【最新2024年版】必見!注文住宅のおすすめ設備&オプション35選

【最新2024年版】必見!注文住宅のおすすめ設備&オプション35選

注文住宅を建てる際、間取りや内装などの大きなポイントのほかに考えなければいけないのが、どんな設備やオプションをつけるのかということです。

最近は、快適に生活するための設備がどんどん増えています。ここではおすすめの設備について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

あると便利!注文住宅のおすすめ設備&オプションを紹介

「外観」「内装」「省エネ設備」「キッチン」「浴室」「トイレ」において、特におすすめの設備を詳しく解説します。

外観

家の外観の画像

家の顔とも言える外観。注文住宅というと内装や間取りのことに頭がいってしまう人も多いかもしれませんが、外観をおざなりにしてしまって後悔しているという人は少なくありません。

あると便利な外観の設備やオプションを見ていきましょう。

タイル外壁

高級感のある見た目が人気のタイル外壁。土や石を高温で焼き固めて作られたタイルなので、独特の風合いが特徴です。

また汚れや傷に強く、経年劣化が少ないというメリットも。雨や風、強い日差しなどにも強く、変色や色褪せの心配も少なく済みます。

一般的な外壁に比べるとコストはかかりますが、メンテナンスの手間や費用を考えて、外壁タイルを選ぶ方も多いようです。

セルフクリーニング外壁

その名前の通り、雨の力でセルフクリーニングしてくれる外壁。親水性の効果で空気中にある水分子を取り込み、外壁の表面に薄い膜を作ることで、汚れを浮かせます。

浮いた汚れは、雨の力を使って綺麗に流れ落ちてくれるので、メンテナンスの手間いらず。

日が当たる面だけでなく、日陰面や夜間、季節にも関係なく効果が続きます。

屋上

自宅の屋上でバーベキューをしたり、家庭菜園をしたりすることを夢見る方も多いのではないでしょうか。

土地があまり広くないという場合でも、屋上を庭がわりに使うことができるのが最大のメリットです。

屋上を設置するための費用や維持費はかかりますが、家族だけの素敵な空間になることは間違いありません。

電子錠システム(スマートドア)

最近急増している玄関ドアの施錠システム。カードキーやリモコンキーを使って施錠・解錠を行います。

多くの荷物を持っている時や、お子さんを抱っこしている時などでも出入りしやすいことはもちろん、鍵を複製される心配がないため、防犯性にも優れています。

また、電子錠を採用したドアはオートロック設定ができるため、鍵の閉め忘れを心配するストレスからも解放されます。

防犯灯(センサーライト)

夜間の帰宅や来客時にあると便利なのが屋外用のセンサーライト。防犯灯とも言われています。

手元や足元を明るく照らしてくれることはもちろん、空き巣被害の防止にも。暗い玄関先は人影が見えづらく、空き巣に狙われる危険性があります。

センサーライトで人を感知して照らすことによって、犯罪の抑止力にもなります。

内装

リビングの画像

注文住宅を建てる際、1番気になるのが内装です。間取りはもちろん、使う素材や設備など決めることがたくさんあり、悩んでしまうという方も多いでしょう。

内装に取り入れたいオプションや設備について解説していきます。

フロアコーティング

フローリングを綺麗に保つために行うフロアコーティング。

新築時の輝きを保つためには定期的なコーティング作業が必要となりますが、全部屋にワックスがけを行うのには時間と手間がかかります。

また、自分でやるとなると材料費もかかりますし、ムラになってしまったりという心配もありますよね。

新築時、プロにコーティングをお願いしておけば、20〜30年程度はメンテナンスせずに綺麗な状態を保つことができます。

塗り壁

珪藻土や漆喰などの塗り壁には、様々なメリットがあります。

例えば珪藻土の場合、高い調湿効果や消臭効果があり、嫌な湿気や臭い抑制。漆喰の場合、防カビ・防菌効果があるため、空気を綺麗にしてくれるという効果が期待できます。

ほかの壁材と比べると高価ですが、室内の空間を過ごしやすくしてくれるのでおすすめです。

腰壁

腰壁とは、壁の低い部分に板材などを張った壁のこと。高さは90〜120cmくらいと、大体腰の高さにあたるため「腰壁」と呼ばれています。

一般的な住居の場合、傷や汚れがついてしまいやすいのがこの部分。そこに壁紙ではなく板材を使うことで、傷や汚れを予防できるというわけです。

特に小さなお子様がいるご家庭におすすめ。見た目も、高級感のある華やかな雰囲気になります。

玄関ホールのダウンライト

ダウンライトとは、天井に埋め込まれた形の照明のこと。

照明の出っ張りがなくなるため、すっきりとした印象になるだけでなく、程よい明るさでおしゃれな雰囲気を演出することができます。

また複数設置する場合には、設置する場所やそれぞれの大きさを変えたりすることによってイメージがガラリと変わるため、個性を発揮することもできます。

手すり

階段やトイレ、お風呂などに手すりをつけることは今や一般的。しかし小さなお子様やご高齢の肩がいるご家庭では、さらに手すりを追加しておくと安心です。

玄関周り、洗面所、廊下など、家族の生活の動きを考えて設置するようにしましょう。

また今現在は必要ないという方でも、今後長く住み続けることを考えて、手すりの設置を検討してみてください。

室内物干し

雨の日はもちろん、花粉の時期や防犯対策にも、室内物干しがあると便利です。

特にご家族でお住いの方は、1日洗濯ができないと大変なことになってしまうという場合も多いでしょう。

最近は浴室乾燥機を設置するお宅も多いですが、洗濯物の量が多いとそれでは間に合わないということもあると思います。

室内物干しを設置する際に考えたいのが、その設置場所。洗濯物が乾きやすい場所かか、生活の邪魔にならないか、家事動線はどうかを考慮して設置するようにしましょう。

人感センサーライト

人の動きに反応して自動で点灯する人感センサーライト。帰宅時や部屋を移動する際、暗闇の中電気のスイッチを探す手間を省くことができます。

また、電気のスイッチは普通大人の背の高さに合わせて設置されています。そのため、小さな子供では手が届かないこともあるでしょう。

暗闇の中、階段や廊下を子供が歩くのは危険なので、通るだけで電気がつく人感センサーライトがあると安心です。

全館空調システム

各部屋ごとにエアコンなどを設置するのではなく、たったひとつの空調設備で家全体を快適な温度に保つことができるシステムです。

家族が集まるリビングや、寝室などはもちろん、廊下やトイレ・洗面所まで温度調節ができるため、どこにいても快適に過ごすことができます。

夏・冬は基本的に24時間ずっと空調をつけていることになるため、光熱費がかかるのがデメリットでした。

しかし最近では、断熱性能を高めたり、セーブ運転に切り替えられたりなどの工夫で、光熱費を抑えられるよう進化しています。

床暖房

足元から暖かい床暖房は、年々需要が増えています。エアコンをつけていても、冷たい空気は足元にたまりやすいため、靴下の重ね履きがやめられないという方も多いのではないでしょうか。

足元の冷えをじんわりと暖めてくれることはもちろん、乾燥しにくい、ホコリが舞にくいなどのメリットもあります。

またファンヒーターなどの暖房器具と比べて場所を取らないので、部屋を広く使うことができ、掃除も簡単です。

省エネ設備

ソーラーパネルの画像

どんどん注目が高まっている省エネ設備。導入にコストはかかりますが、新築時に導入しておくことで、トータルコストを抑え、結果的に得をすることにも繋がります。

おすすめの省エネ設備をご紹介します。

太陽光発電

注文住宅を建てる方の中で需要が高まっているのが太陽光発電システムです。

暮らしに必要となるエネルギーを自ら作り出すため、電気代を節約することができることはもちろん、余った電力は売電して収益を得ることも可能です。

購入設置費用はかかりますが、数年程度の売電収入で費用を取り戻すことができると言われています。

ただし、太陽光発電の効果は設置する土地や自然環境に大きく左右されるため、事前にしっかり調査する必要があります。

蓄電池

電気エネルギーを貯めたり、放出したりできる蓄電池。二次電池やバッテリーなどと呼ばれることもあります。

電気料金の安い深夜に充電を行い、電気料金の高い昼間や電気が使えない非常時に、電力として利用することができます。

特に太陽光発電と一緒に導入する場合が多く、セットで使うことで売電量をアップさせることもできます。

蓄熱暖房機

電力が割安となる深夜の時間帯に、耐火レンガや蓄熱レンガを使って電力を加熱。電力が割高な日中に、蓄熱したレンガで放熱を行うという暖房器具です。

ファンヒーターやエアコンアドのように燃料や電力を使わないため省エネになり、一酸化炭素の排出や乾燥などの心配もありません。

節約しながら、寒い冬を快適に過ごすための設備。小型のものもありますが、一般的には大型の据え置き型が人気です。

エネファーム

家庭用のガスを使って、電気やお湯を作り出す家庭用燃料電池のこと。都市ガスやLPガスから取り出した水素と、空気中の酸素を使って電気を作り出します。

作った電気は、普段の生活の電力として使えるため、電気代の節約になります。

また、この時に発生する熱を使ってお湯を沸かすことも可能。エネルギーを有効に活用してくれるため、省エネの効果があるというわけです。

HEMS

HEMSとは、家庭で使うエネルギーを管理するシステムのこと。「Home Energy Management System」の略です。

自宅にある家電や電気を使う設備とつなぐことで、使用料をモニター画面でチェックできたり、各機器をコントロールして、エネルギーを自動制御してくれるなどのメリットがあります。

政府は2030年までに全ての住まいにHEMSを設置することを目指しており、導入する方も続々と増えています。

電気自動車用コンセント

今後さらに需要が増えると考えられている電気自動車。搭載されているバッテリーを充電しなければいけないため、充電設備は必須と言えるでしょう。

特に、自宅の駐車場に充電設備を設置しておくと便利。帰宅後に充電器を接続しておくだけで、朝には充電がしっかりされた状態で走行することができます。

電気自動車の導入を考えている方は、ぜひ検討してみて欲しい設備です。

キッチン

キッチンの画像

女性がこだわりたいキッチンの設備。どんな設備を導入するかで、毎日の家事の負担を軽減することもできます。

キッチンで導入したい設備やオプションを見ていきましょう。

ディスポーザ

キッチンシンクの排水溝の下に設置するディスポーザ。生ゴミを粉砕して、水と一緒に排水管に流し出してくれるため、生ゴミの処理の手間が無くなります。

料理中に出た生ゴミを簡単に処理することができるため、キッチンはいつも清潔に。三角コーナーを置く必要もありません。

家庭ゴミの3割は生ゴミだと言われているため、ゴミ出しの頻度を減らすこともできるでしょう。

ハンドシャワータイプ水栓

ホースを引き出すことのできる水栓。大きな鍋や花瓶に水をくみたいときにも便利です。

また、シンクの隅々まで簡単に洗い流すことができるため、毎日のお掃除がとっても楽になります。

食器洗い乾燥機

家族の人数が多い方にぜひおすすめしたいのが食器洗い乾燥機。手で洗うよりも簡単に、綺麗に汚れを落とすことができます。

食器洗いは意外と重労働。一度使ってしまうと、手放せなくなってしまう方も多いようです。

また、機種にもよりますが、食器洗い乾燥機で使う水の量は手洗いの約7分の1〜9分の1に。節水にも役立つ省エネ家電です。

浄水器

水道水に含まれる多くの不純物を取り除いてくれるのが浄水器。

飲料水としてペットボトルの水を購入したり、ウォーターサーバーを導入するご家庭も増えていますが、コストの面では浄水器の設置がおすすめです。

ビルトインタイプを選べば、シンク周りは広々と使うことができます。

人工大理石のワークトップ

最近人気が高まっているのが人工大理石のワークトップです。

1番の魅力は、色や柄の豊富さです。色は、定番のホワイトやブラウンのほか、アクセントになるピンクやグリーン、柄は石目調、コンクリート調など様々。

さらに加工も簡単なので、自由自在に形を変えて、好みのデザインに仕上げることができます。

また、汚れがつきにくく目立ちにくいところもメリットのひとつとして挙げられます。

浴室

浴室の画像

1日の疲れを癒してくれる浴室。ゆったりリラックスした時間を過ごすために導入したい設備をご紹介します。

浴室テレビ

浴室内の壁に設置する小型のテレビ。湯船に浸かってリラックスしながら、テレビを楽しむことができます。

ゆっくり温まりたいけど長時間お風呂に入るのが苦手という方や、時間を有効活用したいという方にもぴったり。

お風呂になかなか入ってくれない、小さなお子様がいるご家庭にもおすすめです。

ジェットバス

お湯や気泡を噴出させる装置を備えた浴槽のこと。ジェットバスを利用することで、血行促進やリラックス効果、美肌効果、ダイエット効果などが期待できます。

噴出させるお湯は浴槽の中のお湯を使うため、電気代が高くなる心配もありません。

浴槽によってはジェットバスを後付けで設置できない場合もあるため、気になる方は新築時に設置しておくのがおすすめです。

人工大理石浴槽

アクリルやポリエステルなどの合成樹脂を使って作られた人工大理石。

耐水性に優れているだけでなく、加工が簡単で色や柄のバリエーションが豊富なので、浴室にも取り入れられることが増えています。

見た目に高級感が出ることはもちろん、汚れや傷がつきにくいため、掃除の手間がかかりません。

同じ人工大理石でも、製品によっては入浴剤が使えるものと使えないものがあるため、事前に確認しておくと安心です。

ミストサウナ

家庭の浴室でも普及しているミストサウナ。温かいミストを発生させて浴室内に噴霧することで、保温・発汗・保湿などの効果が期待できます。

短時間の入浴で体の芯まで温まることができるため、入浴時間があまり取れないという忙しい方にもぴったり。浴室全体が暖かくなり、体や髪を洗っている間も寒くありません。

また、普通のサウナと比べて湿度が高い状態が保たれるので、肌の乾燥が気になる方にも良いですね。

手元スイッチ付シャワーヘッド

その名前の通り、手元の部分に水流のオン・オフができるスイッチが付いているシャワーのことです。

1度の入浴で使う水量は膨大。特に家族が多い方の場合、水道代も気になります。

そこで活躍するのがスイッチ付きのシャワー。手元で簡単に水を出したり止めたりすることができるため、節水に繋がります。

浴室暖房乾燥機

乾燥・暖房・換気・涼風・24時間換気などの機能が付いた浴室乾燥機。

季節に合わせて浴室内の温度を調節したり、雨の日や花粉の時期に洗濯物を乾かすことができます。

また、換気をしっかりすることで湿気を取り除きカビや臭いの発生を抑制。面倒な掃除を楽にしてくれます。

トイレ

トイレの画像

毎日使うトイレは、清潔に保っておきたい場所。いつも綺麗な状態にしておくことで、気持ちよく生活できることはもちろん、運気が上がるとも言われています。

トイレのおすすめ設備について見ていきましょう。

タンクレストイレ

一般家庭でも増えてきているタンクレストイレ。従来便器の後ろ側にあるタンクをなくし、水道から直接水を流します。

圧迫感がなく、すっきりした空間を演出できるところが魅力的。間取りの都合でトイレのスペースが狭くなってしまったとしても、広々と見せることができます。

また、凹凸のないシンプルなフォルムなので、ホコリや汚れが溜まりにくく掃除も簡単です。

手洗いカウンター

トイレ内に手洗いカウンターがあると便利です。

洗面ボウルとセットになっていて、その場で手を洗うことができます。棚と一体型になったデザインも増えおり、収納として使うことも可能です。

洗面所は何かと散らかりやすく、生活感が出てしまう場所。来客の際に、トイレ内で手を洗うことができるのはとても便利です。

温水洗浄便座

もはや一般的になっているかもしれませんが、温水洗浄便座は外せません。一般的には、ウォシュレットやシャワートイレなどの商標で呼ばれているものです。

洗浄強度の調整に加えて、乾燥や脱臭などの機能がついているものもあります。

2階トイレ

2階建ての家を建てるならぜひ検討したい2階トイレ。特にご家族の人数が多い場合は、ぜひ設置しておいた方が良いでしょう。

混雑を防ぐことはもちろん、夜中に起きてしまった時や、来客時などでも気兼ねなく利用することができます。

あとから増設するにはさらに費用がかかるため、新築時に検討するのがおすすめです。

正直、これはいらなかったかも…。住宅設備の失敗談

まるばつの画像

せっかく追加した設備でも、いざ暮らしてみると「必要なかったかも」と思うことも少なくないようです。

そんな失敗をしないよう、実際注文住宅を建てた方の経験談を見てみましょう。

キッチンに吊り戸棚をつけたけど…

収納がたくさんあった方が便利だと思い、吊り戸棚を設置しました。

しかし、天井近くの棚は踏み台がないと手が届かないため、ほとんど出番がなく、持て余しています。

また、実際に完成したキッチンに立ってみると、圧迫感があり狭く感じました。収納は吊り戸棚以外で十分賄えているので、つけなくても良かったと後悔しています。

敷いた位置が悪く、床暖房が使えない

夫の反対を押し切って、リビングの一部分を床暖房にしました。

しかし実際家具を置いてみると、どうしても床暖房の位置にソファを置くことになってしまい、あまり意味がありませんでした。

せっかく床暖房を設置するなら、キッチンや洗面所などに設置するべきだったと思います。

大きく作った床下収納が裏目に

もともと床下収納に憧れていたので、少し深さのある大きな収納を作りました。

最初はお米や飲み物などのストックに使っていたのですが、深く作ってしまったため物を出し入れするのがすごく不便です。

無理を言って大きな収納を作ってもらったのですが、これが裏目に出てしまいました。今ではほとんど使っていません。

注文住宅で後悔しないために気をつけたいこと

どんな設備やオプションを導入するかを考える際、1番大切なことはイメージを膨らませることです。

それを導入することで、どんなメリットがあるのか、逆にデメリットはないか。また、実際に導入した後の生活をきちんと想像しておくことで失敗を防ぐことができます。

注文住宅を建てる際、あれもこれもと色々な設備に目がいってしまうと思います。実際使っている方におすすめされることもあるでしょう。

しかしそれが本当に便利か、導入する価値があるかは、その家によって違います。

家が完成し、そこでの暮らしをしっかりイメージしながら取捨選択していくことが大切です。

まとめ

便利な住宅設備やオプションは、まだまだ数えきれないくらいたくさんあります。気になるものがあれば、導入の前にしっかりメリット・デメリットを調査するようにしましょう。

このサイトがより快適な家づくりの参考になれば幸いです。

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