はじめての家づくりガイド

建築業者の選び方がわかる!ハウスメーカーと工務店の違いを徹底解説

view 91
建築業者の選び方がわかる!ハウスメーカーと工務店の違いを徹底解説

「ハウスメーカーと工務店の違いがよく分からない…」
「家を建てる時にはどちらに依頼したらいいのか?」
このような疑問をお持ちの方は多いではないでしょうか?

新築一戸建て住宅の購入を検討中の場合、多くの住宅メーカーが選択肢として考えられるなら、両者の違いは最低限知っておきたいところですよね。

両者の違いについて簡単に説明しておきます。

ハウスメーカーは、販売や商品企画は自社で行っていますが、設計・施工は外部の業者に発注しています。一方で工務店は、設計から施工まで自社で一貫して手掛けているケースが多いです。ただし、「一条工務店」など、名前に「工務店」がついているハウスメーカーも存在するため、明確な線引きは難しいのが現状です。両者の違いは、第一章で詳しく説明していきます。

この記事では、ハウスメーカーと工務店の違いを、家作りに詳しくない方にも役立つように解説していきます。さらに、あなたが選ぶべきはハウスメーカーか工務店か判断できる内容を紹介します。

ここで解説している内容を理解すれば、ハウスメーカーと工務店の違いをばっちり理解して、どちらの業者に依頼しようか決めることができるでしょう。ぜひ最後まで読んで、住まいづくりに役立ててください。

その前に、実際にカタログを取り寄せて注文住宅のイメージを具体的にしませんか?
持ち家計画の資料請求なら、住んでいる地域で自分のわがままな夢をかなえてくれるハウスメーカーを検索でき、一括で資料請求まで行うことができます。
一生に一度となる大きな買い物、妥協せずにたくさんの会社を検討するようにしましょう。

1.ハウスメーカーと工務店の違い

この章では、ハウスメーカーと工務店の違いについて、それぞれの特徴や違いを徹底解説していきます。違いを分かりやすく具体的に紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

両者の違いを下記の表に一覧にまとめました。各項で詳しく解説していきます。

 ハウスメーカー工務店
商品の特徴規格化された商品ラインナップを販売建主の要望をもとに建築する
工期の長さ短い長い
経営基盤の強固さ事業規模が大きく強固小規模経営の会社が多く弱い
アフターサービス保証期間・サポート内容ともに手厚い傾向保証の長さやクオリティは工務店によって異なる傾向
本体価格の相場大手は坪単価80万円以上と高額、ローコストハウスメーカーは1,000万円以内でも建築可能と割安決まった相場は無く、予算によって相談可能

1-1.ハウスメーカーとは?

ハウスメーカーとは、都道府県各地に拠点を持つ住宅メーカーのことを指します。ハウスメーカーが提供するプランは、様々な地域で建築できるように、家の設計や部品が規格化されています。また、システム化された建築工程により、信頼性のある施工を提供することができます。

システム化されている分、あなたの細かい要望が通りにくいですが、あなたに専門的な知識がなくても住みやすい住宅を建ててもえることができるでしょう。それに加え、多くのハウスメーカーは経営地盤がしっかりしています。そのため、建築中の倒産リスクが低いなど、安心して建築を依頼することができるでしょう。

ここでは分かりやすいように、大手ハウスメーカー、地域密着型のハウスメーカー、ローコストハウスメーカーをご紹介します。

【大手ハウスメーカー】

大手ハウスメーカーは、全国各地に拠点を持ち、ハウスメーカーの中でも特に売り上げ規模が大きく経営基盤が強固です。具体的な会社は以下の通りです。

  • 積水ハウス
  • セキスイハイム
  • パナソニック ホームズ
  • 旭化成ホームズ
  • ミサワホーム
  • 三井ホーム
  • 大和ハウス工業

大手ハウスメーカーは、全国に営業拠点があり、どの地域でも変わらないクオリティで住宅を建築することが可能です。規格化されている住宅を建てるので、工期も短くなる傾向があります。

【地域密着型のハウスメーカー】

大手ハウスメーカーほど拠点が多くなくても、特定の都道府県や地域に根差すハウスメーカーも存在します。地域密着型のハウスメーカーの長所は、その地域のことをよく理解しているということです。

また、従業員もその地域で生まれ育った人が多い傾向があり、暑い地域・寒い地域・湿度の高い地域など、地域の特徴に適した住宅を建てることに長けています。

【ローコストハウスメーカー】

ローコストハウスメーカーとは、安さを売りにしているハウスメーカーです。ローコストハウスメーカーは次のような会社があります。

  • アイフルホーム
  • アエラホーム
  • アキュラホーム
  • タマホーム
  • 富士住建
  • ヤマト住建
  • レオハウス

ローコストハウスメーカーに依頼すれば、条件次第では1,000万円以内で新築戸建てを建てることが可能です。建築費が安い理由は、商品の規格を画一的にして、部品を自社工場で大量生産していたり、施工費用を抑えて工事が可能な外注業者を活用しているからです。

ただし、間取りやデザインの選択肢は少ないですし、オプションを多くつけると「ローコスト」ではなくなり価格メリットを享受できないことは頭に入れておきましょう。

1-2.工務店とは?

工務店は、地域密着型の少人数で運営している住宅メーカーです。設計から施工まで自社で一貫して手がけている分、デザインや間取りの自由度が高く、あなたの要望に沿った住まいを作ることが可能です。

また、工務店ごとに特色があります。例えば、自然素材を使用した家造りが得意だったり、可愛らしい内外装のデザインを得意としていたり工務店にもそれぞれカラーがあります。

したがって、工務店に依頼を検討するのなら、それぞれの特徴や長所を調べましょう。しかし、大手ハウスメーカーほど広告宣伝を行っていないため、資料請求やホームページから直接問い合わせる方法がおすすめです。

1-3.ハウスメーカーと工務店の違い

(1)商品が規格化されているかオーダーメイドか

工務店に依頼した場合、基本的にオーダーメイドの家になります。規格化された商品ラインナップを持っていないからです。そのため、例えばあなたが「気に入ったシステムキッチンを導入したい」、「木をふんだんに使った住宅を建てたい」などの要望に沿った家を建てることが可能です。それに対し、ハウスメーカーが建てる家は、一定水準の品質を保持するため、ほとんどが規格化されています。多少のプランの変更やオプションの追加はできますが、工務店ほど細かい要望には応えてもらえないケースが多いです。フルオーダーの住宅を建てられる会社もありますが、費用は高額になります。

(2)必要な工期の長さ

工期については、一般的にハウスメーカーのほうが短く、工務店の方が長いと言われています。ハウスメーカーは規格品の部品が準備されており、建築の工程もシステム化されているからです。一方で工務店は、設計やデザインを建て主の要望に沿って検討していくため、規格品の部品を用意しておらず、工程も建てる家によって異なります。

例として、延べ床面積が35坪程度の住宅で必要な工期は以下のとおりです。

  • ハウスメーカーの必要な工期は約3.5カ月
  • 工務店の必要な工期は約4カ月~4.5カ月

両者を比較すると、ハウスメーカーのほうがおよそ1ヶ月は早く完成する計算です。

(3)事業規模、経営基盤の強固さ

ハウスメーカーは、工務店より事業規模が大きく、経営基盤が強固なのは大手のハウスメーカーです。大手ハウスメーカーは、全国各地に営業拠点を持っており、売り上げ規模や従業員数も多いためです。

それに対して、多くの工務店は地域密着型の小規模な会社が多いのが実情です。大手ハウスメーカーと比べると、経営基盤はどうしても弱くなります。

経営基盤が弱いことで、倒産などのリスクがあります。万が一、工事を依頼していた企業が倒産してしまうと、最悪の場合は工事を中断することになりますし、購入後のアフターサポートもなくなってしまうことは頭に入れておきましょう。

万が一倒産した場合、アフターサービスは無くなります。ただ、基礎や柱などの「構造部分の欠陥」と屋根などの欠陥による「雨漏りによる雨による被害」は、法律で10年間は保証されているため、住宅会社が倒産をしても、保険や供託金から補修費用が支払われます。

ただ、手続きなどは必要なため、本来発生しなくてもよいムダな手間がかかるため、建築先が継続的に保証してくれるに越したことはありません。

(4)アフターサービスや保証の内容

2000年に施工された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」を根拠に、ハウスメーカーや工務店などの住宅メーカーは、新築住宅の引渡しから10年間の保証が義務となっています。

そのうえで、アフターメンテナンス保証内容や対応のスピードに優れているのは、ハウスメーカーです。特に大手のハウスメーカーでは、10年の保証に加えて20年~30年の保証を付けていたり、将来的に担当者が変わっても一定の品質で保証を受けることができるという点で安心です。

それに対し、工務店では補修や欠陥があった場合の保証にばらつきがあります。少人数で経営している工務店では、社員が少なく問い合わせをしても対応までに時間を要することが考えられるからです。

工務店によっては手厚くストレスの無い対応・保証をしてもらえる場合もありますが、充実度という点ではハウスメーカーに分があると言えます。

(5)本体価格の相場

本体価格の相場は、工務店のほうが安く、ハウスメーカーのほうが高額な傾向です。ハウスメーカーはテレビCMや住宅展示場など、住宅本体の材料や外部業者への外注費のほかに、莫大な広告費用がかかっているからです。

実際に住宅産業新聞のデータによると、大手住宅メーカーの坪単価の相場は80万円以上と平均的に高額です。

それに対して、工務店は地域に根差しているため、特定の地域に絞って宣伝を行っているのです。また、展示場も設けておらず、実際に施工した住宅を見学できる見学会を開催して、展示場にかかる費用をカットしているケースも多いです。

つまり、本体を建築するための費用以外のところを抑えているので、本体価格が安い傾向にあるということです。

また工務店の場合、規格の商品ではなく建て主の意見を基に設計していくため、価格相場はないようなものです。

2.ハウスメーカーと工務店の選び方を解説

この章では住宅メーカーの選び方をご紹介します。施主の考え方によって、おすすめの住宅メーカーは変わりますし、メーカーや工務店によって、それぞれ長所・短所が異なるからです。

以下で紹介するケースを参考に、あなたが選ぶべき住宅メーカーを具体的に把握してください。

2-1.保証内容やアフターサポートの充実度で選ぶなら大手ハウスメーカー

ハウスメーカーや工務店問わず、新築住宅を購入後10年間は、住宅に構造部分や屋根部分に欠陥が見つかった場合、住宅メーカーが保証や賠償支払いをすることが法律で義務付けられています。

大手ハウスメーカーでは、この義務とは別に、独自の保証を取り入れおり保証内容が充実しています。たとえば、有償のメンテナンスをおこなうことにより保証期間を延長できる制度などです。アイフルホームや住友林業では最大30年の保証をつけることができますし、積水ハウスやトヨタホームなら60年間まで保証を伸ばすことが可能です。

それに加え、大手ハウスメーカーは24時間365日対応のコールセンターを設けている会社もあります。経営基盤がしっかりしているからこそ提供できるサービスと言えます。もしあなたが保証内容やアフターサポートの充実度で選ぶのなら、大手ハウスメーカーを中心に依頼先を選ぶべきです。

2-2.設計やデザインを自由に決めたい場合は工務店

あなたの要望通りの設計やデザインに建築したい場合、工務店を最有力候補としましょう。多くの工務店は規格化されたプランを提供していないため、建主の希望をヒアリングしたうえで、設計やデザインを自由に決めることができるからです。

それに対して、ハウスメーカーは基本的に規格化されたプランを提供しています。なので、オプションで素材のグレードを上げることは可能ですが、あくまでもハウスメーカーの用意している選択肢の範囲で選ぶことになります。ですので、デザインの好みなどが合わずに妥協したという声も多く聞かれます。

また、具体的に「こうしたい!」という希望がまだ無かったとしても、工務店に相談をすることで理想の住まいを作るためにヒアリングをしてくれます。自分の住まいは自分で細部にまでこだわっていきたいという場合は、工務店に相談してみることをおすすめします。

2-3.本体価格を抑えたいなら工務店・ローコストハウスメーカー

購入時の本体価格を抑えたいのなら、工務店もしくはローコストハウスメーカーに依頼しましょう。

工務店は設計の自由度が高いため、予算に応じて柔軟に設計・施工してくれます。また、ローコストハウスメーカーなら、オプションさえ贅沢に盛り込まなければ、本体価格は抑えて住宅を建てることができるからです。

例として、条件次第では、本体価格1,000万円を切る価格で新築住宅を建てることが可能です。「こんな価格で家を建てられるとは思わなかった」という意見も多く聞かれているため、予算に懸念がある場合でもまずはこの2社に絞って、複数のメーカーにアプローチして話を聞いてみましょう。

3.悩む場合はまずは資料請求しよう

ハウスメーカーや工務店は多くの業者がありますが、住宅メーカー選びに迷ったらまずは資料請求を行いましょう。なぜなら、実際の住宅メーカーの違いは様々な業者を比較しみないと具体的にイメージするのは難しいからです。

例えば、保証が充実しているに越したことはないので大手ハウスメーカーにしようと考えていたけれど、資料請求をして様々な住宅メーカーを比べてみると、自由設計を売りにしている工務店も気になってきた。ということも考えられます。

持ち家計画の資料請求を使えば、あなたがお住まいの地域で建築可能なハウスメーカーを検索でき、資料請求も行うことができます。資料請求をして理想の住まい選びをスタートしましょう。

4.まとめ

以上、ハウスメーカーと工務店の違いを紹介してきました。ハウスメーカーと工務店はそれぞれに異なる特徴があり、実際に購入先として決める時には、施主の考え方次第でどのメーカーが合う、合わないというのは変わってきます。

ここでご紹介した内容を一通り振り返っておきましょう。

【ハウスメーカーとは?】

  • 大手ハウスメーカー 全国的に知名度の高く経営基盤が強固なハウスメーカー

  • 地域密着型ハウスメーカー

特定の地方や地域を拠点としており、地場に根差した営業・商品構成を持つハウスメーカー

  • ローコストハウスメーカー

規格化されたラインナップとシステマチックな京築工程で本体価格を抑えて住宅を建てられるハウスメーカー

【工務店とは?】
地域密着型で設計から施工まで自社で一貫して手がけており、デザインや間取りの自由度が高い

【ハウスメーカーと工務店を選ぶ基準】
充実したアフターサポートで安心したい…大手ハウスメーカー
設計やデザインを柔軟に決めたい…工務店
本体価格を抑えて購入したい…工務店・ローコストハウスメーカー

ここで紹介してきた各業者の特性を理解して、理想の住宅購入のためのメーカー選びのお役に立てることをお祈りしています。

最後に、実際にカタログを取り寄せて注文住宅のイメージを具体的にしませんか?
持ち家計画の資料請求なら、住んでいる地域で自分のわがままな夢をかなえてくれるハウスメーカーを検索でき、一括で資料請求まで行うことができます。
一生に一度となる大きな買い物、妥協せずにたくさんの会社を検討するようにしましょう。

あなたの夢を叶える
工務店・ハウスメーカーを検索しましょう。