ローコスト住宅は「買いやすい手ごろな価格帯」が魅力ですが、価格を抑える部分を誤ると品質的に、満足できない住まいとなってしまいます。本記事ではローコスト住宅の依頼で失敗しがちなこと、後悔しがちな点を取り上げ紹介したいと思います。
ローコスト住宅の建築・契約をお考えの方はぜひ、参考にしてみてください。
目次
ローコスト住宅が安く販売される理由
ローコスト住宅とは一般的な住まいよりも安く、コストを抑えて購入できる物件のことです。ローコスト住宅は「世帯年収400万円〜500万円」の方にとって最も買いやすく、手が届きやすい住まいとして人気があります。
ローコスト住宅が私たちにもたらすメリット
ローコスト住宅であれば、多くの方が負担無く、予算の範囲内で住まいが購入できるでしょう。参考までに、私たちが一年間に使えるお金の平均は「300万円〜320万円」程度だと言われています。
月々に換算すると25万円前後。その中から「住居費」として充てられるのは、月収の3分の1程度。つまり「約7万円〜10万円前後」といったところでしょうか。
ローコスト住宅でローンを組む際には、所得と返済するローンの割合がいくらなのか。月収の3分の1以上、賃貸住宅の家賃よりも「高いかどうか」を確認する必要があります。
ハウスメーカーは、賃貸物件に住んでいる人に向けて「家賃を払うより、ローンを組んだ方が将来的にお得」と言いますが、住まいを購入した場合、税金や諸経費なども計算する必要があります。
結局、一戸建てを買うよりも、賃貸物件を利用した方が「安い」ということもあるので、土地や物件費用だけでなく、税金、諸経費なども忘れず計算しましょう。
ローコスト住宅で後悔しがちなこと
実は、ローコスト住宅を購入する場合と、大手ハウスメーカーで住まいを購入する場合で「出てくる不満」に大きな違いはありません。
みなさんの中には、「ローコスト住宅=粗悪なもの」と考える方もいるようですが、ローコスト住宅は「無駄なコストを省いて、良い建物を提供する」ことに重きを置いており、ローコストだから壊れやすい、老朽化しやすいといった問題は起こりません。
もちろん、本記事の最後にハウスメーカー以外のところでは、どのようなことが起こっているのか、すべてを把握することはできませんが、本記事の最後に紹介しているハウスメーカーに限っては、安いからといって悪いものと言うのでは無く、「こんなに立派な建物がなぜこの値段で…!?」といった驚きの方が大きいでしょう。
注文住宅で失敗しがちなこと
前項で説明したとおり、ローコスト住宅が原因で「失敗」が生まれるのではなく、多くの場合、次のようなことがきっかけで、後悔をしたり「あの時、こうしていれば」といった後悔の気持ちが芽生えるようです。
【注文住宅で後悔しがちなこと】
・ 間取りの失敗 ・ 配線の失敗 ・ 予算の失敗
間取りの失敗とは、家族構成やライフスタイルに対して、部屋数が足りない、十分な広さがないなどの問題を意味します。
配線の失敗とは、コンセントが必要な場所に配置されていない。家電の数に対して、コンセントの数が合っていないなどのトラブルです。
3つめの予算の失敗は(注文住宅で起こりやすいことですが)あれもこれも欲張って、こだわりを詰め込みすぎて予算が膨らむといった問題です。
ローコスト住宅で失敗しないために!重要なポイントは5つ
ローコスト住宅が原因の失敗はありませんが「失敗をしないよう」心掛けたいポイントが5つあります。
ローコスト住宅で失敗しないために、重要なポイントを5つ
ローコスト住宅で重要なポイント1:業者選び
ローコスト住宅をはじめ、注文住宅で家を建てる場合には、必ず複数の業者でプランや見積もりを出してもらうことです。比較対象が多ければ、その分「自分が求めていること」がハッキリ見えてきます。
また価格交渉をする上でも、複数の業者に金額を提示してもらい、ラフデザインを確認したり、他の施工主がどのような住まいを建てたのか、確認することで「業者の善し悪し」が分かります。
ローコスト住宅で重要なポイント2:住む場所(土地選び)
土地選びは「今後の予算」を決める上でも重要なことです。土地が安ければ、その分住まいにお金を掛けることができます。
しかし、土地代が高ければ、限られた少ない予算のなかから、建てられる家を探す必要があり「選択肢」は狭められてしまいます。
ローコスト住宅で重要なポイント3:予算をいくらにするか
業者、住む場所が決まったら、予算をいくらにするのか決めましょう。マイホーム購入は、殆どの方が「住宅ローン」を組まれるはずですが、住宅ローンを利用する場合には、所得に対して無理のない範囲で借入額を設定することです。
最もおすすめなのは、頭金を蓄えておき、借入もギリギリいっぱい借りるのではなく、ある程度余裕を持たせて「返済能力の範囲」で借入をすることです。住宅ローンの借入シミュレーションについては、各金融機関が相談に乗ってくれるほか、本サイト「住宅ローン」の記事が参考になります。
ローコスト住宅で重要なポイント4:優先順位をつける
ここでの優先順位とは、住まいにおいて「何を優先したいのか」決めることです。例えば料理好きな方であれば、キッチンにお金を掛けるでしょう。
また自動車が好きな方は、愛車を格納する駐車場スペースに予算を費やすはずです。
注文住宅では、どの場所にお金をかけて、重要でない部分にはお金を掛けないといった潔さと「バランス感覚」が求められます。
ローコスト住宅で重要なポイント5:仕上がりの確認
ローコスト住宅を建てている間も、建築がどのように進んでいるのか、工事の仕上がり、施工業者の技術力などもこまめにチェックしておきましょう。出来てからでは修正が難しい場所でも、早めに「直して欲しい箇所」を報告すれば、コストを掛けずに改善・修復することができます。
ローコスト住宅のオススメメーカー(一覧)
最後にローコスト住宅で、評価の高いハウスメーカーをまとめて紹介しておきます。一部大手ハウスメーカーも交えていますが、どのメーカーも、ハイレベルな「ローコスト住宅」を提供する業者ばかりです。
レオハウス
【レオハウスの会社概要】
- 社名 :株式会社レオハウス
- 代表 :代表取締役 社長 内村 真樹
- 住所 :〒163-0637 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル37階
- 設立 :平成18年10月10日
- 資本金 :3億円
- 建設業許可:国土交通大臣許可(特-28)第22020号
- 宅地建物 :公式サイト参照
- 一級建築士:公式サイト参照
- 公式サイト:レオハウス(公式サイト)
レオハウスのその他サービスについては、以下公式サイトをご覧ください。
参考リンク:レオハウス(公式サイト)
アキュラホーム
アキュラホームの特徴とオススメ度
【アキュラホームの会社概要】
- 社名 :株式会社アキュラホーム
- 代表 :宮沢 俊哉
- 住所 :東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビルディング34F
- 創業 :1978年10月
- 設立 :1986年5月
- 資本金 :9,314万円
- 従業員数 :1,230名(平成30年4月1日現在)
- 建設業許可:国土交通大臣許可(特-26)第21113号
- 宅地建物 :国土交通大臣(3)第6982号
- 一級建築士:東京都知事登録第53714号
- その他登録:(財)住宅保証機構 建設業者登録10007517号
- 公式サイト:株式会社アキュラホーム(公式サイト)
キュラホームのその他サービスについては、以下公式サイトをご覧ください。
参考リンク:株式会社アキュラホーム(公式サイト)
ヤマト住建
ヤマト住建の特徴とオススメ度
【ヤマト住建の会社概要】
- 社名 :ヤマト住建株式会社
- 代表 :代表取締役会長 西津 昌廣、代表取締役社長 中川 泰
- 住所 :兵庫県神戸市中央区下山手通3丁目15番7号
- 創業 :昭和62年11月
- 設立 :平成2年1月
- 資本金 :3億1,900万円
- 従業員数 :320 名(2019年3月現在)
- 建設業許可:(特-25)第20561号
- 宅地建物 :国土交通大臣(4)第5946号
- 一級建築士:兵庫県知事登録第01A01038号、東京都知事登録第56425号
- 性能保証 :業者登録番号10008584
- 公式サイト:ヤマト住建(公式サイト)
ヤマト住建のその他サービスについては、以下公式サイトをご覧ください。
参考リンク:ヤマト住建(公式サイト)
タマホーム
タマホームのモットーは「建てたあとの暮らしまで、豊かにできる家をつくる」です。
タマホームの特徴
【タマホームの会社概要】
- 社名 :タマホーム株式会社
- 代表 :代表取締役会長 玉木 康裕、代表取締役社長 玉木 伸弥
- 住所 :東京都港区高輪3丁目22番9号 タマホーム本社ビル
- 設立 :平成10年6月3日
- 資本金 :43億1,014万円
- 売上高 :1,603億円 (平成30年5月期)
- 従業員 :3,172名 (平成30年5月31日 現在)
- 建設業許可:国土交通大臣許可(特-25)第19013号、(般-25)第19013号
- 宅地建物 :国土交通大臣(3)第6857号
- 従業員数 :3,172名 (平成30年5月31日 現在)
- 公式サイト:タマホーム(公式サイト)
タマホームのその他サービスについては、以下公式サイトをご覧ください。
参考リンク:タマホーム(公式サイト)
アイフルホーム
アイフルホームの特徴とオススメ度
【アイフルホームの会社概要】
- 社名 :株式会社LIXIL住宅研究所(アイフルホームカンパニー)
- 代表 :株式会社LIXIL住宅研究所 代表取締役社長、アイフルホームカンパニー プレジデント 加嶋 伸彦
- 住所 :東京都江東区亀戸1-5-7 錦糸町プライムタワー
- 設立 :公式サイト参照
- 資本金 :公式サイト参照
- 建設業許可:公式サイト参照
- 宅地建物 :公式サイト参照
- 一級建築士:公式サイト参照
- 公式サイト:アイフルホーム(公式サイト)
アイフルホームのその他サービスについては、以下公式サイトをご覧ください。
参考リンク:アイフルホーム(公式サイト)
クレバリーホーム
【クレバリーホームの会社概要】
- 社名 :株式会社 新昭和FCパートナーズ
- 代表 :代表取締役 井家上 進
- 住所 :〒299-1144 千葉県君津市東坂田4丁目3番3号 4階
- 設立 :2016年11月1日
- 事業内容 :フランチャイズ事業、住宅事業(宮城エリア)
- 建設業許可:国土交通大臣(般-28)第26559号
- 宅地建物 :国土交通大臣(1)第9137号
- 一級建築士:千葉県知事登録 第1-1703-8247号
- 加入団体 :日本フランチャイズチェーン協会正会員
- 公式サイト:クレバリーホーム(公式サイト)
クレバリーホームのその他サービスについては、以下公式サイトをご覧ください。
参考リンク:クレバリーホーム(公式サイト)
クレバリーホームの特徴とオススメ度
富士住建
富士住建の特徴とオススメ度
【富士住建の会社概要】
- 社名 :株式会社 富士住建
- 代表 :代表取締役 竹田浩之
- 住所 :〒362-0021 埼玉県上尾市原市1352-1
- 設立 :昭和62年10月8日
- 資本金 :4,000万円
- 建設業許可:国土交通大臣許可(般-29) 第19632号
- 宅地建物 :国土交通大臣(3)第7697号
- 一級建築士:埼玉県知事登録(3)第8645号 一級建築士事務所
- 公式サイト:富士住建(公式サイト)
富士住建のその他サービスについては、以下公式サイトをご覧ください。
参考リンク:富士住建(公式サイト)
ユニバーサルホーム
ユニバーサルホームの特徴とオススメ度
【ユニバーサルホームの会社概要】
- 社名 :株式会社ユニバーサルホーム (universalhome Inc.)
- 代表 :加藤 充
- 住所 :東京都中央区八丁堀二丁目7番1号 八丁堀サンケイビル5階
- 設立 :1995年5月
- 資本金 :4億9,180万円
- 従業員数 :171名(2018年12月末現在)
- 宅地建物 :国土交通大臣(2)第7980号
- 経営理念 :万有の英知を集結し人と地球にやさしい家づくりを目指す
- 加盟団体 :一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会正会員、公益社団法人東京都宅地建物取引業協会正会員
- 公式サイト:ユニバーサルホーム(公式サイト)
ユニバーサルホームのその他サービスについては、以下公式サイトをご覧ください。
参考リンク:ユニバーサルホーム(公式サイト)
アエラホーム
アエラホームの特徴とオススメ度
【アエラホームの会社概要】
- 社名 :アエラホーム 株式会社
- 代表 :代表取締役 中島 鷹秀
- 住所 :〒102-0074 東京都千代田区九段南2-3-1青葉第一ビル2階
- 設立 :1984年12月
- 資本金 :1億円(2017年3月現在)
- 従業員 :315名(2017年4月現在)
- 建設業許可:国土交通大臣許可(般-29)第15997号
- 宅地建物 :東京都知事(1)第99490号
- 一級建築士:東京都知事登録第53354号 他各県
- 公式サイト:アエラホーム(公式サイト)
アエラホームのその他サービスについては、以下公式サイトをご覧ください。
参考リンク:アエラホーム(公式サイト)
アイダ設計
アイダ設計の特徴とオススメ度
【アイダ設計の会社概要】
- 社名 :株式会社 アイダ設計
- 代表 :代表取締役社長 會田 貞光
- 住所 :〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町2丁目286番地
- 設立 :昭和56年1月6日
- 従業員 :1,032人
- 売上高 :519億円
- 事業所 :全国94ヶ所
- 資本金 :2億1,632万円
- 建設業許可:国土交通大臣許可(般-28)第14192号
- 宅地建物 :国土交通大臣免許(7)第4179号
- 一級建築士:(4)第8520号
- 公式サイト:アイダ設計(公式サイト)
アイダ設計のその他サービスについては、以下公式サイトをご覧ください。
参考リンク:アイダ設計(公式サイト)
センチュリーホーム
センチュリーホームの特徴とオススメ度
【センチュリーホームの会社概要】
- 社名 :センチュリーホーム
- 事業内容 :茨城県水戸市大塚町1993-3
- 住所 :茨城県水戸市大塚町1993-3
- 設立 :昭和58年7月
- 資本金 :6,000万円
- 建設業許可:公式サイト参照
- 宅地建物 :公式サイト参照
- 一級建築士:公式サイト参照
- 公式サイト:社名(公式サイト)
センチュリーホームのその他サービスについては、以下公式サイトをご覧ください。
参考リンク:センチュリーホーム(公式サイト)
まとめ|ローコスト住宅は今一番売れている!満足度100%の住まい
今回紹介したとおり、ローコスト住宅がもたらすメリットは大きく、価格での満足はさることながら、品質・機能性・耐久性に優れており、長期優良住宅としても申請することで、各種金利の引き下げ、税の優遇にもつながります。
ローコスト住宅を購入することで、後悔どころか**「良い住まいが適正価格で買える喜び」**で溢れることになるでしょう。
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