分の高さを収納スペースとして活用することもできます。

最近は和モダンなど和室をおしゃれに見せるテイストのインテリアも定着しつつありますから、個性的なリビングにしたいなら和室を隣に設けるというのもひとつの方法でしょう。

洗面脱衣室

リビングと洗面脱衣室のつながりを重視するケースはそう多くはありませんが、動線上便利なことがあります。リビングと洗面脱衣室との距離が近いと、たとえばホームパーティーをしていて来客が手を洗いたい時に、キッチンなど他のスペースを通ることなくリビングから洗面脱衣室に移動できます。

来客が多くてもてなすのは好きだけれど、できるだけキッチンの中は見せたくないと考えるなら、こうした動線を確保しておくとストレスがたまりません。子どもの友達が遊びに来た時なども同じことが言えます。

まとめ

憧れのマイホームを建てるとなると、家族がコミュニケーションをとったり、来客をもてなしたりする大切な空間であるリビングを、どのようにするかはとても気になる問題です。家族のライフスタイルに合っているか、スムーズな動線や好みのインテリアなど求めている快適さが確保できるかなど、リビングのあり方はマイホーム全体の住み心地を左右すると言えます。

子どもの誕生や独立、両親との同居など、マイホームを建てた後に家族構成が変化する時はいずれやってきます。それでも、家族全員が集まった時やそれぞれが思うように過ごす時、いつでも居心地がいいリビングであれば家族がみんな満足できるはず。

そんなリビングをつくるには、理想のリビングの要素を家族の中でしっかりと洗い出し、リビングに求める条件を整理した上でライフスタイルに合ったプランを考えていくことが不可欠です。

この記事を参考に、家族全員が笑顔で暮らせるリビングのあるマイホームをぜひ実現してください。
以上、「マイホームのリビング実例集!快適な家づくりを行う5つの鉄則とは?」でした。

最後に、理想の注文住宅を建てるには情報収集が大切です。
持ち家計画の資料請求なら、住んでいる地域で自分のわがままな夢をかなえてくれるハウスメーカーを検索でき、一括で資料請求まで行うことができます。
一生に一度となる大きな買い物、妥協せずにたくさんの会社を検討するようにしましょう。

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