平屋・2階建て・3階建て別!魅力ある注文住宅のweb内覧会15選

平屋・2階建て・3階建て別!魅力ある注文住宅のweb内覧会15選

Web内覧会を見て注文住宅の情報を集めようと思っても、数が多過ぎてどの内覧会を見ればいいのか分からずに困っていませんか?

自分の注文する階層、好みのテイストのweb内覧会が一覧で分かれば、自分の見たい住宅のweb内覧会だけを選ぶことができて便利ですよね。

今回の記事では、ネット上に溢れるweb内覧会の中からどれを見ればいいのか迷わないように、平屋、2階建て、3階建ての住宅ごとにオススメのweb内覧会をピックアップしました。階層ごとに人気のテイストの住宅を5つ紹介しているので、お好みのテイストの内覧会を選んで見ることができます。

Web内覧会はブログ執筆者によって紹介の仕方が異なりますが、写真が見やすく、参考になるアドバイスが盛り込まれたものだけを厳選しているので、どの内覧会も参考になるポイントが詰まっています。

更に、住宅のこだわりポイントと後悔ポイントもまとめてありますので、自分が設計する際の参考になったり、同じ後悔をしないように失敗を回避できたりします。

今回ピックアップしたweb内覧会の情報が、皆さんの理想の家づくりの参考になれば幸いです。

※各web内覧会の見るべきポイントについてはページに飛べるようにリンクが貼ってありますので、ぜひそちらもご覧ください。

1.平屋のweb内覧会5選

平屋(1階建て)の注文住宅のweb内覧会の中から、間取りや内装、インテリアの参考になるものを厳選して5つご紹介します。

平屋は最近人気のある住宅ですが、広い土地が必要なことと、1フロアに全ての居室を配置しなければならないので間取り設計が難しく、断念する人が多いのも現実です。

今回ご紹介する5つの内覧会は、狭くても満足できる間取りや、平屋はやっぱり良いと思える情報が詰まっていますので、ぜひ参考にしてください。

1-1.和モダンテイストの平屋

ぼちぼち暮らし

2014年に夫婦二人暮らしの理想の平屋を目指して注文住宅を建てた女性(妻)がweb内覧会をいています。和とモダンが絶妙に融合した1LDKの平屋です。

Web内覧会の特徴は「とにかく見やすい」の一言に尽きます。各エリアの写真の中にコメントが挿入されていて、どのように使っているのか、どんな動線なのかが一目で分かります。

また、各エリアの説明文が細かく見出し分けされているので、自分の知りたいポイント部分だけを読むことができます。

【住宅のこだわりポイント】
和モダンテイストの家の中で、異質の空間となっている海をイメージしたトイレが印象的です。

真っ白な壁にブルーのペンダントライトの灯りが反射し、特に夜には幻想的な空間になります。小物はアイアンで統一され、シンプルでスタイリッシュな内装となっています。

トイレは「家の中で独りになって物思いにふけることができる場所」ということで、雰囲気を重視したとのことです。

【住宅の後悔ポイント】
「これは失敗」という明らかな後悔ポイントの記載はありませんでした。

妥協したポイントや、入居直後に気になったポイントなどはあったようですが、住んでいるうちにどれも気にならなくなり、最終的にこの選択で良かったと思えるようになったそうです。

妥協点も年数を重ねると愛着に変わっていくのかも知れません。

1-2.北欧テイストの平屋

SMALL HOUSE@YOU

白と黒のモノトーンで統一されたインテリアの平屋を、入居直後と入居1年後で比較しながら内覧会をしています。内覧会の記事が多くなっていますが、内覧会記事のみで目次を作成しているので読みやすくまとまっています。

1年間の内装の変化や、1年間暮らしてみて分かったことなどが詳細に説明されているので、実際に暮らしてみてからのアドバイスが参考になります。

空間をガッツリと北欧風に演出するのではなく、ポイントとして北欧風のインテリアや小物を取り入れているので、北欧の家を目指していない方にも参考になります。

また、各エリアの収納についての説明が丁寧にされているので、片付いた部屋を保つヒント、生活感を出さないヒントがたくさん詰まっています。

【住宅のこだわりポイント】
インテリアを徹底的に白と黒にこだわって統一しているので住空間に一体感があり、平屋の1LDKですがとても広く感じます。

収納術とインテリアの統一で全てのエリアがスッキリとまとまっていて、ごちゃごちゃと生活感が出てしまうことに悩んでいる人には参考ポイントがたくさんあります。

【住宅の後悔ポイント】
玄関に設置した白い造作棚に後悔があるようです。玄関の色を白で統一しているので、造作棚も白ですが下記の点を後悔しているポイントとして挙げています。

  • 白なので汚れが目立つ
  • 背板がないので壁が汚れる
  • 高さが中途半端で、天井までの空きスペースがもったいない

見た目重視で少々の不便には目をつぶっているようですが、上記だけは後悔しているとのことでした。

1-3.シンプルモダンテイストの平屋

xevo Eで平屋を建てるブログ

ご夫婦とお子さん4人と猫1匹という大家族が住む、シンプルモダンテイストの平屋の内覧会です。カメラが趣味の男性(夫)が、3LDKの広い平屋を素敵な写真満載で紹介してくれています。

各エリアの間取りと仕様、空間コンセプトをシンプルなテキストで紹介しているので、それぞれの部屋を俯瞰で捉えることができます。細かなディティールの説明があまりないので、サッと読めて全体像を掴めるという男前な内覧会となっています。

玄関やLDKといったお客様を迎える場所にはこだわり、キッチンや浴室などのプライベート空間にはこだわりを持たず、標準品を選ぶといったメリハリのある住宅です。

【住宅のこだわりポイント】
広い平屋を有効に活用した間取りが最大のこだわりポイントです。Web内覧会の記事内で間取りは紹介していませんが、別カテゴリーの記事内で立面図平面図を使って間取りが詳しく紹介されています。

お客様を迎えるパブリックゾーンと、家族が使うプライベートゾーンを完全に分けたゾーニングとなっています。

大家族で平屋に住む場合には非常に参考になる間取りです。

【住宅の後悔ポイント】
書斎にある造作デスクのカウンターを無垢材にしなたった点を後悔ポイントとして挙げていました。実際は合板を使用しているように見えます。

住宅全体には満足しているそうですが、細かなポイントとして書斎のカウンターの素材を後悔していました。素材は簡単に換えることができないので、熟考して選ぶ必要がありそうです。

1-4.ナチュラルテイストの平屋

住友林業で建てるこだわりの平屋

妻よりもこだわりが強いという男性(夫)によるweb内覧会です。ナチュラルテイストの3LDKの平屋で、入居前、または直後の家具のない状態の写真がメインになっています。

入居後1年のインテリアが入った状態の写真は一つの記事にまとめて紹介してありますので、家具のない状態と見比べることができます。

家具やインテリアが少ない写真は各エリアの内装がダイレクトに分かります。紹介テキストを最小限度に抑えてあるので、部屋の間取りや内装だけを参考にしたい方にオススメの内覧会です。

【住宅のこだわりポイント】
もっともこだわったのが平屋の外観だそうです。1階建ての住宅は公民館のような外観になってしまう場合があり、そうならないように建築士に強く要望を出したとのことでした。

外観の印象を左右する窓のサイズや設置位置にこだわり、東西南北全ての方向からどのように見えるかを確認して公民館化を避けたとのことで、シンプルで洗練された外観となっています。

【住宅の後悔ポイント】
外壁の素材を平田タイルのテッセラボーダーにできなかったことを最大の後悔ポイントとしています。

展示会で一目ぼれし、外観のイメージを決定する素材なので使用を熱望していましたが、予算の関係で泣く泣く断念したそうです。

見積もり段階では別の素材の金額を入れていたため、大幅に増額となる平田タイルのテッセラボーダーに切り替えることができず、見積もりの段階で計算に入れておけばよかったと大後悔をしていました。

どうしても使いたい素材や設備がある際は、最初の見積もりに必ず入れるという教訓になります。

1-5.南欧テイストの平屋

うめつさん家のブリアール

一条工務店が手がける南欧風の家「ブリアール」を建てた女性(妻)が内覧会をしています。ブリアールを建てる際に情報が少なくて困ったということで、今後ブリアールを建てる人のために自分たちの経験を紹介しています。

ブリアールの標準設備を採用している箇所が多いので、ブルアールの雰囲気を正確に掴むことができます。

旦那さんがDIYが得意ということで、業者に頼まずにDIYで対応した箇所が多くあります。DIY箇所の説明や注意点が丁寧に記載されてあり、注文住宅にDIYを取り入れたい方には非常に参考になります。

【住宅のこだわりポイント】
家事動線にこだわった、キッチン、脱衣所、洗面所、ランドリールームの配置が絶妙です。自ら「ズボラー家事動線」と名付けています。

夫婦ふたり暮らしの共働きなので、家事をいかに効率よく行えるかが重要ポイントだったとのことです。理想だけ設計士に伝えたところ、完璧な間取りになったとのことでした。

家事効率を上げたい方は、ぜひこの間取りを参考にしてください。

【住宅の後悔ポイント】
DIYで対応した棚や壁付け関連を後悔ポイントとして挙げていました。仕上がりを後悔しているのではなく、サイズを測り間違えて付け替えた際に壁を傷つけてしまったとこのことでした。

壁付け関連は業者に依頼をしてもトラブルが起こりやすい項目だそうなので、DIYで対応するには慎重にサイズを確認することが重要です。

2.階建てのweb内覧会5選

最も数が多い2階建て住宅のweb内覧会の中から、厳選して5つの内覧会をご紹介します。

数が多いので、どの内覧会を見れば良いのか分からなくなる2階建て住宅ですが、今回ご紹介する内覧会は外観と内装がモデルルームのように美しい家を選びました。

また、インテリアの選び方も参考になる内覧会ばかりなので、「こんな空間で暮らしたい」という夢も膨らみます。

ぜひ目で楽しみながら内覧会を閲覧してください。

2-1.和モダンテイストの2階建て

タヌコロリ

別荘も含めて4回家を買った男性(夫)がweb内覧会をしています。

4回目の購入となる和モダンテイストの家(34.5坪)の内覧会を中心に、過去に建てた家の内覧会と、弟さんが建てた「無印良品の家」の内覧会もしています。

1記事で「2階丸ごと全部」紹介するなど、数部屋をまとめて紹介しているので閲覧する記事数が少なくて済むのが特徴です。

施工会社とのやりとりの詳細がたくさん盛り込まれているので、業者目線と施主目線の両方を知ることができるのもポイントです。

【住宅のこだわりポイント】
「玄関に隣接する和室」にこだわり、おばあちゃんの家のような玄関の雰囲気を再現しています。

玄関を入るとすぐに障子で仕切られた和室があり、障子の締め具合によって視界に入る画が変化します。懐かしさを感じる玄関の雰囲気と、玄関と並んだ和室の間取りが参考になります。

障子は玄関だけではなく室内の要所要所に設置されていいますが、ブルーの壁紙と融合させることで「和」に寄り過ぎず、モダンな雰囲気を演出しています。

【住宅の後悔ポイント】
キッチンにパントリーを設けられなかったことを、後悔ポイントとして挙げています。

キッチンにものが溢れないようにパントリーを作ろうと思っていたようですが、パントリーを確保する広さがなかったとのことで、大きめの棚の設置に留まっています。

2-2.北欧テイストの2階建て

SCALE

設計業をされている女性(妻)が、モデルルームのような北欧テイストの住宅のweb内覧会をしています。北欧好きにはため息が出るような素敵な住まいで、特にインテリアのセンスが抜群です。

インテリアを置く前後の写真を並べて紹介している記事が多く、北欧インテリアの選び方、配置の仕方、余白の待たせ方が勉強になります。

また、紹介している部屋ごとにGOODポイントとBADポイントを挙げていて、どちらのポイントも自分が家を建てるときの参考になります。

【住宅のこだわりポイント】
大きなガラス窓がこだわりポイントです。どの部屋の窓も大きく、自然光と風をたっぷりと取り入れてくれて、光が一つのインテリアと呼べるほど効果的に室内を照らしてくれます。

大きな窓は各部屋を広く感じさせる効果もあり、開放感に溢れています。更に、ガラスの反射を計算した照明の選び方もプロならではの技です。

日照時間が短い北欧に住む人々が、家の居心地をいかに良くするかを考え抜いた北欧住宅は、日本でも住み心地が良いことを証明してくれています。

【住宅の後悔ポイント】
各部屋の収納に頭を悩ませています。

寝室の狭いスペースにたくさんの本を収納するアイディアや、おもちゃで溢れる子供部屋の収納を改善するアイディアを模索中です。

収納は誰もが悩むポイントなので、どのように解決していくのか、今後の対策に注目したいです。

2-3.モダンテイストの2階建て

低燃費な2階リビングの家を建てました!

シンプルモダンテイストの2階建て住宅(30坪)を、写真が趣味の男性(夫)が紹介しています。スタイリッシュな外観、内装、インテリアが、写真のクオリティの高さで更に魅力的に伝わります。

建て替え前の不満点を説明しながら新居の紹介をしているので、不便をどう解消したのかが非常に参考になります。

各エリアの間取りをシンプルなイラストで提示しているので、写真と照らし合わせると空間のイメージがしやすいのも特徴です。

紹介テキストは採用メーカーやこだわった理由だけを書いていて、話が脱線することがありません。短時間で必要な情報を的確に得ることができるWEB内覧会です。

【住宅のこだわりポイント】
住宅の随所に採用しているタイルにこだわりがあります。

柄、質感、サイズなど、住宅ではなかなか見ない個性的なタイルが目を引き、タイルが住宅の印象を変えることを実感できます。

特に、2階へ繋がる階段の蹴込に採用しているタイルは個性が光ります。一段一段柄が異なり、階段が絵画のように目を楽しませてくれます。

【住宅の後悔ポイント】
後悔のポイントはなく、入居後1年経っても「快適」の一言のようです。

建て替え前の不満を解消できるように新居を設計しているので、全てに満足できる住宅を建てることができています。

強いて言うなら、信頼している施工会社の担当者さんが異動になったことが今後の不安点だそうです。

2-4.ナチュラルテイストの2階建て

羊の家

白と茶色で統一されたナチュラルテイストの2階建て住宅のweb内覧会です。

紹介するエリアごとにきめ細やかにテキストで説明されていて、メーカーや素材の特徴から、気に入ってるポイントまでがよく分かります。仕様も全て記載されています。

エリアごとの写真の数も多く、俯瞰の図から細かなディティールまでを視覚で確認することができます。

【住宅のこだわりポイント】
ランドリールームのこだわりが非常に参考になります。

「家事の中で洗濯が一番憂鬱」という羊さんが、とにかくストレスなく洗濯物と向き合うために考え抜かれた間取りとインテリアは、「これなら毎日の洗濯が楽しくなりそう」と感じさせてくれます。

快適な住まいとは、「苦手な家事を楽しくさせてくれること」も重要なポイントであることに気づかされます。

【住宅の後悔ポイント】
住宅そのものの後悔ではないのですが、担当営業の対応にストレスを感じていたという記載がありました。

度重なる見積もりミスがあり、一度決定した外壁を諦めた経緯を読むと、他人事ではないと思わされます。

担当営業とは家が完成するまで長い付き合いとなります。対応にストレスを感じる場合には交代してもらうことも理想の住まいを手に入れるためには必要かも知れません。

2-5.シンプルテイストの2階建て

普通でちょうどいい家づくり。

個人デザイン事務所を運営しているご夫婦のweb内覧会です。2匹の犬を飼っており、犬仲間の集まれるシンプルで温かみのある家を女性(妻)が紹介しています。

玄関扉のレールや鍵、階段の八角の手すりなど、細かなディティールのこだわりやセンスがデザイナーの施主ならではで非常に参考になります。決定した素材と、検討した素材の比較が画像で分かりやすく説明してあるので、様々な素材の持つ特徴を知ることもできます。

家具の色使いもセンス抜群で、入居前後での空間の違いに驚きを覚えます。シンプルな住宅に彩りを与える技を盗みたくなります。

 写真が大きく、テキストが小さく少な目なので、「目で楽しむ内覧会」となっています。

【住宅のこだわりポイント】
2階に造った大きなテラスがこだわりポイントです。

犬が2匹いることもあり、犬のシャンプーや昼寝もできるスペースとして広く作ってあります。洗濯物を干す場所というよりも、生活空間の一部として活用されているようです。

居室スペースとの兼ね合いもありますが、テラスを広くすることのメリットを感じることができます。

【住宅の後悔ポイント】
キッチン下の飾り棚を後悔ポイントとして挙げています。棚の飾り部分を多くし過ぎたとのことでした。

「収納は必要」という旦那さんの強い要望でキッチン下の正面部分を一面飾り棚にしたのですが、実際にはそこまで飾るものはなく、ホコリが溜まることを懸念されています。

収納は多ければ多いほど良い、という訳ではないことに気づかせてくれる後悔ポイントです。

3.階建てのweb内覧会

都心など、土地代の高いエリアに多い3階建て住宅の内覧会を5つ紹介します。

3階建て住宅は、どうやって広く感じさせるか、どうやって家事動線をシンプルにするか、に重点が置かれますので、この2点が参考になる内覧会を5つ選びました。

また、土地代を抑えるために変形の土地を検討される方も多いので、変形地に建てた三角形の住宅も紹介しています。狭い土地で快適に過ごす知恵を得られるよう、ぜひ参考にしてください。

3-1. フレンチテイストの3階建て

オウチ日和

3人のお子さんを持つ女性(妻)が、「白」にこだわって建てたフレンチテストの3階建て住宅を紹介しています。

カテゴリがエリアごとに分かれていて、各エリアの中にweb内覧会の記事が公開されています。web内覧会と併せて各エリアの詳細な情報を得ることができます。Web内覧会だけを閲覧したい場合はページ内検索でweb内覧会を検索すると便利です。

各エリアの細かな場所のサイズ感が分かるように、数字を出して紹介してくれているので参考になります。「これぐらいの幅がちょうど良い」、「このサイズだと見栄えがいい」など、数字を出しながら具体的に説明されているので非常にイメージがしやすいです。

【住宅のこだわりポイント】
バスルームに坪庭を設けたことが最大のこだわりポイントです。

以前住んでいた賃貸住宅のバスルームは小さな換気窓しかなく、換気の悪さと閉塞感に不満があったことから新居のバスルームは開放感と換気を重視して設計したとのことです。

1畳ほどの小さな坪庭ですが効果は絶大で、濡れたタオルも浴室にかけておけば翌朝には乾くほど換気が良いそうです。

【住宅の後悔ポイント】
洗面所に設置したミラーボックスの高さを失敗したと記載がありました。

お子さんたちの身長なども考慮して使いやすい高さで設計したつもりが、水栓のグースネックとミラーボックスの距離が近過ぎてグースネックの全景が見えないことを後悔しています。

洗面台は途中で様々な悩みやトラブルがありながらこだわって作ったスペースだったので、最後の最後にこのような失敗があり、後悔も大きいようです。

3-2. 北欧テイストの3階建て

北欧カフェ風のおうちを目指して!

特殊な形の土地を割安で購入し、三角形の家を建てた女性(妻)のweb内覧会です。土地代を抑えるために変形の土地の購入を検討している人には非常に参考になります。

家の形が三角形だと色々と不便ではないか?と想像してしまいますが、実際に住んでみるとあまり不便はないという説明が多く、知恵を使えばどんな形の家も快適な間取りにできると背中を押してくれます。

【住宅のこだわりポイント】
洗面所の広さにこだわっています。三角形の特殊な形の中で、できる限り広くスペースを確保したとのことです。

3階建ての家は家事動線が長くなり、特に洗濯の動線は階を行ったり来たりで大変になります。洗う・干す・畳む・しまうという作業が一箇所でできるよう洗面所を広く作っています。

三角形の3階建ての家で、いかにストレスなく家事をするかを考え抜いた洗面所です。

【住宅の後悔ポイント】
1階から2階に続く、リビングのスケルトン階段を後悔ポイントとして挙げています。

見た目は非常におしゃれなのですが、折り返し地点の隙間が広すぎて大人でも危険を感じるとのことでした。娘さんが歩き始めたら危険極まりないので、何らかの方法で隙間を埋めることを検討されています。

階段は旦那さんに任せていたので打合せに参加しておらず、出来上がってビックリしたそうです。打合せの大切さを実感する後悔ポイントです。

3-3. シンプルテイストの3階建て

新宿に注文住宅を建てる

大都市新宿に、敷地面積20坪、延床面積30坪、3階建て、予算6000万円の注文住宅を建てた夫婦の内覧会です。

記事カテゴリに「web内覧会」はなく、竣工後カテゴリ内に内覧会、満足ポイント、後悔ポイントが細かく紹介されています。

インテリアに独特のセンスを持つ妻が、「内装はシンプルにしてファブリックで遊ぶ」をモットーに家づくりをされています。

新宿の景色を楽しむ設計のアイディアが随所に散りばめられていて、大都会での暮らしを楽しむ心得が参考になります。

【住宅のこだわりポイント】
3階建て住宅の各階に手洗い場を設けたことが最大のこだわりです。廊下にポツンと佇む水場の雰囲気もさることながら、移動距離の長い3階建ての場合、水場が一箇所だけだと非常に不便だということに気づかされます。

手洗い場の排水口とシンクの距離を縮めているので水ハネを抑えることができ、廊下や壁が水でバシャバシャになることもないそうです。

【住宅の後悔ポイント】
後悔ポイントは多々あり、竣工後カテゴリ内にまとめられています。後悔の度合いが一目で分かるように「高低」が明記してあるので、ストレスの高い後悔と低い後悔が把握できます。

減額のために諦めた素材やディティールの後悔度合いが高く、「こんなに後悔するなら少しぐらい高いお金をかけても好きなものを採用すればよかった」との言葉があります。

減額にこだわり過ぎると、金額以上の後悔を味わうという教訓になります。

3-4. ナチュラルテイストの3階建て

最初で最後の家づくり

東京23区内の16坪の敷地に、建坪9坪の3階建てを建てた女性(妻)の内覧会です。

ご夫婦とお子さんの3人暮らしで、10坪に満たない建坪で快適に暮らせる住まいの知恵が詰まっています。驚くべきは設備の購入価格の安さで、探せばこんなに安く設備を納入できる工務店があるのかと業者選びの大切さを実感させてくれます。

家具が入る前の写真がメインで、内装もシンプルです。住宅のテイストやインテリアの雰囲気よりも、狭い空間をどう構成するかの参考になる内覧会です。

【住宅のこだわりポイント】
2階リビングの天井をラワン材の板貼りにした点を、心から気に入っているポイントとして挙げています。

素材をシナ材と迷ったそうですが、家全体の雰囲気に合わせて設計士が薦めてくれたラワン材に決め、板貼りの割り付けの仕方も5案の中から様々検討して決定したそうです。

天井は普段見上げることの少ない箇所ですが、こだわった点に関しての詳細な説明を読むと、天井の風合いが空間の雰囲気を作ってくれていることを再認識することができます。

【住宅の後悔ポイント】
入居後半年経ってから、トイレ便器のアラウーノを後悔ポイントとして挙げていました。

自動洗浄が売りのアラウーノですが、便器内の水が溜まる部分が黄ばんでしまい、掃除をしないと取れなかったとのことです。その後しばらくして黄ばみはなくなったそうですが、汚れの原因は未だ不明のようです。

3-5.ブリティッシュテイストの3階(2.5階)建て

しあわせな家~Asako’s WORK&LIFE

一級建築士の女性によるWEB内覧会で、自宅ではなく、ご自身が設計した住宅の内覧会を多数公開しています。その中の1つ「25坪の狭小地に建つ2.5階建のおうち」が3階建ての参考になります。

建築した側のweb内覧会なので施主目線の後悔ポイントなどネガティブな意見はありませんが、設計の意図を丁寧に説明してくれているので「なるほど!」と思わせてくれる点がたくさんあります。

また、イギリスでの生活経験が設計の基盤になっているので、内装やインテリアにヴィンテージ感が溢れていて外国の家のような魅力があります。

2.5階の家以外にも、内装の参考になる内覧会記事がたくさんあります。Web内覧会タグより閲覧できます。

【住宅のこだわりポイント】
天井まであるフルオーダーメイドのキッチンキャビネットがこだわりポイントです。

狭小住宅は居室にスペースを取られてしまうので収納が不十分になりがちですが、天井までのキャビネットで縦長の収納を実現し、スペースを取らずに大容量の収納を可能にしています。

「施主の奥様が背が高いのでこういう設計にした」という配慮もポイントが高いです。住む人の生活を想像して最良の設計をしてくれていることが伝わります。

【住宅の後悔ポイント】
建築士による内覧会なので後悔ポイントの記載はありません。

4.まとめ

この記事では、平屋、2階建て、3階建て、のweb内覧会を住宅のテイストに分けて5つずつ紹介しました。

注文住宅は自由に設計できる反面、どう設計したら良いのか悩んでしまう場面も多くあると思います。Web内覧会で参考になる住宅を見ることで、イメージが固まったり、真似したくなるアイディアがたくさん見つかったりします。

今回ご紹介した内覧会を参考に、後悔のない理想の住まいを手に入れてください。

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