はじめての家づくりガイド

必ず知っておきたい注文住宅の壁紙の選び方と部屋別コーディネート例

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必ず知っておきたい注文住宅の壁紙の選び方と部屋別コーディネート例

注文住宅の壁紙選びをしていて、
「柄も色もたくさんあって、カタログを見ていても決められない」
「どんな基準で選んだらいいのかわからない」
などとお悩みではありませんか?

たしかに壁紙にはたくさんの種類があります。その中から自分の家に合うものを選び出すのは大変なことです。素敵な家にしたい!と思っても、どうやったら素敵になるのかがわからず、戸惑ってしまうのではないでしょうか。せめて「これさえわかれば壁紙が選べる!」といった基準があったら、壁紙選びがずいぶん楽になって助かりそうですよね。

そこでこの記事では、壁紙を選ぶ際にこれだけは押さえておきたいという点を4つ紹介します。この4点を頭に置いて壁紙選びを進めれば、あなたの家の雰囲気やお部屋の用途に合った壁紙を選び出すことができます。壁紙を決める前にぜひ知っておいてほしい内容です。

さらに、リビング、玄関、寝室、子ども部屋、洗面所・トイレの事例を各2例、合計10例紹介します。壁紙選びは、壁紙だけを見ていてもうまくいきません。お部屋の他の要素とのコーディネートも考える必要があります。事例を見ることで、先に紹介する壁紙選びの方法が腑に落ちて、失敗しない壁紙選びができるはずです。

壁紙は面積が大きく、お部屋の印象を大きく左右する大切な要素です。そのような大切な要素を失敗することなく選べるよう、この記事がお役に立てれば幸いです。

1.壁紙選びでこれだけは押さえておきたい4つのこと

この章では、壁紙を選ぶ際に必ず押さえておきたいことを4つ紹介します。
壁紙は、カタログ上で気に入った色や柄のものを選べば済む、というものではありません。もっと広くさまざまなことを考慮に入れなければ、暮らし始めてから「失敗した」と感じてしまう可能性もあります。
以下に紹介する4つの点さえ知っておけば、自分の家の雰囲気や各部屋の用途に応じた、納得できる壁紙選びが可能です。まずは以下を頭に入れていただいてから、壁紙選びを始めてみてください。

1-1.どんな部屋にしたいのか雰囲気をはっきりさせる

壁紙を決める前に、部屋をどのような雰囲気にしたいのか、明確にしましょう。部屋の雰囲気が決まれば、壁紙の雰囲気もおのずと決まってくるからです。

例えば、ナチュラルで落ち着いた印象の空間にしたければ、ベージュなど少し色味の入った壁紙が合います。モダンな雰囲気にしたければ、白やグレーなど、モノトーンの壁紙がマッチします。「リビングはゆったりくつろげる空間にしたい」「書斎はスタイリッシュで集中できる空間にしたい」など、その部屋でどんなふうに過ごしたいのか想像すると、理想の雰囲気をイメージしやすくなります。

また、家全体の雰囲気と一致していると、統一感が出ます。特に、玄関や廊下など外から続く空間や、来客のある部屋などは、まず家のイメージを考慮したうえで、個々の空間の雰囲気や過ごし方を考えて壁紙を決めると良いでしょう。

イメージが浮かびづらいようであれば、部屋の写真などをたくさん見て、理想に近いものを集めてみてください。自分の好みの方向性が見えてくるはずです。

1-2.床、ドア、天井などの色調を考慮して色合いを選ぶ

壁紙選びの際には、床、ドア、天井、家具など、壁紙以外の部分の雰囲気も考慮する必要があります。壁紙を単独で考えてしまうと、部屋全体を見たときに調和しない可能性があるからです。

例えば、部屋のドアが黒っぽく、モダンでスタイリッシュな印象だったとします。そこにピンク色でフェミニンな花柄の壁紙を合わせてしまうと、互いの雰囲気が一致せず、ミスマッチに見えてしまいます。ドアに合わせてモダンな雰囲気の壁紙を選んだほうが、部屋全体として統一感が出て、居心地の良い空間になります。

壁紙にしろドアにしろ、その他の要素にしろ、それぞれを単体で考えて選んでしまうと、このようなミスマッチが起こりやすくなります。壁紙選びの際にも、すべての要素が一つの部屋に揃ったときの様子を想像しながら、全体の調和が取れる壁紙を選びましょう。

1-3.自分たちの暮らしに適した機能を持った壁紙を選ぶ

壁紙の色や柄だけでなく機能にも注目し、自分たちの暮らしに合ったものを選びましょう。適切な壁紙を選ぶと、壁紙をきれいに保ちやすくなり、メンテナンスの頻度も減らすことができるからです。

例えば、お子さんのいるご家庭だと、壁紙は落書きなどであっという間に汚れてしまう可能性があります。そんなときは、汚れを落としやすいようにフィルム加工された壁紙を使うと良いでしょう。また、ペットと一緒に暮らすご家庭であれば、耐久性が高く傷がつきにくい壁紙や、消臭効果のある壁紙がおすすめです。

その他、湿気を調節してカビや結露の発生を防いでくれる壁紙や、光を拡散して室内を明るく見せてくれる壁紙などもあります。部屋ごとに必要な機能も少しずつ違ってくるでしょう。新居での暮らしを想像しながら、必要な機能のついた壁紙を選んでみてください。

1-4.必ず大きなサンプルで確認する

壁紙は、必ず大きなサンプルで確認しましょう。サンプルが小さすぎると、実際の仕上がりと見え方が異なってしまうからです。

「面積効果」と呼ばれる現象があります。明るい色は面積が大きくなるほど明るく見え、暗い色は面積が大きくなるほど暗く見える、という現象です。壁紙に関しても、サンプルが小さければ小さいほど、実際の部屋に使用した状態と面積差が大きくなるため、見え方にも大きな差が生じてしまうのです。

小さなサンプルではイメージもつかみづらいので、最低でもA4サイズ程度の大きなサンプルを請求しましょう。メーカーのWebサイトから依頼すれば送ってもらえます。候補に入ったものを一通り送ってもらうと良いでしょう。

サンプルが届いたら、まず色や手触り、厚みなどを確認します。さらに、1-2で紹介したように、ドアや床など、部屋の別の部分とのコーディネートを確認して、部屋に調和するものを選ぶようにしましょう。

2.部屋別の壁紙コーディネート事例

この章では、実際のお部屋で壁紙がどのように使われているのか、コーディネート事例を部屋別に紹介します。
1章で壁紙の選び方をお伝えしましたが、考えるべき要素はいくつもありますし、頭の中だけで考えていても、なかなかイメージが沸かないものです。実際にどんな壁紙がどんな部屋で使われているのか知ることで、どういった点を気にして壁紙を選べばよいのか、腑に落ちていくはずです。

リビング、玄関、寝室、子ども部屋、洗面所・トイレの事例を各2例、合計10例紹介します。さまざまなテイストの事例を集めましたので、参考にしていただき、自分の好みや生活に合う壁紙選びを成功させてください。

2-1.リビングの事例

最初に、リビングの壁紙の事例を2つ紹介します。
リビングは、落ち着ける空間づくりがポイントになります。フローリングや家具などに合わせて、ベージュ系やグレー系を使うと、イメージが統一されてくつろげるリビングになるでしょう。
体的に広げていってください。

タイプの違う事例を2つ紹介しますので、自分の好みの雰囲気はどんなものなのか、イメージをどんどん

①アクセントクロスを使った落ちついた空間

出典:株式会社サンゲツWebサイト コーディネート集

出典(左):株式会社サンゲツWebサイト SGA258

出典(右):株式会社サンゲツWebサイト SGA256

ベージュの壁紙をメインに使用し、アクセントとして、同じ素材で少し濃い色の壁紙を使っている事例です。
メインの色は、ソファの色とも調和しています。薄い色だけだとぼんやりした印象になる恐れがありますが、濃いめの色をアクセントとして加えたことで、メリハリがついています。
ナチュラルな印象で、居心地の良さそうなリビングです。

②グレー系のパール入り壁紙を使ったモダンなリビング

出典:株式会社サンゲツWebサイト コーディネート集

出典:株式会社サンゲツWebサイト FE1012

黒いテーブルとイスがスタイリッシュなお部屋に、角砂糖を模したグレー系の壁紙を使用しています。パールがさりげなく光る壁紙です。
色味がモノトーンで揃っており、イメージにも統一感があります。お部屋全体がモダンできりっとした印象になっています。
こちらの壁紙は防カビ効果が備わっており、結露なども抑えてくれる素材です。

2-2.玄関の事例

次に、玄関の壁紙コーディネート事例を2つ紹介します。
外から入ってきて最初に接するのが玄関です。白系や色の淡い無地の壁紙を合わせて、明るく開放的に見せると良いでしょう。 家の第一印象を決める大切な場所にどのような壁紙を使うのか、以下2つの事例を参考にしてみてください。

①明るく開放感のあるナチュラルな玄関

出典:株式会社サンゲツWebサイト コーディネート集

出典:株式会社サンゲツWebサイト RE7447

床や階段に使われている木の色と、白系のざらっとした壁紙で、ぬくもりのある優しい雰囲気の玄関になっています。
壁紙の色が明るいため、空間全体も明るく見えますし、開放感を感じられます。
玄関はお客様をお迎えする場所でもあります。あたたかく明るい印象の空間で、好感を持ってもらえそうです。

②暖色系の壁紙で親しみやすさのある玄関

出典:トキワ工業株式会社Webサイト 商品詳細 TWP2343

出典:トキワ工業株式会社Webサイト 商品詳細 TWP2343

天井と壁の一部は白いですが、玄関を入って真正面の部分に暖色系の壁紙を使用しています。 あたたかみがある色の壁紙で、親しみやすさも感じられます。
縦長の窓から光も入ってくるため、明るくてほっとする玄関になっています。

2-3.寝室の事例

次に紹介するのは、寝室の壁紙のコーディネート事例2つです。
寝室はプライベートな空間ですので、自分の好みを最も反映させやすい場所です。ただ、寝るための部屋ですので、安心して休めるような空間を目指すと穏やかに眠れるでしょう。

以下2つの事例を参考にして、自分好みの癒し空間になるような壁紙を選んでみてください。

①エレガントなブルーグリーン壁紙で癒しの寝室

出典:株式会社サンゲツWebサイト コーディネート集

出典:株式会社サンゲツWebサイト FE1408

花柄のエレガントな壁紙が使われた寝室です。
大きな柄が入っていますが、淡いグリーンがすっきりした印象に見せてくれます。緑系はリラックスさせてくれる色ですので、寝室にはよく合います。
また、家具やリネンが白と緑でまとめられており、壁紙にもその2色が主に使われています。色が揃っていて統一感があるお部屋になっています。

②木の素材感が楽しめるくつろぎの寝室

出典:トキワ工業株式会社Webサイト 商品詳細 TWP2235

出典:トキワ工業株式会社Webサイト 商品詳細 TWP2235

こちらの寝室は、木の素材感のあるベージュ系の壁紙を使用しています。サイドテーブルやベッドの素材感や色味とマッチした壁紙です。
ストライプのような模様が入っていてスッキリ見えますが、自然のあたたかみを感じられるような空間になっています。派手さのない落ち着いた色味のお部屋は、穏やかに眠れるくつろぎの寝室といえるでしょう。

2-4. 子ども部屋の事例

ここでは、子ども部屋の壁紙コーディネート事例を2つ紹介します。
幼少期ほどカラフルで楽しい色柄がおすすめです。ただ、子どもはどんどん成長していきます。あまり子どもっぽくせず、シンプルな柄を選んだほうが長く使えるでしょう。

以下の2つの事例を、長く気に入られる子ども部屋づくりの参考にしてみてください。

①元気の出る黄色をアクセントに使った子ども部屋

出典:株式会社サンゲツWebサイト コーディネート集

出典:株式会社サンゲツWebサイト RE8001

見ただけで元気の出そうな黄色の壁紙を取り入れたお部屋です。
カラフルな壁紙は子ども部屋におすすめですが、全面に取り入れるとうるさく感じる場合があります。白やベージュなどの落ち着いた色をベースにして、アクセントとして使用するのが良いでしょう。
こちらのお部屋の場合は、天井や壁、家具などに白が多く使われているため、すっきりと明るくまとまっています。

②ポップなのに落ち着いた雰囲気の寝室

出典:株式会社サンゲツWebサイト コーディネート集

出典:株式会社サンゲツWebサイト RE8003

ベージュ系がメインで落ち着いた雰囲気の子ども部屋です。
しかし、壁紙には海の生き物たちが描かれています。柄が大きいため、かわいくポップな雰囲気が出ますが、色がベージュで落ち着いていますので、年齢が上がっても使いやすい壁紙です。
ベージュや茶系の家具やリネンともマッチしたナチュラルテイストのお部屋です。

2-5. 洗面所・トイレの事例

最後に、洗面所やトイレの壁紙事例を2つ紹介します。
洗面所やトイレの場合は、すっきりと清潔感があることが第一です。また、衛生面やニオイなども気になりやすい場所ですので、消臭や汚れ防止といった機能のついた壁紙を使うと良いでしょう。

洗面所やトイレを快適な空間にするためにも、以下の2つの事例を参考にしてみてください。

①ライトグリーンで清涼感のある洗面所

出典:株式会社サンゲツWebサイト コーディネート集

出典:株式会社サンゲツWebサイト FE1656

明るいグリーンのリーフ柄の壁紙を使った洗面所です。
グリーン系の色で葉っぱの柄が入った壁紙は、フレッシュですっきりした印象が出せます。小さな柄ですので、派手に見えることもありません。
こちらの壁紙は、表面にウレタンコートが施されており、汚れが落ちやすく、傷のつきにくい素材です。何かと汚れがちな水回りには、こうした機能のある壁紙がおすすめです。

②ランダムな模様の壁紙を使ったモダンで落ち着いたトイレ

出典:トキワ工業株式会社Webサイト 商品詳細 TWP2508

出典:トキワ工業株式会社Webサイト 商品詳細 TWP2508

こちらのトイレは、小さなタイルのような模様がランダムに入った壁紙を使っています。
ベージュ系の色を使っているため、明るく落ち着いた空間になっています。床の木の色調によって、少しモダンな雰囲気も加わり、空間を引き締めてくれています。
この壁紙は、汚れ防止機能のほかに抗菌機能も備えています。汚れがつきにくいためメンテナンスがしやすいですし、抗菌機能で清潔に保てますので、水回りにぴったりの壁紙といえるでしょう。

3. まとめ

この記事では、まず注文住宅の壁紙選びでこれだけは押さえておきたいことを4つ紹介しました。以下の4点を頭に入れておけば、納得できる壁紙選びができるはずです。

  • どんな部屋にしたいのか雰囲気をはっきりさせる
  • 床、ドア、天井などの色調を考慮して色合いを選ぶ
  • 自分たちの暮らしに適した素材や機能を選ぶ
  • 必ず大きなサンプルで確認する

また、具体的にイメージを広げていただくために、リビング、玄関、寝室、子ども部屋、洗面所・トイレの壁紙コーディネート事例も合計10例紹介しました。

壁紙は面積が広い分、選び方ひとつでお部屋の印象が大きく変わります。あなた好みの壁紙選びができるようにお祈りしております。

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