新築のお祝いをいただいたら、お返しとして「内祝い」を贈るのがマナーとされています。お祝いをいただいてすぐ、転居後1〜2ヶ月以内には内祝いを贈るようにしましょう。
本記事では新築祝いのお返し「内祝い」の相場と知っておきたいマナー、おすすめのお返し（内祝いの商品）について紹介します。
目次
新築祝いに「お返し」が必要な理由！
新築祝いのお返しは、本来「新築のお披露目」で渡すものです。しかし、新築のお披露目をする方は今では少なく、ほんの一部に限られています。
このため、新築のお祝いをいただいた後は「内祝い」を贈るのが、現代での慣わし（ならわし）となっています。
もちろん、新築のお披露目ができるのでれば、来てくださった方におもてなしをすることで「お礼」となります。この場合（新居に来てくださった方に）改めて内祝いを贈る必要はありません。
また新築披露を一切しないという場合は、内祝いを贈るだけでOKです。
新築内祝いの予算（相場）
新築祝いの予算ですが、いただいた金額の「3分の1〜半額程度」としてください。例えば、一万円をお祝いでいただいた場合、3,000円〜5,000円の予算で「内祝い」の商品を準備しましょう。
内祝いのマナー、いつまでに送る？
新築のお祝いは、いただいた後すぐにお返しをするのがマナーです。また贈り物だけでなく、お祝いのお礼として一言メッセージを添えるのがマナーです。
中には、お返しの品だけ贈る方もいますが【お祝いのお礼、お祝いの品の感想、新居招待の言葉】などを手短にまとめしたためるだけでも、相手に与える印象は変わってきます。
内祝いのメッセージには「お返し」という言葉を使わないようにしましょう。
お返しとしてしまうと、もらったので返すといった意味に取られてしまうからです。メッセージには「心ばかりのお品をお贈りさせていただきます」などの表現を用いましょう。
お返しのメッセージですが、手書きが難しい場合は、印刷でも構いません。一言メッセージを添えるのは、相手へお礼の気持ちを記すのに大切なことです。
なお最近では、ギフト用品の注文を受け付ける店舗やデパートが、希望をするメッセージを印字してくれるので、時間が無い方、文章を書くのが苦手な方でも安心です。
新築祝いの熨斗（のし）書き方
新築祝いのお返し（内祝い）には、紅白の蝶結びを使った水引のものを用意します。そして熨斗には「内祝い」または「新築内祝い」と書き、熨斗の下には世帯主の姓（苗字）を記してください。
新築内祝いの定番アイテムは？
新居内祝いの定番アイテムは、器（グラスや食器）などです。なお実用性の高い、タオルなどを贈る方も多いです。
グルメな方には、季節のスイーツやこだわりのグルメ、お食事券などを贈るのも良いアイデアです。また、お花の「頒布会」を申し込むのも良いですし、お祝いをくださった方をイメージしながら商品を考えましょう。
なお最近では、もらった方が好きな商品を選べる「カタログギフト」も人気です。カタログギフトは、3,000円、5,000円、8,000円、10,000円、13,000円、15,000円、20,000円、30,000円など、金額ごとに用意されています。
※ 50,000円以上、100,000円以上といった、高額なギフトカタログもあります。
カタログギフトであれば、相手が「本当に欲しい」ものを直接オーダーできるので失敗もありません。考えるのが難しいという場合は、こだわりのカタログギフトを探して相手に贈ってみてください。
新築内祝いで人気のカタログギフト
新居内祝いで「人気のカタログギフト」を集めてみました。
RING BELL（リンベル）
RING BELL（リンベル）は、国内の数あるカタログギフト業者の中でも「最も質が高くハイセンス」なことで評価されています。
またRING BELL（リンベル）では、他のギフトカタログにはない、こだわりのグルメや雑貨、家電のほか、金額の高いものでは、エステや旅行なども選べます。
また25ansや婦人画報のカタログギフトを扱うのもRING BELL（リンベル）だけです。
antina gift studio
antina gift studioは、人とは違う「センスの良い贈り物」を求める方にオススメです。
ここではデザイン性の高いギフト、ハイセンスな贈り物に強いギフトカタログを提供しています。dancyu（ダンチュウ）こだわりのグルメや人気アパレルメーカージャーナルスタンダードのカタログ、GOOD DESIGN賞を受賞した家電や雑貨が贈れるのもantina gift studioの魅力です。
カタログギフトのハーモニック
カタログギフトのハーモニックは、予算やそれぞれのシーンに合わせた「最適なギフト」が見つかることで知られています。
RING BELL（リンベル）やantina gift studioに比べて、万人に好まれる定番商品が多いのもハーモニックの特徴です。
おくりもの専門店｜たき新
おくりもの専門店｜たき新は、カタログギフトの品揃え日本最大級のサービスです。
商品掲載数は最大530ページ、約2,570点のアイテムからチョイスでき、中にはセールでお得に購入できるカタログギフト（通常価格の30〜50％引）も扱っています。
※ 内祝いの予算が無い、という方におすすめです。
新築のお返しで気をつけたいこと
新築披露の際、いただいたお祝いの金額が大きく、おもてなし（お料理など）だけでは金額に見合わないという場合には、おもてなし＋内祝いでバランスを取るのが一般的です。
また品物にこだわらず、新築披露をすることで「内祝いの役割」を担ってくれるので、必ずしも「新築のお祝い返しには、内祝いが必要」という訳ではありません。
みなさんが、どのように新築を披露し「どなたに来ていただくのか」で、贈り物の数や贈る方法は変わってくるでしょう。
まとめ
引越のお返し（内祝い）は真心の表れであり、義務ではありません。もちろん、お祝い金をいただいたのであれば、新築披露でおもてなしをするか、来ていただけない場合には内祝いできちんと「感謝の気持ち」を伝えましょう。
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