ハチの巣、スズメバチの巣を見つけたら、放っておくのは大変「キケン」です。たかがハチと侮ることなかれ! ハチの巣が大きくなると、最悪の場合刺されて、大きなケガをする可能性があります。
本記事では、みなさんの安全を守るため、ハチの巣の駆除、スズメバチ駆除はいくらかかるのか。プロに「ハチの巣駆除」依頼した場合の費用について紹介しましょう。
目次
ハチの巣駆除が必要なのはこんな時!
ハチの巣を見つけても、放っておく人が稀にいます。また「ハチの巣駆除は費用が掛かる」という理由で駆除をせず、そのまま放置する人がいるのですから、困ったものです…。
実は、ハチの巣をそのままにしておくのは、自分自身の身の危険だけでなく、ご近所の方をも巻き込む「問題」に発展する恐れがあります。
特に小さなお子さん、ご年配の方がいらっしゃる場合、ハチに刺されることで「大きなケガ」に見舞われる可能性もあり大変危険です。
また、ハチの種類によっては重篤な「命の危険」にさらされる場合もあり、早めの対策が必要です。
ハチの巣を見つけたら、そのままにせず、早い段階で問題を解決するようにしましょう。ここで、ハチの巣駆除が必要なのは「どのような時なのか」まとめてみました。
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【ハチの巣駆除が必要なのは、こんな時!】
- 屋根裏などの生活空間の中にハチが巣を作った時
- 通学路などの公共の動線に近い場所に巣を作った時
- その他、巣が見つからなくてもハチが大量に飛び回っている時
上のような状況でハチの巣を見つけたら、速やかに「ハチの巣駆除」を行ってください。もちろん、素人がハチの巣を駆除するのは大変危険です。
間違っても、殺虫剤や虫取り網などで、ハチの巣を駆除するのは絶対に止めてください(※ 最悪の場合、ハチが怒ってみなさんを刺してしまう可能性があります)。
ハチの種類で駆除の値段は異なる
アシナガバチ、ミツバチ、スズメバチなど、ハチの種類により、営巣する場所や大きさが異なることから、業者の装備や薬剤の種類も変わり、結果駆除費用にも差が生じます。
アシナガバチの駆除費用
アシナガバチは、獰猛で知られるスズメバチほど危険ではありませんが、日常生活の中に潜み、物干し竿などに巣を作ります。時には洗濯物に紛れ込み、袖を通した時に刺されることもあります。
その痛みはスズメバチをも上回るとも言われており、基本的な巣の撤去と駆除には20,000円程の費用が掛かります。
ミツバチの駆除費用
ハチミツを採取する養蜂業には欠かせないミツバチ。小型なので危険を感じる方は少ないのではないでしょうか。しかしアメリカでは「キラービー(殺人蜂)」とも呼ばれる危険な存在です。
ミツバチ一匹一匹の攻撃力や毒は弱くても、集団で襲われると大きな被害をもたらすため油断は大敵です。
またミツバチの場合、1つの巣に数万匹が暮らしているので誤って巣を壊したり、刺激を与えると大変危険です。基本的な巣の撤去と駆除費用は35,000円程掛かるので目安としてください。
スズメバチの駆除費用
危険な害虫の代表格とも言えるスズメバチ。獰猛な性格で攻撃力も最強です。その毒はハチの中で最強と言われ、年間で30件を越える死亡事故があり、犠牲者の数は熊や毒蛇を上回ります。
なお、ここまで紹介した「ハチの種類」のなかでも、スズメバチの駆除費用は45,000円程と最も高く設定されています。
季節でハチの駆除費用は異なる
「季節でハチの駆除費用は異なる」理由ですが、これは季節でハチの巣の大きさが変わることによって料金も変わるためです。
多くの場合ハチは春先に巣を作りはじめ10月頃にその大きさが最大となります。できるだけ小さい時に見つけて駆除をすると費用の面はもちろん被害に遭う確率も軽減します。
駆除をする場所でも、費用は変化する
例えばスズメバチの巣が外から見える場所にある場合と、屋根裏等の外からは見えない場所にある場合では「駆除の難易度」が異なるため、結果料金が異なる場合があります。
またハチは大量に飛んでいるのに、巣が見つからないといったケースもあります。このような場合には、外壁に穴を開け確認作業等をしなければいけないので工事費が高く掛かる場合があります。
なお、営巣場所によっては高所作業車を使う必要があるので別料金が発生します。
追加料金がなくパッケージ料金で駆除している業者もあるのでシチュエーションごとに、複数の業者から見積書を取って(=相見積もりを取る)から、依頼業者を検討しましょう。
信頼できる駆除業者の見つけ方
簡単なハチの巣の駆除であれば、自分自身で解決される方もおられるでしょう。実際に、YouTubeなどの動画投稿サイトには個人での(ハチの巣)駆除方法がアップされています。
しかし、素人が行うのはやはり危険が伴う場合があります。とくにスズメバチは一歩間違えると、命の危険もあります。
ハチの巣駆除を安全に進めるには、やはりプロに任せるのが一番です。まずは巣の大きさ、巣の場所など現状を(業者に)説明し、納得のいくまで相談をしてください。
なお「早い・安い」を売りにしている業者でも、駆除が仕切れていなければ、時間が経つと再びハチは発生します。
多少高額でも駆除終了後もアフターサービスのしっかりした保証のある業者を選びましょう。
ハチの巣駆除は、自治体でも受け付けているってホント?
都会で暮らしていると一見無縁に思われがちなハチの害虫被害。しかし近年では住宅地やマンションの公園等からも駆除依頼は寄せられています。
街路樹のウラや電柱の分電盤など意外な所にハチの巣は潜んでいます。このような公共の場で「ハチの巣」を見つけたときは、速やかに最寄りの自治体に相談しましょう。
場合によっては、無料で駆除してもらえる場合もあります。ただしアシナガバチやミツバチでは役所では動いてくれることは稀です。
無料駆除は危険性の高いスズメバチに限定している自治体がほとんどです。自宅や個人の敷地にできた巣は、自治体の無料駆除が利用出来ないと考えてください。
※ なお、役所等に相談すると駆除業者を紹介してもらえることもあります。
まとめ
ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチの巣を見つけたら、「見て見ぬ振り」ではなく、みなさんの安全を守るためにも、自治体窓口に相談をするか、ハチのことを知り尽くした「ハチの巣駆除業者」に相談をしましょう。
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