はじめての家づくりガイド

注文住宅の形は、土地の形に合わせて決めよう

view 776
注文住宅の形は、土地の形に合わせて決めよう

注文住宅の形は一つではありません。注文住宅の形は「土地の形」がデザインに大きく影響しています。また注文住宅は外観のデザインによって屋根の形が決まります。

四角形や長方形ではなく、三角形や台形、平行四辺形の土地があります。こうした変わった形状の土地は「特殊形状の土地」と呼ばれていますが、都心部の場合には土地が少ないため、特殊形状の土地が多く売りに出されています。

住宅

正方形や長方形の土地で無ければ、建物の形は制限を受けます。注文住宅の形は、土地の形に合わせて決めるようにしましょう。どんなに気に入った建物や住まいのデザインがあっても、購入をした土地の形に合わなければ建築できないからです。

本記事では、土地の形を元にした「注文住宅の形」とデザインについて説明します。

注文住宅の形のバリエーション

注文住宅の形のバリエーションですが、購入する【土地の形】でデザインが決まります。また土地の形に応じて建物の形が決まれば、建物の屋根も変わってきます。

もっとも土地が正方形や長方形など、「建築しやすい形」であれば、デザインは自由に選択できますが、土地の形が三角形や平行四辺形、台形、L字型などの場合建てられるデザインは限られてしまいます。

注文住宅は土地の形と大きさに合わせて建てよう

ここからは「土地の形」に合う建物のデザインについて説明します。

三角形の土地に建つ注文住宅は?

三角形の土地に注文住宅を建てる場合、建物の形状は三角にする必要はありません。三角形の土地の中に長方形や正方形の家を建てて、残りを庭やガレージにするといった方法があります。また三角形の中に、複雑な形状の住まいを設計するパターンもあります。

下は、某コンペで一等になった設計ですが、三角形の土地の中にきれいに建物が収まっており、設計図上からも「快適な暮らし」がイメージできます。

三角形土地の設計図

画像:三角形の土地に立つ戸建て新築住宅の間取り図(STUDIO UNBUILT)

上の間取りにガレージが含まれていませんが、耐久性に問題が無ければ、ビルトインガレージにしたり、外にガレージを付けるのも良いアイデアといえます。

参考リンク:三角形の土地に立つ戸建て新築住宅の間取り図(STUDIO UNBUILT)

平行四辺形の土地に建つ注文住宅は?

平行四辺形の土地に注文住宅を建てる場合、形状は平行四辺形ではなく、長方形の住まい(横長)を建てるパターンが多いです。下の画像はあるコンペで選ばれた設計図ですが、平行四辺形の土地の中に、変形L字型の建物が美しく配置されています。

平行四辺形土地の設計図

画像:投稿作品集 No.134( - 夢のマイホームを自由に設計 - せっけい倶楽部)

参考リンク:投稿作品集 No.134( - 夢のマイホームを自由に設計 - せっけい倶楽部)

台形の土地に建つ注文住宅は?

台形土地に注文住宅を建てる場合、台形の家を建てると思われがちですが、土地が変形していても、住まいはまっすぐというパターンが大半を占めます。

実際に、台形の土地に建っている住まいを見ると、形状は長方形または正方形にし、残りのスペースは庭やガレージにするパターンが多く見られます。

下の画像は、台形の土地にL字型の住まいを設けています。

台形土地の設計図

画像:台形敷地でL型。個室を仕切る壁がない間取り(無印良品の家)

また土地の形に合わせて、木製のウッドデッキ(1階の西側)を設置しているのも素晴らしいアイデアです(上の画像参照)。

参考リンク:台形敷地でL型。個室を仕切る壁がない間取り(無印良品の家)

L字形の土地に建つ注文住宅は?

L字形の土地に注文住宅を建てる場合、形状はL字型の家か正方形や長方形の住まいを建てて、残りは庭やガレージにするパターンが多いです。

L字型土地の設計図

画像:L字型の土地に建つL字型の家 狭小住宅の施工事例(BLISS)

上の画像はL字型の土地に、3階建ての建物を建てた場合の設計図です。狭いながらも、快適に過ごせるよう間取りが配置されており、収納もたっぷりあります。

参考リンク:L字型の土地に建つL字型の家 狭小住宅の施工事例(BLISS)

注文住宅の屋根は外観で決まる

土地の形に合わせて、外観のデザインが決まりますが、外観のデザインが決まれば「屋根のデザイン」もおのずと決まってきます。下の画像は、日本の住まいの「屋根のデザイン」をあつめたものです。

屋根種類

画像:家づくりで知らないと損する8種類の屋根の形とそれぞれの特徴(ONE PROJECT)

例えば、家の形が陸屋根のようにシンプルな場合には、外観のデザインもシンプルなので、工事費用は少なく済みます。一方、上の画像の中にあるのこぎり屋根、差しかけ屋根、そのほか「複雑な屋根」の場合、シンプルな形の屋根よりも工事費用は高くなります。

注文住宅の形は評価額にも影響する

土地や注文住宅の形が複雑になれば、その分評価費用に影響を及ぼします。「特殊形状の土地」のように変形した場所は、正方形の土地や建物よりも価格が低くなり傾向が強いです。ただし、都心の場合は話が別です。

土地の形状が変形しており、建物のデザインが個性的であったとしても「立地や住みやすさ」が重視されるので、地方とは違ったルールで売買され「売れやすい」建物もあります。

まとめ|注文住宅の形はシンプルだと安いが、複雑だと工事費用が高くなる!

ここまで紹介したとおり、建物の形状や屋根のデザインはシンプルであれば、その分建築費用も安くすみます。もちろん、建材に高級なものを選んでいた場合は話が別ですが、屋根や外装デザインが複雑であれば、工事費用も比例して高くなるので注意しましょう。

あなたの夢を叶える
工務店・ハウスメーカーを検索しましょう。