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家の基礎工事とは?戸建て基礎工事の種類と工程を徹底解説!

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家の基礎工事とは?戸建て基礎工事の種類と工程を徹底解説!

家の基礎工事(きそこうじ)とは、建物と地面のつなぎ目である「基礎」をつくる工事です。家づくりは「土台が大切」と言いますが、この土台にあたるのが基礎であり、基礎の強度によって住まいの耐震性や耐久性は大きく変わってきます。

本記事では基礎工事で何をするのか、基礎工事の種類や工程について紹介します。

家の基礎

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家の基礎工事をする目的

家の基礎工事は、建物の基礎をつくるための工事です。地盤が軟弱な場合は地盤の改良も必要ですし、状況に応じて基礎工事の前に「地盤改良工事」も行われます。

そして敷地図や配置図に沿って水平の位置や高さを決定し地盤の掘削、砕石を敷く、コンクリートを打つ、防湿シートを敷くといった流れで基礎の基礎を作り、その後に「配筋工事」と呼ばれる鉄筋を組む作業を行います。

コンクリートが固まった後は、さらに基礎の立ち上がり部分を水平にし、必要な養生期間を経て基礎を完成させます。

基礎工事の種類

家の基礎工事は、ベタ基礎、布基礎、独立基礎のほか、表層改良や柱状改良、鋼管杭など 「地盤改良+基礎工事」を行う工事の6つに分類できます。

ベタ基礎

「ベタ基礎」とは、家の土台の部分をコンクリートで覆い、面で支えるようにして基礎を作る工事を指します。家の基礎工事のほとんどは、この「ベタ基礎」が採用されており、施工のしやすさをはじめシロアリ対策にも優れた工法として知られています。

布基礎

「布基礎」は、住まいの外壁部分を加工用に壁や柱で中心を支える工事であり、コンクリートや鉄筋を使う量も少なく、基礎の軽量化するのに適した工法です。

独立基礎

「独立基礎」は、別名を独立フーチング基礎とも呼ばれ、独立して支えが必要な場合に使われる工法で、連続せず「スポット的」に使われる点に特徴があります。

表層改良+基礎工事

表層改良は土地の表面から2m以内の深さに軟弱な地盤がある場合、表面に固化材を混ぜて地盤を改良する工事のことで、地盤改良が出来上がった後に基礎工事を行います。

柱状改良+基礎工事

柱状改良は表面から2m〜8m以内の深さに軟弱な地盤がある場合、必要な箇所に柱上の建材を打ち込むか、セメントミルクや天然石を打ち込み土の密度を上げ、地盤を改良する工法です。

柱状改良ができた後に基礎工事を行いますが、柱状改良は建物の工法も含めて考え、ふさわしい支柱を打ち込んでいきます。

鋼管杭+基礎工事

鋼管杭は柱状改良よりさらに深い、8m以上の深さに軟弱な地盤がある場合に使われる工法です。湿地帯や地下水脈のある土地では、この工法を採用しており、強い地盤にまで鋼の杭を打ち込み、地盤の改良を行います(※ ここでも、鋼管杭後に基礎工事を行う)。

戸建て基礎工事の全行程(基礎工事の流れ)

ここでは、戸建て基礎工事の流れを説明します。

基礎工事の前段階|地盤調査

戸建ての基礎工事を行う前に、実施されるのが地盤調査です。前項で「地盤改良」について説明をしましたが、地盤改良の前に「強い地盤の層があるのか」調査する必要があります。

また地盤が緩い場合は、地盤改良工事を行い「基礎工事」のさらに基礎となる地盤を整えて行きます。

基礎工事の工程1|地縄をはる

地盤が出来上がったら、いよいよ基礎工事のスタートです。土地のなかで、どの部分に建物が建つのか分かるよう、縄やロープを使って目印を付けます。

基礎工事の工程2|堀削工事

次にパワーショベルなど重機を使って、基礎部分の土を掘り起こします。

基礎工事の工程3|砕石を敷く

掘った部分に砕石(=細かく砕いた石のこと)を敷いた後、地面を転圧し地盤の強度を上げます。

基礎工事の工程4|防湿シートを敷く

砕石の上に、湿気対策として「防湿シート」を敷いていきます。

基礎工事の工程5|捨てコンクリートを流す

防湿シートの上に、印を付けるための捨てコンクリートを流し、コンクリートが乾いた後に基準線を引いていきます。

基礎工事の工程6|鉄筋を組む

コンクリートの上に、基礎をつくる鉄筋を組んでいきます。

基礎工事の工程7|基礎の型枠を組む

基礎の型枠を組みます(別名:配筋)、基礎の外周にも型枠を組みます。

基礎工事の工程8|基礎内部のコンクリートを打つ

組んだ型枠に、土台となるコンクリートを流し込みます。

基礎工事の工程9|仕上げ作業

コンクリートを養生し、強度が固まったタイミングで型枠を外します。そして、不要なコンクリートを取り除いたあと、勝手口、土間、給湯器、水回りなどのコンクリートを必要に応じて打っていきます。

基礎工事の工程10|基礎の完成

ここまでの作業で、やっと建物の基礎が完成しました。作業のスピードにもよりますが、工程1〜10の完成まで「約1ヶ月〜1ヶ月半」の時間が掛かります。

まとめ|家の基礎工事とは、「住まいの土台」をつくる大切な作業!

家の基礎工事は、住まいの土台をつくる大切な作業です。基礎工事の目安は「約1ヶ月」です。基礎工事のスピードは速ければ良いという訳ではありません。住まいの強度、耐久性を高めるためにも、地盤調査から基礎工事までの作業は慎重に進めてください。

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