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注文住宅の打ち合わせについて徹底解説!内容・回数・注意点まで

注文住宅の打ち合わせについて徹底解説!内容・回数・注意点まで

注文住宅の打ち合わせって何をすればいいの?何回くらいするの?期間はどれくらい?

あなたやあなたの家族の描いた「理想の家」を実現することができる注文住宅ですが、その実現のためには、建築を担当してくれる会社や担当者に、あなたの希望や要望を伝えなくてはいけません。

となると、注文住宅建築には何度も打ち合わせが必要になります。

しかし、打ち合わせはどんなことをするのか、よくわからないままでは不安になるでしょう。

ここでは、注文住宅における「打ち合わせ」について、あなたが「知りたかった!」と思っていたことを存分に解説します。

これを知っておけば、打ち合わせがスムーズに行く、あとあとトラブルにならない、といった注意する点も紹介します。

ぜひ、これを読んで、自信を持って打ち合わせに入りましょう。

1.注文住宅の打ち合わせの内容

注文住宅のイメージ

注文住宅の打ち合わせは、工事着工前、建築中、完成後の3つのタイミングで行われることが大半です。
以下が3つのタイミングごとに内容を整理した表です。

◎注文住宅の打ち合わせの内容

*各ハウスメーカー・工務店ごとに内容は異なりますので、必ず各自で確認してください。

  • 工事着工前の打ち合わせ
    ・資金計画について
    ・間取りを決める
    ・内装の設備や資材選び
    ・外装の設備や資材選び
    ・外構工事など(ケースによっては、建築中や完成後の打ち合わせとなる)

  • 建築中の打ち合わせ(行わない会社もある)
    ・図面通りになっているかの確認や、計画通り進んでいるか等の確認
    (ケースによっては壁紙やカーテンなどを決めることもある)

  • 完成後(引き渡し前後)の打ち合わせ
    ・支払いや最終的な確認事項について

打ち合わせをする相手ですが、工務店・ハウスメーカーのスタッフや建築士や設計担当者になります。会社によってはインテリア・コーディネーターが同席するケースもあります。

一番回数が多くなるのは、やはり着工前の打ち合わせでしょう。間取りがしっかり決まらないまま家づくりが始まることはないからです。また、家づくりは完成までに半年から1年近くかかるもの。この期間も、工事着工前の打ち合わせがうまくいくかいかないかで変わってきます。

建築中の打ち合わせは、図面通りになっているかの確認や、計画通り進んでいるか等の確認を行います。メーカーによっては、壁紙の色を決めたり、スイッチの位置決めなどを行うこともありますし、建築中の打ち合わせをしない会社もあります。

完成後の打ち合わせは、支払い、最終的な確認事項について行われます。

2.注文住宅の打ち合わせの期間や回数

注文住宅の打ち合わせの期間や回数

打ち合わせの回数は、スタートから完成までトータルで平均10〜15回程度行われます。工事着工前、建築中、完成後の3つのタイミングごとに回数や期間をまとめました。

◎打ち合わせの回数と期間(平均)
  • 工事着工前/5〜10回程度(3ヶ月〜6ヶ月)

  • 建築中/1〜4回(行わない会社もある。打ち合わせの間隔などは会社や家の状況によって異なる)

  • 完成後(引き渡し前後)/1、2回(完成から1〜2週間の間)

打ち合わせが一番頻繁に行われるのは、工事着工前です。

工事着工前の間取りなどの打ち合わせの平均的な回数は5〜10回程度です。2〜4回で済ませる方もいますし、多い方になると20回以上も行うこともあります。

建てる家が人それぞれなので、強いこだわりを持っている方ほど打ち合わせの回数が増える傾向になり、それほどこだわりが強くない方は、打ち合わせも簡単に済んでしまう傾向があります。

また、ハウスメーカーは打ち合わせの期間が決まっている場合が多く、どちらかというと短期間になる傾向があり、工務店や設計事務所はこだわりの強い家づくりをオーダーされることが多いこともあり、打ち合わせの回数も多くなる傾向があります。

工事着工前の打ち合わせを行う期間ですが、平均的な期間は約3ヶ月〜半年程度です。こだわりが強ければ強いほど打ち合わせの回数も期間も増えるので、人によっては1年、2年とかける方もいます。通常は、新居で生活をスタートするタイミングが決まっているはずなので、それを外さないように、打ち合わせの回数や期間を調整することが大切です。

建築中の打ち合わせは1〜4回程度。行わない会社もあります。完成後の打ち合わせは1、2回です。

1回の打ち合わせにかかる時間も、建てる家の内容によってまちまちになりますが、ほとんどの場合1〜3時間程度で、かなり長時間になります。

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3.注文住宅の打ち合わせで気をつけること6つ

注文住宅の内容を考えている様子

注文住宅購入は、高額な買い物になりますから、打ち合わせをしっかり行わないと後でトラブルの原因になります。また、決めることが多く、長期間に何回も行われる打ち合わせですから注意することがあります。これらの注意点を頭にしっかり入れてから打ち合わせに臨みましょう。

3-1.一番初めに予算の上限をしっかり決めておく

注文住宅の購入では、一番初めに予算の上限をしっかり決めて起きましょう。注文住宅購入でトラブルになりやすいのが購入費用だからです。

注文住宅の間取りの打ち合わせは決めることも多く、さまざまなグレードの資材や設備を見続けているうちに熱くなってしまい、標準的な設備ではもの足りなくなって、グレードを上げてしまう方も少なくありません。また、ついつい凝った間取りにしてしまい、結果的に予算オーバーを招いて、後で頭を抱える方もいます。

予算オーバーを防ぐには、まず最初にキッチリと出せる金額の上限を決めておくことです。上限が決まっていれば、打ち合わせの最中に熱くなり過ぎることも少なくなり、冷静な判断をすることができます。

建築費用について打ち合わせをする際には上限をハッキリと提示するようにしましょう。

3-2.事前準備をしっかりとしておく

購入費用の上限を決めておくことと並行して、事前準備をしておきましょう。夫婦や家族、同居予定の方全員で話し合う場を設けて各々の希望や意見を明確にしておくことで、スムーズな家づくりが可能になります。

必ず決めておきたいことはこの3つです。

①建てたい理想の家についてイメージを共有しておく

建てたい理想の家についてイメージを共有しておきましょう。家族と言えども、それぞれに描いている家のイメージは違っているものだからです。

平屋にするか、二階建てにするか、部屋はいくつ作るのか、外観はモダンにするのか、和風にするのかなど、「理想の家」のイメージを全員で共有しておくようにしましょう。「理想の家」のイメージがハッキリ決まっていないと、あとあと設備や資材選びに迷うことが増えてしまいます。

②こだわるポイントの優先順位を決めておく

こだわりたいところの優先順位はあらかじめ決めておきましょう。注文住宅は自由に作れるとはいえ、全部にこだわってしまうと簡単に予算オーバーしてしまいます。

たとえば、キッチン、トイレなど水周りの設備はハイグレード品を選ぶとかなり高額になります。一番こだわる場所はリビングルームと決めたら、水周りは標準装備品にするなどメリハリをつけましょう。費用を抑えるために、床材は天然の資材を使うが壁は人工の資材にする、といった場所ごとに資材の選び方を変えることも有効です。

打ち合わせの際に優先順位を伝えておけば、設計を担当する側も提案しやすくなり、イメージの食い違いなども防げます。

③おおよそのスケジュールを立てておく

家づくりは長い期間がかかりますので、おおよそのスケジュールを立てておきましょう。

打ち合わせが長引けば家の完成も遅くなりますし、建て直しの場合などは、完成するまで仮住まいの費用も余計にかかってしまうからです。

最終的なスケジュールは設計担当者等との打ち合わせで決まるものですが、特に「子供が来年小学校に上がる」などの理由で、家の完成時期をズラしたくないというのであれば、希望する引渡し日を担当者に伝えて、無理のないスケジュールを組んでもらうようにしましょう。

3-3.トラブル対策に必ず記録を取っておく

打ち合わせの際には、必ず、メモ帳やノート類を持参して記録するようにしましょう。決めることが多い注文住宅建築では、あとあとになって「イメージと違う」「オーダーと違う」といったトラブルが発生しやすくなっているからです。

打ち合わせに立ち会った人全員で共有できる議事録のようなものを作るのがベストですが、あなたがしっかり記録をしておくだけでも、あとあとの「言った・言わない」のトラブルを避けることができます。できる限り細かいことまで記録しておくことがコツです。

打ち合わせ中の音声を録音してしまいたいという方もいるかもしれませんが、盗聴するのはよくありません。打ち合わせの場にいる人全員に必ず許可を取ってから、録音をするようにしてください。資料等を写真に撮りたいと思った時にも勝手に撮影を行わず、必ず許可を取ってからするようにしましょう。

3-4.不安な点、疑問点は必ずはっきりさせておく

打ち合わせの途中で疑問に思ったこと、不安に思っていることをそのまま放置しないで、必ず打ち合わせの段階で解決しておきましょう。

不安に思いつつ、見切り発車でゴーサインを出してしまわないように気をつけてください。工事が始まってから、建築の途中で仕様を変更したりすると、追加料金が発生することになります。最悪の場合は、工事自体が止まってしまうこともあるでしょう。資金の面にも、スケジュールの面にもダメージを与えてしまいます。

オーダーする資材や設備のグレードなども、打ち合わせの場で確認をしっかり行って、工事後に「思ったのと違った」といったトラブルが起こらないようにしましょう。

3-5.打ち合わせに疲れないように気をつける

打ち合わせに疲れないようにするには、事前準備をしっかりすることです。

家づくりをマラソンに例えてみれば、理想の家の完成がゴールです。ゴールがしっかり決まっていて、経路も決まっていれば、迷うことはありませんよね。しかし、ゴールや経路がはっきり決まっていないければ、どこに向かって走ればいいか迷ってしまいます。

◎事前準備がしっかりできていれば………
  • 理想の家のイメージが明確になっている=ゴールがはっきりしている
  • こだわるポイントの優先順位が決まっていて、かつ予算の上限がキッチリ決まっている

→間取りの設計、資材や設備選びに迷うことが少ない、途中で気が変わることも少ない、予算オーバーも防げる

だから、疲れが少なくて済むのです。

3-6.小さい子供さんがいる方が気をつけること

子供がまだ小さくて、打ち合わせに連れて行くことに不安がある方は、祖父母や血縁の方に預けることができるといいですね。ご近所や友人も候補ではありますが、場合によっては人間関係のトラブルに繋がってしまう可能性もあるため、ギブアンドテイクの公平感と頻度はしっかり見定めを行うことをお勧めします。なお、どうしても打ち合わせに連れていくことになってしまったら、子供が好きな絵本やDVD、オモチャやお菓子などを持参してみてはいかがでしょうか。

最近では、お子さんの相手をする担当者がいたり、キッズルームやベビーシッターを完備しているハウスメーカーもあるので、上手に利用しましょう。

4.まとめ

注文住宅の打ち合わせは、理想の家づくりの「成功の鍵」を握っている重要なステップです。

復習になりますが、もう一度確認をしておきましょう。

家が完成するまでに下記のような打ち合わせが行われます。

  • 工事着工前の打ち合わせ
    ・資金計画について
    ・間取りを決める
    ・内装の設備や資材選び
    ・外装の設備や資材選び
    ・外構工事など(ケースによっては、建築中や完成後の打ち合わせとなる)

  • 建築中の打ち合わせ(行わない会社もある)
    ・図面通りになっているかの確認や、計画通り進んでいるか等の確認
    (ケースによっては壁紙やカーテンなどを決めることもある)

  • 完成後(引き渡し前後)の打ち合わせ
    ・支払いや最終的な確認事項について

1回の打ち合わせにかかる時間も長時間ですし、回数も多く、非常に骨の折れる作業ですが きちんと打ち合わせておけば、あとあとの後悔や予算オーバーも防げます。

気をつけたい注意点は覚えておくようにして、 万全の体制で理想の家づくりをスタートしてくださいね。

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