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工務店とは違うハウスメーカーのメリットとは?評判の8社も完全ガイド

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工務店とは違うハウスメーカーのメリットとは?評判の8社も完全ガイド

ハウスメーカーと工務店って何が違うのかな?呼び方が異なるだけ?

いえ、違います。
住宅の世界では、両者には明確な違いがあります。

マイホームを検討していると、ハウスメーカーや工務店という言葉をよく目にする機会があると思います。
あなたが建てたい住宅の条件や内容によって、ハウスメーカーか工務店かを事前にはっきりさせておいたほうがスムーズに検討が進められることでしょう。

本記事では、ハウスメーカーの特徴と工務店やゼネコンに至るまで、それぞれの違いについて比較しながら解説します。ハウスメーカーに住宅建築を依頼するメリットやデメリット、ハウスメーカーを選ぶときのポイントと今口コミで評判が高いハウスメーカーについても触れますので、ぜひ最後までご覧いただき大切なマイホームを建築するための基礎知識としてご活用ください。

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一生に一度となる大きな買い物、妥協せずにたくさんの会社を検討するようにしましょう。

目次

ハウスメーカーとは?特徴を整理しよう

ハウスメーカーとは、言葉の通り「住宅を作る」会社ですが、工務店とは違う特徴がいくつかあります。その特徴を整理して確認することで、ハウスメーカーとはどういう会社なのかがはっきり理解できます。

ハウスメーカーの3つの特徴

ハウスメーカーの特徴は以下の3つです。

  • 全国規模の総合住宅建設会社
  • 住宅を大量生産して全国規模で販売
  • 均一な品質で建築するマニュアルがある

それではそれぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

全国規模の総合住宅建設会社

「ハウスメーカー」というと、多くの場合は全国規模で活躍する総合住宅建設会社を指します。住友林業やセキスイハイムなど、全国放送のコマーシャルでもよく見かける住宅建設会社は、たいてい大手のハウスメーカーです。全国主要都市に支店があり、住宅展示場で自社住宅を展示していて、お客に具体的なイメージを持ってもらって住宅を販売できるという強みがあります。

住宅を大量生産して全国規模で販売

大手のハウスメーカーは、住宅を大量生産して全国規模で販売しています。大量生産によって安定した品質と低コストで住宅を提供できる点が、ハウスメーカーの大きな特徴です。

建材をカットする工程まで工場で一括して行っているので、工務店に比べて工期は短い傾向にあります。また、現場の大工さんの技術に左右される部分も少なく、安定した品質での住宅提供が可能です。全国どこでも均一の品質なので、一定の信頼感もありますが、「他人と同じ住宅は嫌だ」という人にとってはあまり魅力が感じられないという側面もあります。

均一な品質で建築するマニュアルがある

住宅を構成する建材を大量生産することにより品質を均一に保っているハウスメーカーですが、住宅を建築する技術面でも品質を均一化するよう作業のマニュアル化をおこなっています。すべての工程がマニュアル化されているため、施工時の不備や失敗などが発生する可能性を極力減らすことで良質な住宅を供給しているのです。

ハウスメーカーと工務店、ゼネコンの違いとは?比較表で確認

それでは、ハウスメーカーと工務店、そしてゼネコンとの違いはどこにあるのでしょうか。簡単に比較表でまとめた後、工務店とゼネコンの特徴を説明します。

ハウスメーカー工務店ゼネコン
会社の規模大きい小さい大きい
活動領域全国規模地域密着全国規模
設計の自由度制約あり大きい大規模なショッピングセンターなどの建築に携わるため、注文住宅はほとんど手掛けない
品質の高さ均一で高いレベル工務店により差がある
工期の長さ工務店に比べて早いハウスメーカーより時間がかかる
地域特性に応じた設計工務店ほど詳しくはない地域特性に適した対応
経営の安定性倒産リスクは少ない倒産の可能性がある
アフターサービス全国で均一のサービス工務店ごとに違うが、地元密着型できめ細やかな場合が多い

ハウスメーカーと工務店は、はっきりと対照的な特徴が出ています。ハウスメーカーと比較されることの多い工務店の特徴についてもう少し深く見ていきましょう。

工務店の特徴

比較表でも出ていましたが、工務店の特徴は基本的に活動領域が地元のみだということです。地元の建築事情に詳しく、地元に根差した注文住宅を手掛けたり、大手ハウスメーカーの下請けとして建売住宅の建築に携わったりしています。

地域密着だけに、寒冷地なら寒冷地特有の注意点、京都のように景観条例が厳しい土地なら条例で押さえておくべきポイントなど詳しく知っているのは地元の工務店です。ただし、技術レベルにはバラツキがあることは注意点として覚えておきましょう。

経営の安定性に関してはハウスメーカーと比較すれば弱いですが、住宅完成保証制度の加入、一級建築士などの有資格者が在籍しているかなどのチェックと口コミを確認しておくなど、優秀な工務店を見つけることは難しくありません。

また、ひと口に工務店と言っても、会社の規模によってずいぶん違う特徴を持っているため、小規模な個人経営の工務店からパワービルダーまでの特徴も紹介します。

個人経営の大工さんはきめ細かな対応が特徴

個人経営の大工さんは施主さんとしっかり顔を突き合わせて、きめ細かな対応を期待できる点が特徴です。設計から施工まですべて行う工務店もあれば、設計事務所と連携して対応している工務店もあります。手仕事の部分が多いため柔軟な対応が期待できますが、工期は長引く傾向があります。

地場工務店は地域密着型

個人経営よりももう少し規模が大きい工務店は、地の利を生かして、地域的な特性だけでなく住宅を建設する土地の交通などまで考慮した設計と提案を行ってくれる点が魅力です。長年一定の規模で仕事を続けてきているなら、それだけ信頼を得ている証と言えます。

パワービルダーは地域にチェーン展開している大手工務店

工務店が成長して大きなエリアにまで活動領域を伸ばし、数店舗のチェーンとなって展開している場合、「パワービルダー」と呼ばれます。パワービルダーは、大量発注による徹底的なコストダウンを行っており、注文住宅よりも建売住宅に力点を置いているために、ハウスメーカーにかなり近い存在です。注文住宅で自由度の高い設計を希望する場合は、パワービルダーよりも規模の小さな工務店の方が向いています。

ゼネコンは大規模建設を手掛けるのが特徴

ハウスメーカーと工務店に比べて、ゼネコンは少々異なった性格を持っています。特に大手ゼネコンは、ほとんど個人の住宅を建設することはありません。個人の住宅にかかわる場合は、大規模な宅地開発やタワーマンション、数億円もの豪邸などがメインです。一般人が注文住宅を建てる場合は、ハウスメーカーか工務店のいずれかを選ぶことになるでしょう。

ハウスメーカーに住宅建築を依頼するメリット・デメリット

ハウスメーカーと工務店の違いが比較表で明確になったところで、改めてハウスメーカーに住宅建築を依頼するメリットとデメリットについて解説します。

ハウスメーカーに住宅建築を依頼するメリット

ハウスメーカーを利用するメリットは以下の3点です。

  • マニュアルに沿った工事のため比較的品質が均一
  • 工務店と比べて工期が短い
  • 住んでいるうちに会社がなくなるリスクが少なく保証の面で安心

上記のメリットについて、それぞれ説明します。

マニュアルに沿った工事のため比較的品質が均一

ハウスメーカーは大量生産した住宅を建築するため、建築のノウハウが蓄積されています。そのノウハウをマニュアルという形でまとめているので、建設時の品質を工務店に比べて均質化できる点が大きな魅力です。建築に使う資材も、工場であらかじめ正確にカットしておく「プレカット加工」を施しているなど、人間の職人の技術に頼る部分を極力減らしているため、品質のばらつきが抑えられています。

もちろん、現場で働く大工さんたちの人手に頼る部分もゼロではありません。彼らの技術レベルによっては多少品質のばらつきはあるでしょう。しかし、マニュアル化によって、大きな勘違いを回避したり、工程を忘れたりといった人為的ミスが発生しにくいように工夫されているため、品質のブレを最小限に抑えているのです。

工務店と比べて工期が短い

工法がマニュアル通り定められているため、工務店に比べて工期が短く済む点もメリットのひとつです。建て替えの場合なら、仮の家屋を借りて住む期間も短くなるので、住宅建築にかかる諸経費を少なくできるかもしれません。新築の住宅を建てる際は、住宅ローンのつなぎ融資をする期間もそれだけ短期間で済み、つなぎ融資の利息を節約できます。

大手ハウスメーカーの中でも、工場で建材の大部分を作って現地で組み立てる「ユニット工法」を採用している会社は、特に工期が短くて済む傾向があります。工期の短さでハウスメーカーを選ぶ場合は、ユニット工法を採用しているハウスメーカーを検討候補に入れると良いでしょう。

住んでいるうちに会社がなくなるリスクが少なく保証の面で安心

大手ハウスメーカーは一般の工務店に比べると経営が安定しています。そのため、住んでいるうちに会社がなくなってしまう、という倒産リスクが低く、長期間に渡ってアフターサービスを受け続けることができて安心です。一般の工務店はきめ細やかなアフターサービスが魅力ですが、そのサービスがどこまで続くかは不透明な部分もあるため、この点ではハウスメーカーが一歩リードしていると言えるでしょう。

ハウスメーカーに住宅建築を依頼するデメリット

一方、ハウスメーカーに住宅建築を依頼するデメリットもあります。

  • コストがお得なように見えて実は割高という場合がある
  • 都会の複雑な形状の土地での建築は割高の傾向がある
  • 設計やデザインの自由度は相対的に低い

メリットと同様、デメリットもしっかりと把握しましょう。

コストがお得なように見えて実は割高という場合がある

大量生産で住宅を作っているのでコストパフォーマンスは工務店よりも高いと思われるかもしれません。しかし、会社規模が大きいハウスメーカーは、その分広告宣伝費や品質を保つためのマニュアル作成、現場への教育など消費者からは見えにくいコストが多く、工務店に比べて割高になる場合があります。

ハウスメーカーの中でもコストの高低にはバラツキがあるため、予算を決めてハウスメーカーを絞り込み、その他の条件を比較していくと迷いが少なくなります。

都会の複雑な形状の土地での建築は割高の傾向がある

ハウスメーカーは、工場である程度決まった形の建材を量産することでコストを抑えています。また、ある程度工場でカットなど行っているため、工事費も安上がりです。比較的広くて余裕のある土地が確保できる地方都市では、工場で大量生産をしている建材を利用するメリットが最大限に発揮されます。

しかし狭くて複雑な形状をしている都会の土地では、前面道路の幅や近隣とのバランス、土地の高低差などがあって建物の構造を複雑にせざるを得ません。その分、カスタマイズしないといけない要素が多くなり、コスト高となる可能性があります。都会の狭小地では、地元の工務店とハウスメーカーで見積もりを取り、コストの差を確認しましょう。

設計やデザインの自由度は相対的に低い

工場で建材をプレカット加工している関係上、設計やデザインの自由度は一般の工務店に比べると相対的に低くなります。ハウスメーカーが販売している住宅に気に入った設計のものがあり、多少の変更を頼む程度であれば可能です。

しかし、基本的な枠組みまで設計変更する必要がある要望は、建築費が割高になると考えてください。多少の間取り変更程度では問題ありませんが、希望は早めに相談して、予算がどのように変化するかについて、忘れず確認するようにしましょう。

ハウスメーカーを選ぶときのポイント

ハウスメーカーも中堅から大手まで数が多いため、選ぶのもかなり迷うのではないでしょうか。ハウスメーカーを選ぶのには、いくつかのポイントがあります。

  • 家族の状況や希望に合わせた優先順位を決める
  • 複数社で相見積もりを取る
  • 施工例の見学会には積極的に参加する
  • 営業マンとの関係を良好に保つ
  • 特殊なこだわりがある場合はそもそもハウスメーカーを選ばない

これらのポイントを参考に、ハウスメーカー選びを進めてください。

家族の状況や希望に合わせた優先順位を決める

家族の状況や希望に合わせて何を優先するのか決めましょう。現在だけでなく、将来発生するであろう生活の変化も考慮する必要があります。今は新婚家庭で家族が2人でも、将来子どもが2人欲しいとなると子供部屋のことも考えておかなければなりません。

例えば、自分たちが高齢者となる将来のためにバリアフリーにしたいと考える一方で、ビルトインガレージを作りたいという希望もあるとします。敷地面積が狭い場合、ビルトインガレージを作ると1階にリビングを持ってこれず、バリアフリーにするのが難しくなるかもしれません。希望が増えていくと、相反する場合も出てくるものです。

家族としっかり話し合って優先順位を決めておくことで、どうしても矛盾が出た場合の取捨選択がしやすくなります。

複数社で相見積もりを取る

相見積もりの目的は2つあります。

  • 自分たちが希望する注文住宅の建設価格の費用感をつかむため
  • 各営業担当と交渉することでお互いの相性を見るため

値引き交渉に関しては、あまりやりすぎると相手に良い印象を与えず、結果としてこれから注文住宅を建築していく過程で、ハウスメーカーあるいは工務店側といい関係を築けない可能性があります。

相見積もりは値引き交渉を行う目的よりも、費用感をつかんで不当に高い費用を請求されていないかどうかを確認する、というイメージで進めるといいでしょう。そのためにも、5社程度のハウスメーカーや地元工務店から相見積もりを取って検討するようにしてください。

相見積もりを取るときのポイントとしては、最初に伝える予算と希望の条件はまったく同じにして見積もり依頼をかけるようにしましょう。比較する対象がなければ、提示された見積書の内容や金額が妥当かどうかを判断することができません。

見積もりの条件を同じにしても、自社の特徴を生かした見積もりが行われるので、見積書の価格はそれぞれ違います。そのため見積書の単純比較はしにくいですが、複数社と打ち合わせをしていくうちに、自分の希望する内容はこの程度の予算感だということがだんだん理解できるようになります。

繰り返しますが、相見積もりは値引き交渉に使うというよりも、自分の希望条件に対してもっとも納得のいく見積もりを出してきた会社を見極める過程として考えることをおすすめします。インターネット上で一括見積もりができるサイトもありますので、ネット見積もりも活用しつつ、自分で探して気に入ったハウスメーカーや工務店がに見積もりを依頼しましょう。

施工例の見学会には積極的に参加する

大手のハウスメーカーは住宅展示会場があり、自社の商品を実際に見てもらえるようにしています。また、施工例の見学会を開いているハウスメーカーもありますので、この機会をぜひ利用しましょう。

特に施工例の見学会は、既に居住している人の意見を聞く時間が設けられていることがあります。この機会は、そのハウスメーカーで注文住宅を作る場合に気になっていることを、実際に住んでいる人に教えてもらえるチャンスです。ハウスメーカーの公式サイトに「施工例の見学会を開催する」という通知が出たときは、可能な限り参加するようにしてみてください。

営業マンとの関係を良好に保つ

ハウスメーカーの営業マンとは良好な関係を保つように心がけましょう。値引き交渉で無理難題を押し付けたり、過剰な要求をすることは、決してマイホーム作りにはプラスに働きません。良識の範囲内での交渉も時には必要ですが、相手を尊重する姿勢は崩さないように注意してください。

もちろん媚びを売る必要もありませんが、信頼関係をベースにこちらの率直な希望を伝え、分からないことは分からないので教えてほしい、と意見を聞けるような関係を構築することが重要です。

円滑で率直な意見を言える関係が構築できれば、営業マンも「この人のために頑張ろう」という気持ちになれます。また、分からないまま営業マンの言いなりになって「こんなはずじゃなかった」と後悔することも少なくなるでしょう。

特殊なこだわりがある場合はそもそもハウスメーカーを選ばない

特殊なこだわりがあり、ハウスメーカーの規格に収まりそうにない希望を持っている場合は、そもそもハウスメーカーを選ばないという決断も必要です。

割高かどうかを比較するために、自分の希望をまとめてハウスメーカーと工務店で3社ずつ相見積もりを取ってみてはどうでしょうか。相見積もりを取ることで、自分たちが求めている希望内容が、ハウスメーカーだと割高になってしまうかどうかがある程度わかります。

近ごろは、ハウスメーカーもさまざまなニーズに応えられるようにラインナップを整えてきています。そのため「この希望だとハウスメーカーでは割高になるかな」と思っていても、意外と予算通りに収まるかもしれません。まずは相見積もりを取ってみましょう。

見積もりを取ってみてどのハウスメーカーでも割高なら、ハウスメーカーは選ばず工務店に依頼する方向で検討しましょう。

2019年版ハウスメーカーランキングベスト8

それでは2019年版のハウスメーカーを、売上高と販売工数(受注戸数)、おすすめ度からランキング化してご紹介します。各メーカーの特徴について説明していきますので、ハウスメーカーを選ぶ際の判断材料のひとつとして参考にしてくださいね。

大和ハウス工業

売上高 :3兆7959億円
販売戸数:2018年3月期 51,641戸
公式URL:https://www.daiwahouse.co.jp/

売上高では断トツでトップの大和(だいわ)ハウス工業。一般住宅だけではなく、商業施設やマンションなどの開発も行う国内トップクラスのハウスメーカーです。オリコンの顧客満足度調査の結果(※1)を見ると、特に住居の性能に対する満足度が高く、営業担当やアフターサービスなどの質に満足している人が多いことがうかがえます。

逆に、見積書や住宅性能などの提示している情報のわかりやすさや付帯サービス、金額の納得感は相対的に低くなっています。品質が高い分コストもそれなりに高いと感じる人がいるのかもしれません。

都会の狭小地を有効活用する「スカイエ」は、3階建て・4階建てなど、高さを使って広い間取りを実現する住宅です。都会の狭小地でなかなか思い通りの居住空間が確保できないとお悩みの方や2世帯住宅をお考えの方には検討の価値があります。

ほかにも、共働き世帯やファミリー世帯で家事をシェアしやすくした「家事シェアハウス」、天井が高く広々とした設計など、魅力的なコンセプトの注文住宅を数多くラインナップしています。多彩なライフスタイルへの対応力は、さすが住宅業界のリーディングカンパニーならではと言えるでしょう。

※1:オリコン顧客満足度ランキング「ダイワハウスの評判・口コミ・比較|オリコン ハウスメーカー 注文住宅満足度ランキング」より

積水ハウス

売上高 :2兆1,593億円
販売戸数:2018年1月期 47,415戸
公式URL:https://www.sekisuihouse.co.jp/

積水ハウスも一般住宅の供給ではトップクラスのハウスメーカーで、売上高では大和ハウス工業と並び2強といった様相を呈しています。

戸建てのラインナップとしては、鉄筋1~4階建て、木造住宅と幅広く、さまざまなライフスタイルに合わせたコンセプトの家を提供している点も、大和ハウス工業と同じくトップメーカーならではのラインナップを誇ります。

オリコンの顧客満足度調査の結果(※2)を見ると、特に住居の性能とアフターサービスに対する満足度が高く、安定した品質の住宅だと満足している人が多い様子です。アフターサービスについては、30年保証をしている点も高評価に貢献しているのではないでしょうか。逆に、付帯サービスと金額の納得感は低くなっており、大和ハウス工業と同じような傾向があります。

こだわりの家づくりとして、共働き世帯にスポットを当てた「トモイエ」や子どものいるファミリー世帯に向いている「コドモイドコロ」などライフスタイルに合わせた家はもちろん、ペットとの暮らしを考えた「Dear One」、音楽を楽しみたい人のための「Music & Theater」など、特徴のある要望に応えた設計の家も選べる点は大きな魅力です。

※2:オリコン顧客満足度ランキング「積水ハウスの評判・口コミ・比較|オリコン ハウスメーカー 注文住宅満足度ランキング」より

住友不動産

売上高 :8,484億円
販売戸数:2018年度 37,058戸
公式URL:http://www.sumitomo-rd.co.jp/

ハウスメーカーとしてだけではなく総合デベロッパーとして、土地探しから住宅建設まで、すべて一括してお願いできる点が強みの会社です。住友不動産は高層ビルやタワーマンションなども手掛けており、販売している一般住宅もデザイン性が高く、おしゃれなイメージのものが多い点が大きな特徴です。

オリコンの顧客満足度調査の結果(※3)では、住宅の性能と営業スタッフの対応が良い点に評価が集まっています。営業スタッフの対応が良いと、安心して相談できるのはうれしいポイントです。

商品のラインナップは、広い土地がある人向けの平屋から、都会の狭小地で魅力を発揮する3・4階建てまであり、自分の土地に合わせた住宅が選べます。また耐火性能にこだわった住宅や、太陽光エネルギーを利用した省エネ型住宅は、フラット35で住宅ローンを組む際、あるいは住宅ローン減税を受ける際におすすめです。

また、住友不動産は「庭」にもこだわりがあり、テラスにリビングのある「グランドライフ テラススタイル」では、平屋の家屋にテラスに設けられたリビングが魅力的です。

デザイン性の高いおしゃれな外観にこだわりたい方や、週末には友人を呼んでバーベキューを開きたい方には、検討してみる価値のあるハウスメーカーです。

※3:オリコン顧客満足度ランキング「住友不動産の評判・口コミ・比較|オリコン ハウスメーカー 注文住宅満足度ランキング」より

旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)

売上高 :5,883億円
販売戸数:2017年度 17,130戸
公式URL:https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/index.html/

旭化成ホームズは戸建住宅ブランド「へーベルハウス」のCMを流しているので、ご存知の方が多いハウスメーカーです。旭化成ホームズは、耐震性能に優れている軽量気泡コンクリート(へーベル)を利用しているほか、断熱性能の向上にも力を入れている高性能の住宅を提供しています。

オリコンの顧客満足度調査の結果(※4)では、住宅の性能と長期保証が非常に高い評価を受けています。長期保証では、外壁塗装や防水性能が30年保証と長い点など、かなり力を入れていることが評価されているのでしょう。ただ、ラインナップの数については、特徴のある家もあるのですが、他の大手ハウスメーカーに一歩遅れを取っているという印象です。

他のハウスメーカーと比べて特徴的なコンセプトの住宅として紹介するのは、アウトドアリビングのある家と、ビルトインガレージのある家です。広々とした窓やスキップフロアで空間に広がりを感じるリビングは開放感にあふれています。ビルトインガレージのある家は緩やかにつながる床の低いリビングと、つなげる設計など随所に工夫がみられ、趣味性の高い楽しい空間が特徴です。

へーベルハウスは、特に住宅の性能や長期保証を重要視したい人におすすめします。

※4:オリコン顧客満足度ランキング「へーベルハウスの評判・口コミ・比較|オリコン ハウスメーカー 注文住宅満足度ランキング」より

ミサワホーム

売上高 :3,885億円
受注戸数:2018年 11,447戸
公式URL:https://www.misawa.co.jp/

ミサワホームは、企画型の注文住宅に力を入れているハウスメーカーです。新しい世代に向けた家として、暮らしのスマート化をコンセプトにした「SMART STYLE」シリーズを提唱。約3mの高天井空間で広々とした空間を確保しつつ、大収納空間「蔵」でモノをすっきり収納することで居住空間の広さを保つ家を提案しています。

オリコン顧客満足度ランキング(※5)では、住居の性能と営業担当の対応に対する評価が高く、説明がわかりやすくて丁寧などの口コミも多く見られました。

また、ミサワホームは29年連続でグッドデザイン賞を受賞しているという実績もあり、デザイン性の高さでは定評のあるメーカーです。おしゃれなデザインの住宅に住みたいと考えている方は、住友不動産などと併せて検討してみてはいかがでしょうか。

※5:オリコン顧客満足度ランキング「ミサワホームの評判・口コミ・比較|オリコン ハウスメーカー 注文住宅満足度ランキング」より

パナソニックホームズ

売上高 :3,596億円(2017年度)
販売戸数:2017年度 12,556戸
公式URL:https://homes.panasonic.com/

以前は「パナホーム」でしたが、パナソニックの完全子会社化となった2017年に社名も変更となりました。平屋から鉄骨造りの家まで幅広いラインナップで、パナソニックの名前にふさわしい特徴のある住宅を提案しています。

例えば、IoT(モノのインターネット)化を目指す「カサート アーバン」では、暮らしのプラットフォームとして「HomeX」を提供。部屋ごとに情報ディスプレイを設置して、天気予報などの情報を表示したり、留守番時のメッセージを家族同士で連絡しあったり、といったことを可能にします。

また、都市部の狭小地でも柔軟な対応ができるように、15cmスケールでのモジュール設計、扉や窓を開けられない都会特有の事情に配慮した空調設計など、都会暮らしの人を支える基本性能が充実しています。都会暮らしの人はもちろんですが、柔軟な設計を希望している人や、IoTなど最先端の技術に興味がある人にはおすすめのハウスメーカーです。

三井ホーム

売上高 :2,601億円
受注戸数:2018年 3,705戸
公式URL:http://www.mitsuihome.co.jp/

「三井のリハウス」のCMでもおなじみの三井ホームは、高品質の家をコンセプトにしているため、他のハウスメーカーよりも若干価格帯が高い代わりに、満足度の高い住宅を提供している点が大きな特徴です。

オーダーメイドにこだわり、おしゃれな洋風からモダンな和風まで、さまざまなテイストの住宅をラインナップしています。紹介している大手ハウスメーカーの中でもデザインのバリエーションが多く、要望にも柔軟に対応するハウスメーカーです。

タマホーム

売上高 :1,679億円
受注戸数:2018年 9,386戸
公式URL:http://www.tamahome.jp/

タマホームもCMで有名なハウスメーカーです。タマホームの特徴は、他のハウスメーカーに比べて価格が安く品質もしっかりしていてコストパフォーマンスが高い住宅を提供している点です。ベストセラー「大安心の家」は、オール電化で耐震性能が高く、長期優良住宅の条件にも合致する住宅です。住宅にかけられる予算が少ないけれど、質の高さにもこだわりたいという方は、候補の1つに加えて検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ハウスメーカーは、一定のクオリティを保った住宅を早い工期で提供してくれる点が特徴の会社です。ハウスメーカーは、比較的広い土地のある地方都市ではそのメリットを生かしやすく、都会の狭小地では割高になる傾向があります。

ただし、最近は大手ハウスメーカーでも都会暮らしに対応した住宅をラインナップに加えていることが多く、例え利用できる土地が狭くても、一度はハウスメーカーの注文住宅を検討してみてもいいでしょう。

ハウスメーカーにもそれぞれ特徴があるため、同じ条件で複数社に対して相見積もりを出し、自分の希望に近い提案をしてくれるハウスメーカーを選ぶようにしましょう。素敵なマイホームを手に入れるためにも、ハウスメーカーの特徴を知っておき、選択の幅を広げてくださいね。
以上、「工務店とは違うハウスメーカーのメリットとは?評判の8社も完全ガイド」でした。

最後に、実際にハウスメーカーのカタログを見てみませんか?
持ち家計画の資料請求なら、住んでいる地域で自分のわがままな夢をかなえてくれるハウスメーカーを検索でき、一括で資料請求まで行うことができます。
一生に一度となる大きな買い物、妥協せずにたくさんの会社を検討するようにしましょう。

あなたの夢を叶える
工務店・ハウスメーカーを検索しましょう。