注文住宅には、必ず害虫対策を行ってください。新築だからといって、害虫がでないとは断言できません。
実際に新築の家やマンションでも、害虫は発生しており、掃除が行き届いていても窓や配管など外から侵入するケースが多いのです。
本記事では、注文住宅に多い害虫トラブルの例と害虫の侵入や発生を防ぐ方法についてご紹介します。
目次
注文住宅は害虫対策を忘れると大変!
注文住宅は害虫対策を忘れると大変です。どんなにキレイな住まいであっても、害虫は発生してします。
つまり…どんなに掃除を徹底しても、きれい好きな方のおうちにも害虫はいつやってくるか分からないのです。
注文住宅と害虫の怖〜いハナシ(億ションにも害虫発生)
某人気YouTuberの住まいは、いわゆる「億ション」と言われる高層マンションなのですが、彼の家にも害虫が発生したようで、(そのYouTuberは)虫との格闘について沢山の動画をアップしています。
大理石が輝く、新築ピカピカの住まいにも害虫(ゴ〇〇リ)が発生するとは、視聴者はもちろん、きれい好きな方にとっては恐ろしい事態と言えます。
また一旦、害虫が住まいで卵を産んだり孵化してしまうと、後から害虫対策を行っても、駆除が追いつかないので「恐ろしい事態」が起こってしまいます。
虫嫌いの方は、虫が室内に入らないよう「事前の対策」が必要です。
注文住宅に害虫を侵入させない9つのコツ
注文住宅に害虫を侵入させない『9つのコツ』をまとめてみました。
注文住宅の害虫対策① 虫の侵入を防ぐ
注文住宅の害虫対策1つ目は「虫の侵入を防ぐ」という方法です。具体的には網戸をしたり、網戸にも虫が嫌がるスプレーや虫除け剤を設置するなどして、網戸に虫が寄りつかないようにします。
なお網戸は、風によって破れたり、ほつれが起こりやすいので定期的にメンテナンスをしましょう。網戸が破れていたり、ほつれによって隙間があると、虫が室内に侵入してしまうので注意しましょう。
注文住宅の害虫対策② ゴミをためない
注文住宅の害虫対策2つ目は「ゴミをためない」という方法です。流しの生ゴミ、ゴミ箱のゴミは早めに処分し、室内にゴミをためないようにしましょう。
また以外と多いのが、段ボールや新聞を長期間室内に放置することです。
最近ではAmazonや宅配の利用で、段ボールを室内に放置する(貯めておく)方も多いのですが、段ボールの隙間には(段ボールの輸送中)害虫が付いていることがあるので気をつけましょう。
段ボールのゴミが出たらこまめに捨てる。これだけでも、室内に害虫が発生するのを防いでくれます。
このほか、ベランダにゴミを放置する方も多いのですが、ベランダで害虫が発生しては室内にも(害虫が)侵入しやすく大変キケンです。害虫を発生させないよう、室内はもちろんベランダにもゴミを放置しないようにし、キレイな状態を保ちましょう。
注文住宅の害虫対策③ 虫除けのハーブを植える
注文住宅の害虫対策3つ目は「ハーブを植える」という方法です。庭のある住まいであれば、玄関や窓の近くに虫除けに効くハーブを植えましょう。
庭のない方でも、虫除けに効くハーブを鉢植えにしておいておけば、虫の侵入が防げます。
虫の嫌いなハーブとして知られているのは、ミントやレモングラス、ペパーミント、ゼラニウム、ラベンダー、タイム、ローズマリーなどの植物です。
どれも花屋や日曜大工の園芸コーナーに置いてあり、一鉢100円〜500円程度で購入できます。
注文住宅の害虫対策④ ハーブのスプレーをまく
注文住宅の害虫対策4つ目は「ハーブのスプレーをまく」という方法です。
前項③で、虫の嫌いなハーブを栽培すると良いと説明しましたが、植物を育てるのが面倒な場合には、ミントやレモングラス、ペパーミント、ゼラニウム、ラベンダー、タイム、ローズマリーのエッセンシャルオイル(精油)を用意すればOKです。
エッセンシャルオイルを希釈し、スプレーするだけでも虫が寄りつきません。また虫除けに効果を発揮するだけでなく、衣類の防虫にもハーブのスプレーが役立ちます。
最近では、市販の消臭剤や消臭スプレーにも天然由来のものが増えており、ミントやレモングラス、ペパーミントなどを含んだ「防虫グッズ」がカンタンに手に入るようになりました。
【おすすめの消臭スプレー|防虫効果あり】
これらの商品は、スーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストア、Amazonなどでもカンタンに手に入るので、ぜひ防虫対策として取り入れてみてください。
注文住宅の害虫対策⑤ 湿気を防ぐ
注文住宅の害虫対策5つ目は「湿気を防ぐ」という方法です。日当たりが悪い、ジメジメ湿気が多い場所には虫が発生しやすくなります。
害虫を防ぐためには、湿度が上がりすぎないよう除湿器を作動させたり、エアコンの除湿機能を使ってください。
また除湿機のおけない場所には、除湿効果の高い設置型の「除湿剤」を置くだけでも効果があります。除湿剤はスーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアのほか、100円ショップでも手に入るので試してみてください。
注文住宅の害虫対策⑥ 照明をLEDに変えてみる
注文住宅の害虫対策6つ目は「照明を変える」という方法です。光には虫が集まることをみなさんもご存じのことでしょう。
特に明るい街灯や照明器具を設置していると、光を発する部分に虫が集まってくるので注意が必要です。虫は紫外線を発する照明器具(光)に集まりやすい性質を持ちます。
このため、照明をLEDに変えるだけでも虫が寄りつきにくい状態へと改善できます。
※ ただし、一部の虫はLED照明に寄りつく性質を持つので(LED照明に取り替えることは)完璧な方法ではありません。
注文住宅の害虫対策⑦ 忌避(きひ)グッズで寄せ付けない
注文住宅の害虫対策7つ目は、忌避(きひ)グッズをつかう方法です。
最近、害虫や害獣の嫌いな超音波やニオイを出すグッズが発売されており、カンタンなものであればコンセントに忌避グッズ(害虫の嫌いな)を差し込むと、害虫の嫌いな超音波が発せられ、周囲数メートルは害虫が発生しない(寄りつかない)といった効果があるようです。
とはいえ、忌避グッズに使われる超音波は、「プラズマクラスター」や「マイナスイオン」のように目に見えるものでは無く、「100%効果がある」かどうかは、現在調査が行われているところです。
注文住宅の害虫対策⑧ 近所の環境をチェック
注文住宅の害虫対策8つ目は「近所の環境をチェックする」方法です。
これは『家を建てる前』に気をつけたいことなのですが、近くに飲食店がある物件は、害虫だけでなく、ハエ、ネズミなどが住みやすい場所なので注意する必要があります。
土地探しの段階で、近くに飲食店が密集している場合には、害虫が発生しやすいので覚えておきましょう。また家の近くに大きな森や竹林、自然が多い場所も害虫以外の虫(ムカデ、ハチ、クモ)が出やすいので「虫嫌い」の方は注意が必要です。
注文住宅の害虫対策⑨ 建築現場のゴミをチェック
注文住宅の害虫対策9つ目は「建築中のゴミを残さない」という方法です。実は建築中に出た木屑などのゴミが原因で、害虫が発生することがあります。
キクイムシという害虫がいるのですが、この害虫は小さな木屑が大好物で、建築資材が残っている場所ではシロアリのように大発生することがあります。
このため、家を建てる前や建てた後には、木屑などのゴミが残っていないかチェックし、床下などの掃除を徹底する必要があります。
床下、家の土台は目に見えない部分ですが、害虫が発生しないよう「ゴミや木屑がでない」よう家を建ててもらうことが何より重要です。
注文住宅に害虫が発生した場合の費用
注文住宅に害虫が発生した場合の費用ですが、駆除をするのに5,000円〜10,000円以上の費用が掛かります。
例えば大手D社の害虫駆除サービス(ゴ〇〇リ)は、標準料金が10,000円(+税)からとなっています。またシロアリの場合は、駆除だけで10,000円(+税)以上、駆除の装置を設置するのに50,000円(+税)〜100,000円(+税)以上費用が掛かることがあります。
なお、今回は害虫駆除について紹介しましたが、ハチの駆除については以下の記事にて、駆除方法や費用について詳しく解説しています。
参考記事:ハチの巣の駆除、スズメバチ駆除はいくらかかる?プロに依頼した場合の費用をチェック!
まとめ
注文住宅を建てる前に、怖い「害虫がでない」対策が必要です。特に虫が嫌いな方は、害虫が発生する前に「対策を取る」ことです。
多額の駆除費用が掛からないよう、本記事で紹介した害虫対策を徹底し、害虫が出ない/寄ってこない住まい作りを心がけましょう。
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