マイホームの内装デザイン大図鑑!ここさえ押さえれば失敗しない7つの手順

マイホームの内装デザイン大図鑑!ここさえ押さえれば失敗しない7つの手順

「マイホームのデザインにはこだわりたいけど、どのようなことができるかが分からない…」
「内装を決めるに当たって失敗しないようなやり方はないかな…?」

あなたは今、このように考えていませんか?

マイホームのデザインを考える際、こだわりの家具や雑貨を置くことでもおしゃれでユニークになりますが、せっかくのマイホームなので内装デザインからしっかり作り込む選択肢もありますよね。家具のように他の人と被る可能性も少ないことに加え、内装ならばマイホーム建築時に一緒に出来上がってくるため、後からたくさんの家具屋さんを回る手間もありません。

本記事では、マイホームのデザイン検討に役立つたくさんの事例を画像とともに多く集めてご紹介しています。 また、マイホームの内装デザインを一から検討する方のために、イメージ固めから各部屋の詳細なデザイン決定までの一連の手順も解説しますので、ぜひご一読ください。
最後まで読み込むことで、あなたの理想にピッタリで満足度の高いこだわりのマイホームを実現することができるでしょう。

目次

マイホームのデザインを考えるおすすめの手順

マイホームのデザインをこれから検討するなら、以下の順番で検討を進めると効率が良くておすすめです。

  1. 参考イメージを収集する
  2. 家全体の形状やデザインの方向性を決める(洋風・和風など)
  3. 断熱材など取り入れたい基本性能を決める
  4. 必要な部屋や間取りを決める
  5. 収納と動線、家での過ごし方に合ったデザインを選ぶ
  6. 家族とともに優先順位を決める
  7. 家族内でイメージのすり合わせを行う

これらの手順について、順番に解説していきます。

参考イメージを収集する

インテリア関連についてあまり知識を持っていないのなら、まずは参考イメージをできる限りたくさん「見る」ことが重要です。例えばキッチンなら、今どのようなシステムキッチンがあり、どういう内装が人気なのかを知識として知るだけでなく、各部屋や各設備について具体的なイメージが湧くようにしましょう。

家全体の形状やデザインの方向性を決める(洋風・和風など)

いろいろな家を見て、ある程度イメージが湧いてきたら、家全体の形状やデザインの方向性を決めます。マイホームの方向性として洋風にするか和風にするか、という程度でも構いません。すでに土地がある場合は、その土地に建てられるマイホームの大きさ・形状がある程度制限されるため、さらに条件を絞り込めやすくなります。

断熱材など取り入れたい基本性能を決める

次に、家の基本性能をどこまで求めるかをイメージします。耐震性能、断熱性能(結露対策)、太陽光発電システムを取り入れるかなど、決めておくべき項目を洗い出しましょう。このタイミングで基本性能を決めておくべき理由は、窓や壁面などのデザインに影響する可能性もあるためです。

必要な部屋や間取りを決める

家全体の大まかなイメージができてきたら、次に家の間取りを考えましょう。リビング、寝室など生活に絶対必要な部屋から、夫婦の趣味や、仕事部屋、家事室、収納専用の部屋など、自分たちのライフスタイルに合わせた部屋も考えて、いくつの部屋が必要なのかをまとめましょう。

また、間取りを考える際は、長期的な視野に立ってライフスタイルや家族構成が今後どう変化するかを考えて、変化のタイミングに合わせて柔軟に間取りが変更できるように考慮されていればさらにベターです。例えば、現在新婚したばかりの2人で、将来は子どもがほしいと考えるのであれば、子ども部屋をどう確保して、巣立った後はどのようにするかが、間取りの変更を考えるタイミングになります。

収納と動線、家での過ごし方に合ったデザインを選ぶ

間取りがある程度イメージできるようになったら、いよいよ室内の各部屋についてデザインを考えていきます。このとき、家全体の動線と、各部位の収納力もあせて考えるようにしましょう。どこにどの家具を配置するかなど、検討するべきことはたくさんあります。

生活の動線は、玄関から各部屋に至るまでの間に必ずリビングを経由するようにしたり、キッチンと洗濯機置き場、物干し場を近くにして家事を行いやすくしたりと、生活動線や家事動線は各部屋の配置を考える上で重要な情報です。

玄関やリビングなど、各部屋別に要望したいことをまとめておくようにすると、工務店にマイホーム設計時の要望を提出しやすくなります。

各部屋の収納と動線が大体見えてきたら、部屋ごとのインテリアとデザインを考えます。ここまでに、いろいろな参考例を見てぼんやりとした要望は出てきていますが、具体的な要望を踏まえて、その要望を満たすデザインをどうするのかを検討していきます。具体的に見えてきた要望に合わせ、ハウスメーカーや工務店が公式サイトで公開しているようなインテリアやデザインの実例を参考にして、イメージに近いものを探していくと、求めているインテリアデザインを明確にできます。

コンセントの配置も決めておく

各部屋の要望が明確になってきたら、各部屋のコンセントをどうするのかについてもまとめておきましょう。デザインとは直接関係のない部分ですが、コンセントの配置に失敗したと感じている人は意外と多いので注意したい部分です。

家族とともに優先順位を決める

ある程度各部屋のインテリアデザインのイメージが見えてきたところで、家族とともに各部屋の優先順位を決めていきます。リビングや浴室など生活に欠かせない部分は優先順位を高くしたほうが無難です。また、趣味性の高い部屋や設備は家族と相談して優先順位を決めましょう。ここはマイホームへの夢を語り合うときですので、じっくり腰を落ち着けて話し合いましょう。

家族内でイメージのすり合わせを行う

ある程度優先順位が決まれば、家族ごとにこの家でどのように過ごすのかをイメージしましょう。そのイメージにそぐわないレイアウトや間取り、不便になっている動線はないかを見直します。各部屋ごとに、もっともよく利用する人が使いやすいかどうかが重要です。

マイホームのデザイン参考例と決めるポイント

マイホームのデザインについて検討する流れを理解できたら、次は各部屋・部位のデザインについて具体例を写真で確認してみましょう。

玄関

玄関は、マイホームの顔と言える部分です。お客様を迎え入れる場所で、その家の第一印象が決まります。いつもきれいに整理整頓されて、広々とした印象の玄関にしたいと考える人が大多数です。そんな玄関ですが、デザインを検討するにあたって考えておきたいポイントについてご紹介します。

ポイントは収納

収納

玄関のデザインを考える上で、重要なポイントは収納です。玄関で収納したいものは、靴以外にも傘やカー用品など屋外で使いたい道具類、自宅を出ていくとき必要になる腕時計や鍵などの小物類が挙げられます。特に靴は、油断をしているとどんどん増えてくるため、玄関が散らかりやすい要因のひとつです。

玄関はスペースが限られていることもあるため、いかに有効活用して収納力を高めるかは重要なポイントです。シューズボックスひとつとっても、天井まで届くような収納力が高いものにするか、玄関であまり圧迫感を感じないように天井まではいかない収納に留めるべきか、など考えなければいけない点は少なくありません。

住友林業のクロゼット

引用:住友林業「隠す収納、飾る収納をバランスよく配置!(静岡県M邸)」より

収納スペースに余裕があるなら、このように収納力の高いシューズクローゼットを作るとすっきり片付きます。

高いシューズクローゼット

天井まで届くような収納家具を玄関に置く場合は、鏡を扉部分に取り付けることによって、圧迫感を軽減する効果があります。

ほかの人のさまざまな収納アイデアを参考にして、自分のマイホームでも使えそうなアイデアはどんどん取り入れていきましょう。

スペースに余裕があれば土間を検討

住友林業の平屋_土間

引用:住友林業「思い出の庭を囲む平屋(愛知県K邸)」より

もし玄関スペースに余裕を持てるなら、土間を作るというアイデアもあります。広々とした土間があると、生活ゴミの整理や自転車のメンテナンスなど、家の中に持ち込みたくない作業もできて便利です。この例では、土間にゆっくりとくつろげるスペースも設けています。

吹き抜けは憧れ!でも寒いというデメリットも

吹き抜け

吹き抜けのあるマイホームは家族の気配も感じられて開放感もあり、憧れる人は少なくありません。しかし、実際に吹き抜けを作ってみると「冬は結構寒い」という人が多く、暖房費がかかってしまうというデメリットもあります。また、吹き抜けを作るとその分部屋数が減るなど、居住スペースが圧迫されるデメリットもさけられません。マイナス面も考慮したうえで、吹き抜けを作るかどうかを決めましょう。

その他のユニークな玄関アイデア集

住友林業の玄関

引用:住友林業「サーファーの夢をかなえるビルトインガレージとハワイが香るインテリア(東京都T邸)」より

こちらは、ビルトインガレージのある方向にFIX窓を設けて、愛車が見えるようにしたデザインです。玄関の扉を開けなくてもガレージの方に移動できるような出入り口もついています。ビルトインガレージと玄関を続きにすると冬場は冷えると言われていますが、この構造ならガレージと明確に区切られているので寒くありません。

住友林業の玄関

引用:住友林業「土間と大黒柱。懐かしさを感じさせる家(奈良県I邸)」より

玄関の土間に読書スペースを設けています。家族が本を読むために集うスペースになっている点が素敵です。

リビング

リビング

リビングは家族が集う場所であり、マイホームの中でも特にくつろげる場所としてこだわりたいと考えている人が多いが多いです。リビングのデザインを考えるポイントについてもご紹介します。

リビングの広さは4人家族で15畳程度を目安に

リビングの広さについて、特に法律で決まっているわけではありませんが、一般的には4人家族でリビングの広さは15畳程度と言われています。あまりに広過ぎると光熱費がかかってしまいますが、狭いと移動のたびにお互いが邪魔になって、ストレスになるため快適性が損なわれます。

人によって快適な広さには違いがありますが、ソファとテレビ台、ダイニングテーブルを置いた状態で快適に移動できるかどうかを図面に描いてみて確認するとイメージがわきやすくおすすめです。

リビングとダイニングは分ける?

リビングを検討する際は、キッチンも含めたリビングダイニングにするか、リビングとキッチンを分けるかという基本的な方針も決めましょう。その方針により、キッチンのデザインは大きく違いが出ます。

キッチンで食事の準備や後片付けをしている最中も家族に目配りしたいのなら、リビングとダイニングが一体型で、キッチンからリビングの様子が見られるレイアウトをベースにデザインを選ぶといいでしょう。逆に、料理の油汚れや匂いがリビングに流れ込むのが気になったり、食事の支度は落ち着いてしたいという場合は、ダイニングとリビングは分けたデザインがおすすめです。

採光性と照明のバランスも重要

立地条件やリビングの場所によって、採光性と照明のバランスも変わります。子どもも小さいころは、ダイニングテーブルで勉強をするというパターンが多いので、食事のときと勉強をしているときで、ライトの明るさや色が調整できるとタイプのものを選ぶと便利です。

大きい窓を多用して自然光を取り込むようにするのも魅力的です。ただし、断熱性能の問題や周囲の景観、プライバシーの問題もあるので、近隣の住居や道路とリビングとの位置関係をよく考えて、窓の大きさや配置のバランスを決めていきましょう。

狭小地のリビングは吹き抜けや階段設置で空間の広がりを出す

狭小地のリビング

狭小地にマイホームを建てる場合、どうしてもリビングの広さが確保できないこともあります。その場合は、高さを利用して空間を広く感じるような構造にするのがおすすめです。階段があれば、子どもたちが自分の部屋に行くとき必ずリビングを通るようになりますので、動線としても魅力があります。

収納のポイントは生活動線

リビングの間取りを検討するときには居住空間を広く取ることに気を取られて、収納スペースの確保が手薄になりがちです。しかし、普段リビングで家族が長い時間を過ごすからこそ、リビング内で利用するモノは自然と増えてしまいます。そのため、生活しやすいリビングを目指すのであれば、収納スペースの確保は重要な課題です。

すっきりしたリビングを実現したい方は、リビングの収納力をアップしてくれる壁面収納の導入を検討してみてはいかがでしょうか。おしゃれな空間演出に使う「見せる収納」として、飾り棚を壁面に作りつけるのもおすすめです。

収納棚は、生活動線を考えて、片付けやすい場所に作ることがポイントです。掃除用具や子どものおもちゃ、趣味の手芸道具など、リビングで収納したい物までイメージして収納棚の設置場所を考えてみてください。

こだわりのリビングアイデア集

他にも、リビングにはこだわりポイントがたくさんあります。素敵なリビングの写真をいろいろ集めてみましたので、デザインアイデアの参考にしてください。

住友林業のリビング

引用:住友林業「リビングの中心は薪ストーブ団らんは炎を眺めながら(兵庫県K邸)」より

暖炉のあるリビングダイニング。特に寒い季節には、家族が集うすてきな場所になりそうです。

住友林業のリビング

引用:住友林業「"畳リビング"という楽しいステージがいつも家族をひとつに結ぶ(兵庫県M邸)」より

リビングに畳を敷くと、そのままごろごろできて、さらにくつろげるスペースが誕生します。小さな子どものいるファミリーにおすすめのデザインです。

住友林業のリビング

引用:住友林業「勾配天井の高さを活かし隣家が迫る土地でも明るく(H邸)」より

近隣の家や住民からの視線が気になるなら、このように窓を高い部分に作って、視線を遮りながら採光するという方法もあります。

住友林業の平屋

引用:住友林業「海に沈む夕陽を眺める景色が主役の平屋(新潟県S邸)」より

壁面収納の上部を飾り棚に、下部を隠す収納にしている例です。収納が壁の中に収まっているため、リビングは広くすっきり広々とした印象です。

寝室

人間は人生の約3分の1をベッドの中で過ごしています。癒やしの時間を過ごす寝室を居心地の良い空間にすることで、生活の豊かさは想像以上に高くなります。そんな寝室のデザインを考える上で、意識したいポイントもチェックしましょう。

夫婦の寝室は8畳以上の広さが一般的

夫婦の寝室は、ダブルベッドを置くかツインのベッドを置くかなどによっても変わってきますが、8畳以上の広さが一般的です。ベッドを置く場合は、ベッド周辺の空間にもゆとりがないと圧迫感が出てしまうので、入れたいベッドのサイズを確認した上で、寝室のデザインを考えるようにしましょう。

窓の位置取りに工夫を

寝室のデザインで見落としがちなポイントが窓の配置やサイズです。西日が照りつけるような位置・大きさでは部屋に熱がこもってしまい暑さで寝苦しくなります。また、ベットで横になった場所にちょうど日の光が入ってくるような位置に窓があると睡眠の妨げになることも…。ベッドの位置と太陽の方角に注意しながら、顔に直接太陽の光が当たらないように窓を配置しましょう。

寝室のアイデア集

寝室は収納棚や窓との組み合わせでおしゃれなインテリアを作り出せます。広めの空間を確保できない場合でも、工夫次第で広さを感じられるデザインにすることは可能です。例えば、天井を高くしたり、隣の部屋と天井をつなげるといった方法で、面積としては狭くても広さを感じることができます。工夫が感じられる寝室の例を見ていきましょう。

住友林業の二世帯住宅

引用:住友林業「敷地の形を活かし“近居”感覚で暮らす左右独立の二世帯住宅(熊本県W邸)」より

西側の窓を縦に細くして、部屋に入ってくる西日の量を極力抑えています。南側の窓は大きく、明るい光にあふれた寝室です。方位によって窓の大きさを変えることで、温度と光を調節して快適な空間にしています。

住友林業の白い家

引用:住友林業「デザインも間取りもシンプルに。家族がつながる白い家(大阪府 I邸)」より

絵画のように木の緑を切り取ったイメージの窓が印象的な寝室です。ホワイトで統一されているため、窓の外から見えるグリーンとシェードのネイビーがアクセントとして効いています。

住友林業の寝室

引用:住友林業「家事はさっと片づけて、さあ家族の時間!(茨城県O邸)」より

青い壁の向こうにはウォークインクローゼットがあります。天井がつながっているので広がりが感じられるデザインです。青い壁にある飾り棚がインテリアのアクセントになっていてとてもおしゃれです。

住友林業の寝室

引用:住友林業「暮らしのすぐ側に大空と緑と海。愛犬と過ごす穏やかな日々。(千葉県M邸)」より

夫婦別々の寝室ですが、お互いの寝室を自由に行き来できます。つながっている部分は大きな窓があり、開放感がある点も素敵です。

トイレ

トイレは毎日何度か利用するプライベートな場所です。そんなトイレをデザインするときに気を付けたいポイントと、ちょっとユニークなトイレの参考例をご紹介します。

掃除がしやすく窓が設置できる場所が理想

トイレは、いつでも気持ちよく使いたいもの。掃除がしやすくて、こもった臭いを逃せる窓が設置できるような間取りが理想です。また、トイレの広さは便座の左右のスペースに余裕を持たせ、トイレ掃除道具と衛生用品を分けて収納できる棚があると、すっきり片付いた理想的な空間になります。

オリジナリティあふれるトイレのアイデア集

住友林業のトイレ

引用:住友林業「太陽光とガスでダブル発電。3階建の二世帯住宅(東京都H邸)」より

便座から手の届く場所に、衛生用品やダストボックスを置く棚を備え付けています。遠いところには隠す収納も作り、棚の上はディスプレイスペースとして活用できます。

住友林業のトイレ

引用:住友林業「味わいのある家具や小物がつくりだすミックススタイル(福岡県H邸)」より

華やかなイエローに、ブルーのタオルがアクセントに。最低限の物しか置いていないので、とてもすっきりしています。

浴室

1日の疲れをゆっくりいやす浴室はさまざまなデザインがあり、個性を出せる場所です。浴室をデザインするポイントと、明るくて開放的な浴室のアイデア集をご紹介しますので、自分はどのようなイメージが好みなのかを確認してみましょう。

システムバスかオーダーメイドの在来風呂か

浴室には「システムバス」と「在来風呂」の2パターンの作り方があることはご存知でしょうか。

システムバスとは、洋室内の壁面や浴槽、シャワーなどの設備をすべてセットで販売している浴室を指し、工場で生産した各パーツを現地で組み立てて作成します。工場で大量生産しているため、比較的安価で高品質の浴室が手に入る点が大きな特徴です。

一方、在来風呂はオーダーメイド式の浴室で、現場で大工さんが作り上げていきます。浴室自体のサイズや浴槽のサイズが思い通りになり、狭小地の間取りでも対応できる点が魅力です。

どちらも一長一短がありますが、土地のサイズなどの関係で、規格通りのシステムバスが設置できない場合は在来風呂を検討する必要が出てきます。

窓の配置と種類の検討

浴室は湿気がこもりやすいため、できれば窓を設置したいところです。ただし、周囲から見えるようなことがあってはいけないため、曇りガラスにするなど、中が見えないようにする工夫や、風の通り道ができやすい場所に配置することがポイントです。窓の種類については窓の外がどのような環境なのかによって、選択肢は変わります。

明るく開放感のある浴室のアイデア集

ここでは、うまく目隠しをしながらも、明るく開放的できれいにまとまっている浴室の実例を取り上げます。注文住宅ならではのデザインをぜひご覧ください。

住友林業の浴室・洗面

引用:住友林業「密集地でも“光の吹抜け”で明るく暮らす家(東京都T邸)」より

2階のバルコニーに面して浴室と洗面所を設置している例です。洗面所との仕切り部分をガラスにして開放感をさらに高めています。爽やかなスカイブルーとホワイトのコントラストで、さわやかなイメージに。外から見える心配のない立地の場合に使えるアイデアです。

住友林業の浴槽

引用:住友林業「暮らしにいつも大きな空と海がある丘の上の家(神奈川県I邸)」より

海からほど近い高台からの眺めを満喫できる浴室です。景観の良さを存分に楽しむために、浴室自体はシンプルなホワイトで統一しています。

住友林業の浴室

引用:住友林業「光が心地いい2階リビングの家(東京都U邸)」より

ブロック状の曇りガラスで目隠しをしている浴室です。外からは見えないようにしながら、採光と通気性を確保しています。

洗面所

洗面所は、浴室やトイレなどの水回りとともに近くに設置することが多い傾向にあります。洗面所のデザインを考える場合に考慮しておきたいポイントと、収納に優れた洗面所の実例を紹介します。

設置したい設備を考えて広さを決める

洗面所は、洗面台と洗濯機という比較的大きな機器を設置する場所です。これらのものを置くスペースを考えた上で、洗濯と洗顔を行う作業スペースを確保することを意識して、デザインを考えるようにしましょう。

収納するものに応じた収納スペース確保を

洗面所と浴室、そして洗濯機を1箇所に集めるなら、それぞれの場所で使うものの収納も考えておきましょう。浴室のシャンプーや石けんなどのスペア、バスタオル、洗濯機に使う洗濯ネット類や洗剤、洗面所では歯ブラシや化粧品などのこまごまとしたものまで…。洗面所周りにはさまざまなタイプのものが集まるために雑然としがちです。使うもののそばに収納スペースがあると、洗面所周りはとてもすっきり片付きます。

収納に優れた洗面所のアイデア集

ここからは、特に収納に優れた洗面所の実例を紹介します。どのような形で収納スペースを確保しているかに注目してご覧ください。

住友林業の水まわり

引用:住友林業「ぜんぶ見通せる大空間。いつも一緒に!(愛知県I邸)」より

浴室と洗面所をまとめて広々とした空間を確保している例です。洗濯物を干す2階バルコニーのそばに浴室と洗面所を配置し、洗濯が終わったらすぐに洗濯物を干せるようにしています。洗面所周りの物は洗面所の引き出しに、タオルや着替えを置く収納棚を浴室のそばに置いているのでとてもすっきりした空間です。

住友林業の洗面室

引用:住友林業「“子どもの習慣づくり”と“大人の感性”どちらも大切!(愛知県H邸)」より

木目調の落ち着きとネイビーの若々しさがマッチしたデザインがとてもおしゃれな洗面所です。室内干し用の物干し竿があり、天候の悪い日でも気にせず洗濯が進められます。収納も余裕があり、洗濯機の上は洗剤類を置けるようになっている点も使い勝手がよいポイントです。

住友林業の洗面スペース

引用:住友林業「敷地条件を克服した暮らしやすい3階建て(東京都T邸)」より

白が基調の中で、洗面所下の真っ赤な扉がアクセントになっている洗面所です。室内干しができるスペースと、豊富な収納棚が印象的です。

子供部屋

子供部屋は、マイホームの各部屋の中でも、時間の経過にもっとも大きく左右される部屋ではないでしょうか。子供が小さいうちはなくても問題ありませんが、子供の成長とともにプライバシーが確保できる場所となり、子供が巣立った後は別の用途に転用するなど、別の使い道を考えることになります。そんな子供部屋の特性を考慮したデザインのポイントを解説します。

子供の成長に対して柔軟に対応できる構造を

子供が小さいうちは、子供部屋は子供の着替えなどを置く場所になるぐらいで、寝るときも親と一緒ということが多いかもしれません。小学生になると勉強机を置き、思春期を迎えるころから本格的に使い始める、ということになります。

マイホームを建てた時点で子供がまだ小さいなら、空間を完全に仕切らず、成長に従ってプライバシーを確保した構造にするなど、柔軟に変化させられる構造にしておくとその時々で最適な距離感が保てます。

子供部屋と他の部分の動線はよく考えて

子供の成長に従い、プライバシーと家族の絆を感じられる距離のバランスはどんどん変化していきます。ただ、子供が外出するときは必ずリビングを通るような構造にするなど、子供部屋と他の部屋との動線はそう簡単に変更できません。そのため、マイホーム建築時によく検討しておきたい部分です。

ライフステージの変化を考慮した子供部屋のアイデア集

ここでは、ライフステージの変化を考慮した子供部屋のデザインアイデアを紹介します。まだ子供が小さいタイミングでマイホームのデザインを考える際には参考にしてください。

住友林業の子ども室

引用:住友林業「“わたし色”に仕上げた家に、みんな、集まれ!(大阪府W邸)」より

今はひとつの空間になっていますが、将来的に間仕切りを追加して2つの子供部屋を確保できるようにしているデザインです。明るい黄緑色の壁がおしゃれでかわいらしい印象です。

住友林業の子ども室

引用:住友林業「精悍で美しい黒のシルエット 軒を延長してガレージに(高知県Y邸)」より

リビングと同じ床材で、扉は天井まで届くため、開け放つとリビングの一部として使えるようになっているデザインです。子供部屋が必要になったときに間仕切りできるようにしています。

住友林業のオープンスペース

引用:住友林業「デザインも間取りもシンプルに。家族がつながる白い家(大阪府 I邸)」より

階段を上がったところにオープンスペースを設け、壁一面に収納棚を作りつけています。飾り棚が見せる収納ができていて素敵で、将来は子供部屋にも転用できるデザインです。

書斎

書斎は、大人が自分のために使うプライベートな空間です。家でも仕事ができるような環境にしたり、趣味の部屋にしたりと用途はさまざま。デザインで遊ぶことも可能です。ここでは、書斎、スタディコーナーのデザインをいくつか紹介します。

住友林業の置き家具

引用:住友林業「さまざまな種類の木とアイアンでこだわりのインテリアを楽しむ(兵庫県O邸)」より

部屋ではなく、リビングの1コーナーとしてパソコンを使えるようにしたパソコンコーナー。壁に向かっているので、パソコン作業に集中しながら、家族の気配を感じることもできるデザインです。

住友林業のファミリースペース

引用:住友林業「収納はすべて使う場所のそば“お片付け”をカンタンに!(山口県O邸)」より

吹き抜けの階段そばに設置したファミリースペース。主に子供が使うことを想定して作られています。収納スペースが充実していて、使ったものをすぐにしまえるようになっている点と、見せる収納になっている点がポイントです。

住友林業のスタディコーナー

引用:住友林業「公園の眺めを取り込みながら広く暮らす工夫のある住まい(Y邸)」より

遊び心のあるエキゾチックなクロスが印象的なスタディコーナー。カフェのような気分で机に向かえます。

住友林業の書斎

引用:住友林業「粋な小料理屋を目指した心なごむ和の家(奈良県K邸)」より

和のテイストで落ち着きのあるデザイン。北向きなので、強い光が入り込まず、勉強や仕事に集中できる環境です。

台所

台所や家事室は、よく使う人にとって仕事のしやすい環境を整えることが重要です。システムキッチンの作業台などは、主に使う人の身長に合わせて高さを調節しましょう。毎日のことなので、作業台の高さがあっていないと疲れる原因になってしまいます。

また、食器・調理器具など収納スペースがたくさん欲しくなるのも台所の特徴です。食器棚や調理器具の収納スペースは多めに確保したデザインにしておきましょう。油汚れなどにも対処しやすく、掃除しやすい素材がおすすめです。台所のデザインについても、参考になるデザイン例を紹介します。

住友林業のキッチン

引用:住友林業「公園の眺めを取り込みながら広く暮らす工夫のある住まい(Y邸)」より

対面式でオープンなキッチンです。食卓の様子を眺めながら調理ができ、家族との距離が近い設計です。自然光が入る明るさも魅力のデザインです。

住友林業のキッチン

引用:住友林業「2階も地下も、「指令塔」から見渡せる家(大阪府W邸)」より

吊戸棚のないキッチンで、カウンター下収納部分のカラーが明るくモダンな印象です、食器棚の前面がすりガラスになっていて、入っているものがなんとなくわかるのもおしゃれです。

住友林業のキッチン

引用:住友林業「デザインのヒントはお手持ちの家具。狭小地でも明るくスタイリッシュに(W邸)」より

ダイニングテーブルとは向かい合っていませんが、空間がつながっており、家族の気配を感じながら台所仕事ができます。

マイホームのデザインを考える際のコツやポイント

マイホームのデザインを、自分たちのライフスタイルに合わせて理想的なものにするには、意識しておくとよいポイントやちょっとしたコツがあります。これらの内容を押さえておき、より良いマイホームにするための一助としてください。

もっとも長く過ごすリビングのデザインは重要

マイホームのデザインでもっとも力を入れておきたい場所はリビングです。起きている間に一番長く過ごす場所で、良くも悪くも印象に残りやすいためです。

生活動線やデザインの工夫によって、家族が自然と集まってコミュニケーションを取る場所にしたり、のんびり趣味を楽しむ場所にしたりして、家族の生活スタイルに合ったデザインができれば大成功です。理想の生活スタイルを具現化するイメージで、リビングのデザインを作り上げていきましょう。

ライフスタイルの変化も考えておく

マイホームのデザインを考える一連の流れの中でも説明しましたが、ライフスタイルの変化はある程度意識しておきましょう。特に階段の上り下りや段差など、バリアフリーの観点で住みやすい家になっていれば理想です。

その時々のライフスタイルに合わせて、間取りなどが変更しやすいような造りになっていると、家族の成長に合わせて家の間取りや各部屋の役割を変化させることができます。間取りを変えやすい構造については、専門家への相談がおすすめです。

シミュレーションソフトで確認すると完成イメージがつかみやすい

マイホームのデザインをあれこれ考えてみて、間取りや各部屋の配置、動線がどのようなバランスになるのかをイメージしづらい場合は、マイホームのデザインをシミュレーションできるアプリを利用することがおすすめです。アプリでシミュレーションすることで、特にカラーリングやベッドのサイズと部屋の大きさの関係を具体的にイメージできるので、細部までこだわりたい方にはおすすめです。

シミュレーションソフトを使う場合は、ウォークスルーという機能がついているものを利用しましょう。ウォークスルー機能は、家の中を歩き回りながら中の様子が見られるため、より実感としてマイホームの状態が理解しやすくなります。無料で利用できるソフトでは、Webサービス「マイホームクラウドβ版」がウォークスルー機能もあっておすすめです。

ある程度イメージが固まったら専門家に相談を

自分がどのようなマイホームを希望しているのかが明確になれば、あとは専門家に相談してより具体的なデザインにまとめていきましょう。これまでの過程で調べてきた情報を、マイホームの要望書として専門家に渡すことで、専門家側もどういうコンセプトでどのようなデザインをおすすめすればいいのかが理解しやすくなります。

こだわる部分以外は既製品を上手に活用してコストダウン

マイホームのデザインで優先順位を決めてこだわると決めた場所は、マイホームを建てるコンセプトとも言える部分なので、できる限り希望を通すようにしましょう。それで予算的に余裕がない場合は、優先順位が相対的に低い場所について、既製品を積極的に使うことでコストダウンを図ることをおすすめします。

例えば、使わないようにしていた引違い窓を一部利用するのも1つの方法です。また、オーダーメイドにしたいと考えていた浴室を、システムバスに変更しても予算は抑えられます。予算を抑えるポイントはいくつかありますので、じっくり検討してコストダウンを図りましょう。

こだわる部分を明確にして、その他はある程度抑えるというメリハリをつけることで、掛けた金額に対する満足度が高まります。

まとめ

マイホームのデザインについて、デザインを実際に決めていくための手順と、各部屋のデザインポイント、デザインを考える上でのコツを紹介しました。全体のコンセプトを決めてから、各部屋の目的や機能を順番に決めていくという流れが基本的にはおすすめです。

家族のだれもが満足して過ごせるようなマイホームにするには、いろいろ調べることも出てきます。デザインの実例を見ていると夢は広がり、自分の家を作るということに対してモチベーションが持てるようになるでしょう。ぜひ、素敵なデザインを考えて、自分の家族にフィットしたマイホームを作り上げてください。
以上、「マイホームの内装デザイン大図鑑!ここさえ押さえれば失敗しない7つの手順」でした。

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