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はじめての注文住宅なら必見!家づくりの打ち合わせに関する基礎知識

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はじめての注文住宅なら必見!家づくりの打ち合わせに関する基礎知識

注文住宅を建てる際、業者との綿密な打ち合わせは欠かせません。間取りやプランに関することはもちろん、資金計画や支払いについてなど、きちんと情報を共有しておくことが大切です。

今回はそんな家づくりのための打ち合わせについて、基本的な知識を解説します。

この記事がおすすめできる人

  • 注文住宅の打ち合わせについて知りたい人
  • 注文住宅の打ち合わせで気をつけなければいけないことを知りたい人
  • 施工業者とのやりとりに不安を感じている人
  • これから家を建てようと考えている人
  • 注文住宅の失敗例を見たい人

なお以下の記事でも「注文住宅」について詳しく解説しています。ぜひ、本記事と合わせてご覧ください!

・ 注文住宅が完成するまでの期間|押さえるポイントと短くする方法まで
・ 注文住宅の違約金とは?注文住宅契約後のキャンセル料はいくらなのか
・ スタイル別にチェック!1000万円台で建てた注文住宅のデザイン事例10選

これで解決!注文住宅の打ち合わせに関するQ&A

色鉛筆とクエスチョンマーク

まずは注文住宅の打ち合わせに関するよくある疑問について見ていきましょう。

期間・回数はどれくらい?

依頼する住宅会社が決定したら、早速打ち合わせ開始。家が完成するまでには、平均10〜15回程度打ち合わせが行われます。

まず工事が着工するまでに5〜10回。ここでは主に資金計画や間取りのプランなどについて話し合います。期間は短くて3ヶ月程度、長いと半年くらいかかることもあります。

建築中は打ち合わせを行わない会社もありますが、中には設備の詳細についてなど、数回行う場合もあるため、あらかじめ依頼する業者に確認しておきましょう。

引き渡し後の打ち合わせは1〜2回程度が一般的です。

1回あたりの時間は?

1回の打ち合わせにかかる時間は、内容にもよりますが1時間〜3時間程度と考えておきましょう。特に間取りなどを決める際には、細かい打ち合わせが必要となるため、長丁場になりがちです。

月に数回のペースで打ち合わせを行うことになるため、中には「打ち合わせに時間を取られてうんざり」という方もいるようですが、ここできちんと打ち合わせをしておくことが大切。予算オーバーやもっとこうしておけばよかった、という失敗を防ぐことができます。

誰が参加するの?

打ち合わせに参加するのは、依頼する住宅会社側の担当者と施主です。住宅会社側から参加するのは営業担当者だけの場合もありますし、そこに担当の設計士が加わる場合もあります。

もし可能であれば、設計士にも同席してもらうのがおすすめ。設計士が同席しない場合営業担当者から設計士に内容を伝えてもらうことになりますが、タイムラグが発生したり、希望が正確に伝わらなかったりすることもあります。

中には設計士への相談は有料となる場合もあるようですが、スムーズに進めるためには設計士に同席してもらえるようお願いしてみましょう。

打ち合わせをする場所はどこ?

打ち合わせは、住宅会社のモデルハウスやショールーム、事務所、もしくは施主の自宅で行うのが一般的です。

特にお子様が小さく外出するのが難しい場合は、自宅に来てもらえると安心ですよね。また、現在住んでいる家の雰囲気を担当者に見てもらうことで、好みのデザインなどを理解してもらいやすいというメリットがあります。

一方住宅会社側で打ち合わせを行うメリットは、カタログやサンプルなどの資料がすぐに確認できるということ。必要な資料は自宅にも持参してもらえますが、話の中で必要になった追加資料もその場で確認することができるためスムーズです。

スムーズに終わらせるコツは?

打ち合わせはなるべく無駄な時間をかけず、スムーズに終わらせたいもの。そのためには、業者に任せきりにするのではなく、事前準備をしっかりしておくことが大切です。

今回はどんな内容の打ち合わせをするのか、何を決めなければいけないのかを事前に把握し、ご夫婦や家族で希望や意見をはっきりとさせておきましょう。

また、追加の打ち合わせを行わずに済むよう、不安な点や疑問点があれば、必ずその場で解決するように心がけると良いですね。

注文住宅を建てるまでに必要な打ち合わせ内容とは

打ち合わせのイメージ

具体的な打ち合わせの内容について詳しくご紹介します。

資金計画

最も大切なのが資金計画に関する打ち合わせ。契約や設計前に3〜4回程度、営業担当者と一緒に行われるのが一般的です。

打ち合わせの内容は、建物本体の建築・付帯工事にかかる費用、住宅ローン手数料など金融機関諸費用、登記などの諸費用について。それぞれの項目にどれくらいお金をかけられるか、その範囲を相談します。

一般的には初回の打ち合わせで準備する資料の確認を行い、2回目までにそれらの資料を揃えた状態で打ち合わせをすることが多いようです。

間取り

続いて、間取りの打ち合わせです。間取りについては、設計前から設計中の間に、大体2〜4回程度打ち合わせが行われます。

しかしこれはスムーズに決まった場合。なかなか決まらないと、どんどん回数が増え、中には10回、15回と回数を重ねる方もいらっしゃいます。

打ち合わせの内容は、間取りやデザインを決定した後、内装の仕上げ材や構造材、浴室やキッチン、トイレなどの住宅設備を決めていきます。

詳しい流れは業者ごとに異なりますので、漏れがないよう担当者に事前に確認しておくのがおすすめです。

施工の仕上げ

家が完成するまでの間に、仕上げに関する打ち合わせを2〜4回程度行います。

内容は、壁紙の色や柄、照明器具、電気コンセントやスイッチの位置など。細かい部分ですが、生活するにあたってとても重要なことでもあるため、しっかり時間をかけて決定しましょう。

また、間取りの打ち合わせの際に決定した内容に対して、追加や変更の希望があればここで改めて話し合うことができます。

中には間取りの打ち合わせで全て決めてしまうため、建築中には打ち合わせはしないという会社もあります。

支払い

最後に支払いに関する打ち合わせです。家が完成する直前から引き渡しの前までに行われるのが一般的。回数は1〜2回程度です。

内容は、住宅ローンの契約や、ローン実行後の住宅会社への支払いについて。住宅会社の事務所で行われるのが一般的ですが、中には書面の通知のみで打ち合わせは行わないという場合もあるため、流れを確認しておきましょう。

住宅会社との打ち合わせの際に注意すること

チェックリスト

打ち合わせで失敗しないために、注意しておきたいことを解説します。

事前に家族で話し合いをしておく

住宅会社との打ち合わせの前に、まずは家族で理想の家のイメージを話し合っておきましょう。特にご夫婦間での意見の統一はとても大切。いざ住宅会社との打ち合わせが始まった際に、ご夫婦の意見が対立してしまっていてはなかなか話が進みません。

家族全員が納得する家をつくるのはなかなか難しいもの。それぞれの希望を出し合い、イメージを擦り合わせておくことが大切です。

どの部分に1番こだわりたいのか、その優先順位をつけておくと良いですね。

イメージを丁寧に共有する

打ち合わせで1番大切なのが、要望をいかに相手に伝えられるかということ。いくら相手が家づくりのプロといっても、こちらの要望を理解してもらうことができなければ、理想通りの家を設計することはできません。

要望を正確に伝えるためには、情報収集がカギとなります。好みのデザインや取り入れたいイメージをもとに、雑誌やインターネットなどを使って情報を集めましょう。

言葉で説明するよりも、集めた画像やスクラップなどを見せるのがおすすめです。

実際の生活をイメージする

どんな家を建てたいか考えるときには、実際の生活をイメージすることが大切です。

雑誌やインターネットで調べた事例を見て同じようにしたいと思っても、それがご自身や家族のライフスタイルに合うかどうかはわかりません。

打ち合わせでは、好みのデザインや取り入れたいイメージに合わせて、そこで家族がどのように暮らしていきたいのか、実際の生活を例に出しながら相談することで、より暮らしやすい家づくりができるでしょう。

わからないことをそのままにしない

打ち合わせの回数を重ねていくと、つい面倒臭くなって早く終わらせたいと投げやりになってしまうことがあります。

しかしわからないことがあっても、大丈夫だろうと適当な返事をしているとあとから後悔することに。そうならないためには、わからないことをわからないままにするのではなく、その場でひとつひとつ疑問を解消していきましょう。

どんなに些細なことでも、不安な点があれば担当者に確認をしてみてください。なかなか聞きづらいという方もいらっしゃるかもしれませんが、そこで真摯に対応してくれるかどうかも、その会社に安心して任せられるかどうかを見極めるポイントとなります。

時間を惜しまない

注文住宅の打ち合わせには相当な時間がかかります。

特に仕事をしている方の場合、貴重な休日が毎週打ち合わせで潰れてしまうということも。また小さなお子さんがいらっしゃる場合、なかなか時間が取れなかったり、打ち合わせの最中にぐずってしまったりするという心配もあります。

しかしいくら時間が取れないからといって打ち合わせをおろそかにしていると、必ずあとから後悔することになります。

自分の理想を叶えるための打ち合わせ。時間はかかってしまいますが、毎回楽しみながら参加できると良いですね。

こんな住宅会社には注意!打ち合わせ時のチェックポイント

ポイント

信頼できる住宅会社かどうかは、打ち合わせ時に見極めることができます。そのチェックポイントについて見ていきましょう。

営業担当者が間取りを設計している

注文住宅を建てる際、契約やローンに関することなど、全般的な窓口となるのが住宅会社の営業担当者です。

一般的には営業担当者と設計士は別にいて、間取り作りに関しては設計士が担当しますが、なかには営業担当者が間取りまで担当するという会社もあります。

ある程度経験を積んでいる営業担当者であれば、家づくりに関しての知識が豊富なので間取りを作ることは可能です。

しかし、一見大した差がないように思えても、専門に学んだことがある人が作ったのか、そうでない人が作ったものかで、住みやすさに大きな違いが出てくることがあります。

満足いく家を作るためには、やはり設計士に担当してもらった方が安心です。

提案をしてくれない

住宅会社を選ぶ際のポイントとしてよく挙げられるのが提案力です。施主の希望を叶えようとしてくれるのはとても有難いことですが、さらに住みやすい家になるようプロの目線から見た提案をしてくれる会社がおすすめ。

一方、提案してくれるのが当たり前と思っていては、なかなか良いアドバイスをもらうことはできません。相手が意見を出しやすいよう、要望についてなぜそのようにしたいのかという点を丁寧に伝えることも大切です。

ヒアリング力がない

打ち合わせの際には、伝えたい要望がたくさん出てくると思います。しかし、担当者のヒアリング力がなければ、思うように伝えることができず、毎回の打ち合わせが不完全燃焼に終わってしまうということもあるでしょう。

限られた時間ではありますが、伝えたいことを全て伝えながら家づくりが進められれば、より理想に近い家を実現することができます。

また、住宅会社の中には、口頭での打ち合わせのほか、ヒアリングシートなどを使って要望を丁寧に聞き出してくれる会社もあります。

オプションばかり勧めてくる

悪質な住宅会社の中には、追加費用を稼ぐためにやたらとオプションばかり勧めてくる会社もあります。

壁紙や設備など、オプションを追加することで、より理想に近づいたり暮らしやすくなったりすることもありますが、その場の雰囲気に押し切られ、安易に追加してしまうのは危険。

本当にそのオプションを追加する必要があるかどうかをきちんと検討するようにしましょう。

打ち合わせをしっかりしていれば…よくある注文住宅の失敗例

虫眼鏡で拡大された家

最後に注文住宅でよくある失敗例を3つご紹介します。

イメージと違う家になってしまった

いざ完成した家を見てみたら、打ち合わせのイメージとは違うものができてしまっていたという失敗は少なくありません。

打ち合わせの際、きちんと意識の共有ができていないと「想像していたよりも外壁の色が濃かった」「窓のサイズが小さ過ぎた」など、ガッカリするようなミスがあることも。

100%理想を叶えることは難しいですが、完成後に後悔することがないように、丁寧にイメージを伝えておくことが大切です。

必要な設備をつけ忘れた

実際住んでみて失敗したと感じるのが、設備について。長時間の打ち合わせで疲弊してしまい、細部まできちんと考えることができずにいたところ、必要な設備をつけ忘れてしまったということは少なくありません。

設備を決める際には、実際にそこでどんな風に生活するのかを考えることが大切です。

設備はあとから増やすこともできますが、内容によっては大掛かりな工事が必要になったり、莫大な費用がかかったりする可能性もあるため、慎重に計画を立てましょう。

気がついたら予算オーバーに

打ち合わせの際、ショールームや色々なサンプルなどを見せてもらうことで、夢がどんどん広がり、気がついたら予算オーバーになってしまっていたということがよくあります。

しかし家づくりの醍醐味は、予算内でどれだけ理想に近い家を建てられるかということ。そのために何度も打ち合わせを重ねて、必要なものとそうでないものを取捨選択していくのです。

予算内に収められるよう、事前に家族で話し合い優先順位をつけておくことが大切です。

まとめ

  • 家が完成するまでに平均10〜15回程度打ち合わせを行う。
  • 主な打ち合わせの内容は、大きく分けて、資金計画・間取り・施工の仕上げ・支払いの4つ。
  • 打ち合わせで失敗しないためには、事前準備をしっかりしておくこと、時間を惜しまないことが大切。
  • 打ち合せでは、こちらの要望を引き出して間取りに反映させてくれるかどうかが大切。

家づくりの打ち合わせについて、最初は理想の家を作るためとワクワクしながら参加していたのに、回数を重ねるにつれて、業者への不満が出てきたり思ったように話が進まなかったりして、憂鬱になってしまう方も多いようです。

しかし家づくりは一生にそう何度もないこと。夢のマイホームを手に入れるために、打ち合わせなど家づくりの過程も楽しむことができると良いですね。

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