買い替え前に!失敗しない洗濯機の選び方5つのポイント

買い替え前に!失敗しない洗濯機の選び方5つのポイント

洗濯機はどんなポイントを基準に選んでいますか?洗濯機の寿命は大体6〜8年ほどと言われていますが、それだけ時間が経っていると、次買い替える時には次々に新しい機能を搭載したモデルが発売されていますよね。

今回は洗濯機を選ぶ際に、重視したいポイントを5つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事がおすすめできる人

  • 洗濯機の買い換えを検討している人
  • 洗濯機の選び方を知りたい人
  • 洗濯機の機能について詳しく知りたい人
  • 洗濯機の人気メーカーを知りたい人

ぴったりが見つかる洗濯機の選び方とは

まずはじめに、洗濯機選びで失敗しないために知っておきたい5つのポイントについて解説します。

1. 種類で選ぶ

40分と表示されている洗濯機

洗濯機は、大まかに縦型洗濯機とドラム式洗濯機の2つに分けられます。

見た目が全く違うのでどんなものか想像できる方は多くいらっしゃると思いますが、それぞれ洗濯方法にどんな違いがあるかご存知でしょうか。

どちらにもメリット・デメリットがあるため、それを踏まえて選ぶようにしましょう。

縦型洗濯機

昔から使われている縦型の洗濯機です。一般的に「洗濯機」といわれるとこのタイプを思い浮かべる方が多いでしょう。

このタイプのメリットは、汚れをしっかり洗うことができるというところ。多くの水を使って洗うため、洗剤がしっかり泡立ち頑固な汚れにも効果的です。

また、洗濯槽内では洗濯物をかき混ぜて洗うため、衣類が傷みにくいというメリットもあります。

ドラム式に比べると値段が安いものが多いところも、たくさんの人に選ばれている理由のひとつです。

一方デメリットは、どうしても衣類が絡んでしまうためシワになりやすいというところ。また、ベッドカバーなどの大きな洗濯物が出し入れしにくいのも難点です。

ドラム式洗濯機

最近どんどん増えてきているドラム式洗濯機。主にコインランドリーなどで使われている形です。

1番のメリットは、洗濯に使われる水が縦型洗濯機よりも少ないため、節水できるということ。また、少ない水で洗うので洗剤の濃度が濃くなり、汗や皮脂などの汚れに効果的です。

さらに衣類が絡みづらいので、シワにならずに洗濯槽からもするっと取り出すことができます。

しかしドラム式洗濯機は、ドラムを回転させることで持ち上げた衣類を叩き落として洗うという方法。衣類が傷みやすいというデメリットがあります。

また縦型洗濯機に比べるとまだ値段も高く、サイズも大きいものが多いのが現状です。

2. 乾燥機能の有無で選ぶ

洗濯機からタオルを取り出す画像

最近は乾燥機能付きの洗濯機が人気です。洗った洗濯物を干す→取り込むという作業がカットできるため、毎日の家事の負担軽減になります。

雨や雪の日はもちろん、花粉症で外に洗濯物が干せないという方にもおすすめ。部屋干しだとどうしても臭いや湿気が気になるため、洗濯機で乾燥まで終わらせてくれると便利ですよね。

また、乾燥機能を使うことで干して乾燥した時よりも、タオルがふわっと仕上がるというメリットもあります。

しかし、乾燥機能が付いている洗濯機の方がやはり価格は高くなるということを覚えておきましょう。さらに乾燥機能付きの洗濯機は乾燥機能なしの洗濯機よりも、発生するホコリの量が多く壊れやすいという声も。そのためこまめなお手入れが必要です。

3. 洗濯容量(家族の人数)で選ぶ

家族の洗濯物

毎日どれくらいの洗濯量があるかで選ぶのがおすすめです。

一般的な目安は「1.6kg×家族の人数」で計算できるといわれていますが、家族の年齢やライフスタイルによっても異なるため、家族それぞれの普段の洗濯量を考慮して選ぶと良いでしょう。

1〜2人

最も小さい6kg以下のモデルがおすすめです。サイズも小さいので、1〜2人暮らし用の部屋にも置きやすいサイズです。

普段の洗濯物を洗うには十分ですが、仕事柄洗濯物の量が多いという方や洗濯物を溜めて洗う習慣がある方は、もう少し大きいサイズにしても良いかもしれません。

3〜5人

7〜8kgの洗濯機がおすすめです。毎日の洗濯はもちろん、毛布やベッドカバーなどの大きなものを洗濯するには最低限この大きさが必要となります。

部活動のユニフォームなど、毎日大量の洗濯物が出るというご家庭ならもうワンサイズ大きい洗濯機を選んだ方が良いですが、その分サイズも大きくなるため設置場所の確認はしっかりしておきましょう。

6人以上

9〜12kgの洗濯機がおすすめです。6人程度の一般的な洗濯量なら9kgでも十分。毎日必ず洗濯すれば、1日に何度も洗濯機を回す必要はないでしょう。

12kgの洗濯機は家庭用の洗濯機の中で最も大きいサイズ。とにかく洗濯量が多い、1度にたくさんの洗濯物を洗いたいという方はこのサイズを検討してみてください。

4. 機能で選ぶ

スマートフォン

様々な便利機能が搭載された洗濯機が次々と発売されています。

注目は、スマートフォンと連携して洗濯をサポートしてくれる機能。アプリがコースを提案してくれたり、外出先から洗濯機の運転状況を確認することができます。

また、洗濯洗剤を自動で投入してくれる機能や、衣類を傷めずに汚れをしっかり落としてくれる高圧洗浄機能など様々。

モデルによってそれぞれ搭載されている機能が異なるため、欲しい機能から洗濯機を選ぶのも賢いやり方です。

5. メーカーで選ぶ

ドラム式洗濯機

洗濯機を取り扱うメーカーにはたくさんの種類がありますが、それぞれ特徴が異なります。

ここでは人気の5つのメーカーが発売している洗濯機の特徴を解説していきますので、参考にしてみてください。

TOSHIBA

TOSHIBAの洗濯機の最も大きな特徴といえるのが、独自開発のウルトラファインバブル洗浄

ウルトラファインバブルとは、衣類の繊維よりも小さい直径0.001mm以下の泡のことです。

まずこの泡が、洗濯洗剤に含まれている洗浄成分をバラバラにして活性化。次に活性化された洗浄成分を繊維の奥まで届けて、汚れをしっかり落としてくれるという仕組みです。

実際この洗濯機を使っている方は、「洗剤は変えていないのに汚れがしっかり落ちている」「ケチャップの落ちにくい汚れもすっきり落ちた」と喜びの声を寄せています。

Panasonic

Panasonicの洗濯機の1番の特徴は、洗剤を泡立てて洗う泡洗浄。洗濯洗剤のパワーを引き出し、衣類についた汚れを浮かせてすっきり綺麗に洗い上げます。

また、「温水泡洗浄W」を搭載している洗濯機は、洗濯液を約40度のお湯にして洗うので、汚れはもちろん黄ばみや臭いの原因となる菌まで落とすことが可能です。

そのほか、面倒な洗剤・柔軟剤の投入を自動で行ってくれるので小さな負担を軽減。すぐ手の届くところにボトルを置いておく必要がないため、洗濯機回りがすっきり片付きます。

外出先から洗濯操作ができる「スマホで洗濯」搭載機種なら、家事の効率アップにも繋がります。

SHARP

SHARPの縦型洗濯乾燥機は、独自の「穴なし槽」が人気です。

通常洗濯槽には通常脱水のための穴が空いていますが、それが一切なく、嫌な黒カビを防ぐことができます。また無駄な水を使わなくて済むため、節水に。もみ洗いとこすり洗いのW洗浄で汚れもしっかり落としてくれます。

さらに独自の技術として注目されているのがマイクロ高圧洗浄。シャワーノズルから毎秒100万個以上の水滴を衣類に吹きかけ、泥などのしつこい汚れを綺麗に洗い流します。

このマイクロ高圧洗浄は、SHARPのドラム式洗濯機に搭載されている機能です。

HITACHI

HITACHIが力を入れているのが「AIお洗濯」。汚れの量、洗剤、布量、水硬度、水温、布質、すすぎ具合、脱水具合などの状況を自動で判断します。

例えば汚れの量が多い場合には洗い時間を延長する、化繊の割合が多い衣類はすすぎの水を少なくするなどの繊細な調整を自動で行ってくれます。より効果的に汚れを落とすだけでなく、衣類を傷つけずに洗濯することが可能です。

また縦型洗濯機に搭載されているナイアガラビート洗浄は、押し洗い、もみ洗い、たたき洗いの3つの方法で汚れにアプローチ。

さらにナイアガラシャワーが衣類に水をたっぷり散布するため、ミートソースの食べこぼしやワイシャツの皮脂よごれもすっきり綺麗に落とせます。

AQUA

AQUAの縦型洗濯乾燥機のテーマは、「衣類のアンチエイジング」。お気に入りの服を長く着るために、衣類へのダメージを最小限に抑えながら汚れを落とすことができる洗濯機です。

搭載されている「NEWシンクロ洗浄」は、目立つ汚れも優しくしっかり除去。やさしく洗いあげるので型崩れや布傷みもなく、おしゃれ着も安心して自宅で洗濯することができます。

また中が見えるワイドガラストップや、カビを抑えて清潔に保つことができる洗濯槽の自動お掃除機能など、お手入れのしやすさもポイントです。

こんなお悩み、洗濯機の選び方で解決できるかも

悩む女性の画像

洗濯機や洗濯に関するお悩み別に、洗濯機選びのコツをまとめました。

洗濯に時間がかかる

朝の家事は洗濯が終わる時間にあわせて段取りを組まなければいけない、夜寝る前に回してしまったためなかなか眠ることができない、貴重な休みの半分が洗濯で終わってしまうなど、洗濯にかかる時間にストレスを感じている方も多いでしょう。

一般的に洗濯にかかる時間は、40〜50分程度といわれています。昔の洗濯機に比べると多少早くなってはいますが、出来るだけ早い時間で仕上がる洗濯機があると便利ですよね。

例えば、洗浄力の強いドラム式洗濯機の中には、1回あたりの洗濯時間が30分程度で終わるものがあります。

また、何度も洗濯機を回さなければいけないという方は、現在使っているものよりも容量の大きい洗濯機を選ぶと何度も回す手間と時間を削減できます。

音がうるさい

意外と気になる洗濯機の音。仕事の都合上、夜遅い時間にしか洗濯できないという方は近隣への迷惑にならないか不安に感じていることでしょう。

できるだけ音が静かな洗濯機を選びたい方は、「インバーター制御を搭載しているかどうか」に着目してみてください。

インバーター制御とは、洗濯機内にあるモーターの回転速度を調節する機能のこと。パワーを必要な分だけに抑えることができるので、インバーター制御が搭載されている洗濯機は運転音が静かです。

また、無駄な水・電力を使わないため、節水・節電の効果もあります。

メーカーによっては、振動を抑える工夫やナイトモードを搭載しているモデルもあるため、どんな機能が搭載されているか細かくチェックしておきましょう。

洗濯物が取り出しにくい

洗濯機から洗濯物をスムーズに取り出すためには、どんなモデルを選べば良いのでしょうか。

洗濯機には縦型とドラム式の2つの種類がありますが、やはり洗濯物が取り出しやすいのは洗濯機の前面にドアがついているドラム式です。

また、ドラム式洗濯機はたたき洗いをするため洗濯物が絡まりにくく、ほぐす必要なくサッと取り出すことができます。

こうして比べてみるとドラム式洗濯機を選ぶべき、という結論になりそうですが、縦型式洗濯機にも洗濯物が取り出しやすいよう工夫されているモデルはたくさんあります。

例えば、脱水終了後に衣類をほぐして絡みにくくしてくれる機能や、操作パネルを後ろに移動することで取り出し口を大きくしているものなど。

縦型洗濯機、ドラム式洗濯機のそれぞれのメリットやデメリットを考慮しつつ、搭載している機能にも着目して選んでみてください。

生乾きの嫌な臭いが気になる

梅雨の時期の部屋干しで気になるのが、生乾きの臭い。しっかり洗濯して乾かしたはずなのに、袖を通してみたら嫌な臭いが染み付いていたなんてこともありますよね。

生乾きの臭いの発生を抑えるには、臭いのもととなる原因菌をしっかり除去する必要があります。そのためどんな方法で衣類を洗浄するのかをチェックしておきましょう。

例えば、洗剤に含まれている酵素が活性化するよう、ヒーターを使って洗剤液を温めることで、繊維の奥にある臭いの原因菌を落とすものや、部屋干し臭を抑えるイオンを放出して衣類の除菌をするものなど、メーカーごとに様々な工夫が施されています。

また、乾燥機能を使ってしっかり乾かすことで、臭いの原因菌を抑えることができるため、部屋干しで完全に乾かなかった衣類は最後の仕上げとして乾燥機能を使うのもおすすめです。

カビやゴミが洗濯物についてしまう

頻繁にお手入れをしているつもりでも発生してしまう黒カビなどの汚れ。

洗濯機を使ったら毎回洗濯槽を乾燥させておくとカビの発生を抑えることができますが、洗剤カスなどの汚れがこびりついている場合があるので、定期的に洗濯槽の洗浄を行う必要があります。

カビやゴミなどの汚れが気になる方は、洗濯槽のお手入れ機能に着目してみましょう。最近は、1回の洗濯ごとに槽を回転させながら汚れをシャワーで洗い流す自動お掃除機能がついたモデルも増えてきました。

また、糸くずフィルターや排水フィルターなどの手入れがしやすいかどうかもチェックしておきたいポイントです。

まとめ

意外と奥が深い洗濯機選び。洗濯機は頻繁に買い換えるものではないため、長くストレスなく使えるものに出会えるよう、しっかり吟味して選ぶようにしましょう。

記事の内容まとめ

  • 洗濯機は、種類・乾燥機の有無・洗濯容量・機能・メーカーで選ぶ。
  • AI機能が搭載された洗濯機が続々と発売されている。
  • どんな洗濯機が欲しいかを明確にすることが大切。
  • 後悔しないよう、洗濯機選びは慎重に。

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